2019.01.17
彼女が木で作ったゴージャスな「アイアン・ジャイアント」の出来栄え
Genevieve Beeは小道具職人になることを夢見ているが、このプロジェクトがポートフォリオに加われば、彼女の道は自ずと開かれるだろう。彼女は、Maker Shareページでこのプロジェクトを紹介してくれた。気になった我々は、彼女のブログを見に行った。この木製アイアン・ジャイアントの出来栄えには息を呑んだ。
ブログでは、この非常に美しい作品について、じつに詳細に解説されている。製作工程がステップごとに丁寧に写真入りで紹介されているほか、その過程で彼女が学んだ事柄なども書かれている。
彼女が学んだことのなかでも興味深いのは、フォーム材を使ったプロトタイピングを早い時期に止めていることだ。同じ作業を繰り返すだけで、そこんはなんのメリットもないとわかったからだ。
フォーム材でいくつかのパーツを作ったところで、フォーム材と木材の性質がまったく異なるため、これから自分が作ろうとしているものの完成形を視覚化するという面では、まるで役に立たないことがわかりました。
もうひとつ、彼女は初めてフライス盤を使ったときのこともうれしそうに説明している。
フライス盤の使い方を教わったのですが、本当にすごかった! 今までこれを知らずに生きて来たなんて、めちゃくちゃくやしい。これを使った工作の精度と言ったら、まさに驚き。自分のイメージをどうやって実体化するかという私の考え方は、これによって完全に変わることになりました。これがなければ、プロジェクトはかなり困難なものとなり、完成させられたかどうかもわかりません。
フライス盤に出会って人生が大きく変わったとは言え、このプロジェクトには山ほどの手彫り作業が含まれている。そのプロセスを実感してもらうために、アイアン・ジャイアントの頭部の製作工程の写真を、ここにちょっとだけ並べておこう。彼女のブログでは、もっとたくさんの写真が見られる。
[原文]