Electronics

2014.05.21

Arduino Zero登場

Arduino Zero表側

Arduino Zero裏側

Massimo BanziがMakerConの基調講演でほのめかしていたとおり、Arduinoは最新ボード、Arduino Zeroを発表した。

見かけはArduino Leonardoとよく似ているが、じつはぜんぜん違う。32ビットのARM Cortex M0+コアのAtmel SAMD21を搭載し、これまで8ビットのボートと比べて格段に速い48MHz駆動となり、性能も向上した。

Electronics

2014.05.13

3DプリントしたスマートウォッチでArduino Challenge賞 ─ Maker Faire Romeへ

Arduino互換の頭脳を持ち、Bluetooth LEに対応し、3Dプリンターでケースを作ったオープンソースの腕時計。Jonathan Cookが開発しBLEスマートウォッチは、MAKEのArduino Challengeで優勝し、今秋開かれるMaker Faire Romeの出展が決まった。

この腕時計は、Cookが9カ月間かけて開発しているBLEウォッチの最終イテレーション版だ。日時の表示に加えて、スマートウォッチなら備えていて欲しい機能、電子メール、Facebookのお知らせ、Twitterの更新にも対応している。

Electronics

2014.05.09

DIY携帯電話PiPhone

今月の初めのRaspberry Pi Compute Moduleの発表を聞いた私たちMAKEチームは、それにどんなインパクトがあるかを話し合った。ひとつ考えられるのは、カメラや携帯電話やノートパソコンといったDIY電子機器を盛り上げるのではないかということだ。

Compute Moduleがなくても、ソフトウェアエンジニアでRaspberry Piの熱烈なファンであるDave Huntは、Raspberry Piベースの携帯電話をすでに開発して一歩先を行っている。

Electronics

2014.05.07

懐かしのゲーム機に敬意を表したRaspberry Piケース

Raspberry Piを使ったプロジェクトを行っている人なら、ちょうどいいケースが足りないことを感じているだろう。その証拠に、Redditでは、Raspberry Piのエンクロージャーに関する話題がかなり盛り上がっている。私も、Raspberry Piユーザーとして、いろんなケースを見てきたが、上の写真のやつには目が止まった。Thingiverseのユーザー、tastic007が作ったRaspberry Pi用NinTasticケースだ。あの懐かしのNintendo Entertainment Systemを模している。

Electronics

2014.05.01

Raspberry Piにシャットダウンボタンを追加する方法

電源を切る前にターミナルを起動して”shutdown”するのは面倒ですよね。penkobaさんは電源ボタンの働きをするプッシュスイッチとPythonスクリプトを作って、指一本でシャットダウンできるようにした模様。

Raspberry Pi にシャットダウンボタンをつける

ThinTubeさんは、上記のページを参考にして「長押し」すると正しくシャットダウンするスクリプトを公開しています。上の動画はそのデモ。

Raspberry Piにshutdownスイッチ追加

みんなの使いこなし情報が増えていってますね。

Electronics

2014.04.28

TIのSensorTagがiBeacon対応に

SensorTagはiOSデベロッパー向けのBluetooth LE開発キットだ。

TI SensorTagの記事(英語)は前にも書いたが、これはBluetoothアクセサリーのプロトタイピングを行うスマートフォン用アクセサリーの開発者の生活を、うんと楽にしてくれるハードウェアだ。今でこそ、MetaWearのような類似の、より柔軟性の高いボードが現れるようになったが、SensorTagはその元祖であり、とくに価格面で非常にパワフルなハードだ。

Electronics

2014.04.24

スマホ直結型Arduino互換基板PocketDuino

昨年の夏「ポケットに入るArduino開発環境」として紹介したPhysicaloidプロジェクトのハードウエア”PocketDuino”がもうすぐ手に入るかもしれない。INDIEGOGOでキャンペーンが進行中だ。

PocketDuino – Innovation from your pocket

PocketDuinoは3cm四方の小さなArduino互換基板。マイクロUSBプラグがついていて、Androidスマートフォンに直接つなぐことができる。

Electronics

2014.04.23

MetaWearでウェアラブルが新たなブームとなるか?

AndroidとiOS開発者向けに作られたMetaWareは、小さくて低電力で、Bluetooth LEを搭載している。でも本当に面白い部分はそこじゃない……

次なる大ブームはウェアラブルだと、私が技術系の仕事に就いたときからずっと言われている。しかし、その予測はさらに大きな声で、頻繁に叫ばれるようになってきた。そして、ウェアラブル市場を睨んだマイクロコントローラープラットフォームがどんどん増えている。

何が次なる大ブームになるかを決める要素は、(少なくとも通常は)技術の成熟度にあると私は思っている。

Electronics

2014.04.21

DIY人工衛星の今と未来

人工衛星を自由飛行させて、方向の認識と制御、地上との交信、軌道上でリアルタイムで複雑な計算を行うのに必要な技術の価格と重量とエネルギーが大幅に下落したことで、より多くの人が宇宙にアクセスできるようになってきた。

DIY人工衛星作りが新時代の夜明けを迎えられたのは、シリコンバレーのNASA Ames Research Center が PhoneSatを完成させたことが大きく貢献している。PhoneSatは、その名前から想像できるとおり、スマートフォンの部品とソフトウェアから作られた航空電子工学バスだ。

Electronics

2014.04.18

Raspberry Piから小型のコンピューターモジュールが登場

SODIMMサイズの新しいRaspberry Pi Compute Module(左)と、これでも十分に小さいRaspberry Pi Model B(右)。

ケンブリッジのRaspberry Pi財団は、新製品Raspberry Pi Compute Moduleを発表した。これは、Raspberry Piを自作の回路のコアに使いたいという人向けだ。Compute ModuleはPiの頭脳だ。RAMと4GBのeMMCフラッシュメモリーを搭載している。DDR2 SODIMMコネクターでボードに接続できる。