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2017.12.14

これからの「布」を考える展示、YCAMで開催中

Text by Takumi Funada

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YCAMで開催中の「布のデミウルゴス―人類にとって布とは何か?」は、西陣織の老舗である株式会社細尾とYCAMが中心となり、アーティストの古舘健や慶応義塾大学筧康明研究室らとともに進められてきた共同プロジェクトの成果発表だ。

今回の展示は、コンピュータープログラムや新規素材の導入実験により「糸」「織」と言った布の根源的な構成要素に新しい可能性と発想を与える「これからの布」と、美術家の吉田真一郎が収集し展示構成した大麻布群を参考作品として公開する「布の歴史」の二部構成。

12月15日から17日まで行われるYCAMオープンラボ2017「HELLO, YCAM!」では、同プロジェクトメンバーによるトークセッションも行われる(要申込)。

布のデミウルゴス―人類にとって布とは何か?