Electronics

2009.10.09

研究目的の特許適用除外、"遊び"で作るなら問題なし

オープンソースの本土防衛非殺傷兵器 – DIY携帯型LED式無能力化装置: THE BEDAZZLERを発表したら、何人かの人から、次のような内容のメールやコメントをもらった。「特許製品だから、遊びであっても作ってはいけません!」とね。この問題は、自分で何かを作ろうとするときに、よく首をもたげる。いい機会だから、論議しておこう。まずは、ウィキペディアの “Research exemption” を一部引用しよう。

Electronics

2009.10.08

オープンソースの本土防衛非殺傷兵器 – DIY携帯型LED式無能力化装置: THE BEDAZZLER

Adafruitが初めて送り出す本土防衛用非殺傷兵器プロジェクト – “DIY携帯型LED式無能力化装置:THE BEDAZZLER”だ。国土安全保障省の100万ドルの “気分を悪くさせる懐中電灯” DAZZLERの発表会を見たあと、Adafruitは250ドル以下でこれを作ろうと決意した。そして今、ソースコードと回路図とプリント基板のファイルが公開された。

Science

2009.09.29

MIT学生のお金をかけずに宇宙で写真撮影プロジェクト

MITの学生が、市販されている普通の機材に最小限の改造を加えただけのシステムで宇宙の写真を撮影した。2009年9月2日、私たちは近宇宙にデジタルカメラを打ち上げ、地球の写真を撮影しました(”Flight” を参照のこと)。
同様の計画は、すでに多くのグループが成功を収めていますが( “Other Launches” を参照)、以下の点において、私たちは世界初であると言えます。
(1) 予算総額が150ドル。カメラ、GPS追跡装置、気象観測用風船、ヘリウムを含むすべての材料を、150ドル以下で揃えました。

Electronics

2009.09.16

文房具で作るトレビュシェット(投石器)

MAKEcation trebuchet にはエントリーしたいけど、材料が手に入らないって? なら、子供の机の中を引っかき回してみよう!Office Supply Trebuchet(オフィス小物のトレビュシェット) – これはBrandon Nが作った小さくて偉大なトレビュシェットだ。文房具だけで作られていて、ハニーローストピーナッツを6メートル飛ばすことができる。素晴らしい。作ってみたい人のために、彼はパーツリストも作ってくれた。鉛筆と輪ゴムを用意して、挑戦してみよう!
新学期セールで鉛筆も安くなってるんじゃないかな。

Crafts

2009.09.11

レーザーカッターで作ったアブサンスプーン

いいアブサンを1本手に入れた(じつは父の日の、ちょっと変わったプレゼント)。伝統的な飲み方は、アブサンドリップだ。数オンスのアブサンと冷水を角砂糖の上から少しずつ垂らして作る。

茶こしなどを使ってもできるが、スタイリッシュにやりたいなら、専用の道具を使う。アブサンスプーンだ。しかし、私はそう頻繁にこのカクテルを作るわけでもないので、買うのはもったいない。そこで、レーザーカッターでちょっとふざけてみようと思ったのだ。どこがふざけてるって? では説明しよう。

Electronics

2009.09.08

投石機の作り方 – Part 2:トリガーとリリース

今回の『投石機の作り方』では、投石機とバリスタと、トレビュシェット、トリガーとリリース、そしてこれらを操作するためのラッチ(掛け金)について解説する。
私は、投石機やトレビュシェットの作り方に関する相談を数多く受けているが、なかでも多いのが、トリガーの作り方だ。これは、とっても重要なポイントだ。
投石機は、作っても遊んでも楽しく、しかも勉強にもなるメカニズムだ。カタパルト、トレビュシェット、バリスタ、マゴネルなどなど、投石機は無数の名前で知られているが、いずれにおいても、投射体を投げ出すアームのリリース機構が、もっとも複雑な構造になっていることがわかるだろう。

Electronics

2009.09.03

投石機の作り方 – Part 1

投石機は楽しくて勉強になる技術の塊だ(私は、バネや重りや人の力で投射体を投げ出す方式の古来から伝わる射出兵器のことを投石機と呼んでいる)。単純にして複雑。繊細にして強力。これは、パソコンや旅客機のようなものとは違い、トレビュシェットやバリスタと呼ばれる投石機は、見ただけでその仕組みがわかるのだ。しかしその一方で、物理学や運動学が複雑に入り組んでいる。
投石を作るときのコツ:
古式に則りたいところだが、現代の素材を使うのもいい。

Crafts

2009.08.27

Make: Projects – ガラス瓶を切ってみよう

ガラス瓶を切る方法はいろいろある。冷たい水に突っ込んだり、燃料を染みこませた糸を巻いて火をつけたり、細い電熱線を使ったり、あるいはこれらを組み合わせたり。私もこうした方法はすべて試してみたけど、かならずうまくいくというワケではない。そこで今回紹介するのは、もっとも成功率が高かった方法だ。他の方法も試してみたいという方を、止めはしない。何事も経験だ。ガラス瓶はどこでも手に入るし、失敗してもリサイクルできる。
どの方法を使うにせよ、ガラス瓶を「切る」という表現は正しくない。

Crafts

2009.08.19

Make: Projects – 巨大スノーグローブを作ろう

直径20センチのスノーグローブなんていらねー、って言われるかなぁ。しかも、ブライアン・デ・パルマ監督の『スカーフェイス』のラストでアル・パチーノが銃を乱射するシーンのフィギュアが、どうしてスノーグローブになるのか疑問に思ってるかも。いやいや、キミはまだ、この本当の魅力を知らないのだ。
このプロジェクトは、どんな人間でも人生のある時点で、この “say-hello-to-my-little-friend” スノーグローブに心癒されるときがかならず来ると、ボク自身が心底、本気で感じたことからスタートした。

Electronics

2009.08.19

カード型LED電流制限抵抗計算尺

これは頭がいい! お財布に入る LED 電流制限抵抗計算尺だ! EMSLより。
訳者から:使用する電圧(Vcc)とLEDの順電圧(Vf)から抵抗にかかる電圧(Vr)を算出(ここは単純な引き算)して、VrとLEDの消費電流(I)から抵抗値が得られる。さらに、VrとIから定格電力もわかる仕組みになってる。アナログなところがいいね。