Electronics

2014.03.24

無線ICタグでゴーカートをマリオカートに

任天堂のマリオカートを長年プレイしてきた私は、昨日、SXSW Gaming Expoの会場でものすごく懐かしいものを見た。PenzoilがMario Kart: Reimagined(マリオカート再考)という展示を行っていたのだ。ゴーカートコースなのだが、ドライバーがマリオカートのキャラクターになれるというものだ。

ゲームと同じように、コース上にはスピードブースターなどのパワーアップアイテムが置かれている(スピードが落ちるアイテムもある)。このシステムは、無線ICタグとセンサーで構成されている。

Electronics

2014.03.20

Raspberry Piの8つの注目アドオン

Piの能力をもっと引き出したい? Raspberry Pi用のアドオン、周辺機器、エンクロージャーなどを紹介しよう。(日本語版編注:日本で販売されている製品もあります。製品名で検索してみてください。)

Raspberry Pi Camera Board
$30 makershed.com, #MKRPI3

Raspberry Pi財団の公式カメラボードでRaspberry Piに視覚を与えよう。この小さなデバイスを専用のカメラシリアル・インターフェイスで接続すると、5メガピクセルの静止画像または1080pのビデオ映像をプロセッサーに直接送れるようになる。

Electronics

2014.03.12

iPhoneをペットに変えるジャケット型デバイス

“nubo”はiPhone(5/5s/5c)に装着するハードウェアとアプリからなるプロジェクト。小動物(ハムスター?)の形をしたインターフェイスで新しいスマホ体験を生み出す試みだ。ハードウェアにはモーターとBluetooth Low Energy(BLE)インタフェイスが内蔵されていて、アプリから手(前足?)の動きをコントロールできる。画面上のインタラクションだけでなく、ペットらしい体の動きを表現できるわけだ。

腕に覚えのある人なら、オリジナルのアプリを開発したいと思うかもしれない。

Electronics

2014.03.11

TIから20ドルのIoT用LaunchPadボード登場

テキサスインスツルメントは、開発評価用ボード、LaunchPadシリーズの新製品、Tiva C Series TM4C1294 Connected LaunchPadを発表した。これはモノのインターネット(Internet of Things)のために作られたボードだ。120MHz 32-bit ARM Cortex-M4 CPUをベースに、Ethernetを内蔵し、シリアル、PWM、アナログ入力、I2C、クラウドベースのアプリケーションプラットフォーム、Exositeといった、マイクロコントローラーに期待される一応の機能が搭載されている。

Electronics

2014.03.10

OpenKnit:オープンソースのニット編み機

編み棒で繰り出された毛糸があらかじめ決められたデザインの形に変化していく手編みの手法は、いろいろな意味で3Dプリントの基本になっているように見える。アーティストでデザイナーのGerard Rubioが、Mar CanetやVarvara Guljajevaを作ったKniticの力を借りて、Arduinoベースのオープンソース自動編み機、OpenKnitを開発したというのは、自然な流れだろう。

 

OpenKnitはオープンソースで低コスト(550ユーロ以下)のデジタル・ファブリケーションツールです。

Electronics

2014.03.07

Eben Uptonに聞くRaspberry Piに関する10の質問

Raspberry Piの2歳の誕生日を祝って、私はRaspberry Pi財団創設者で元理事のEben Uptonにインタビューを行った。
—Stett Holbrook(MAKEシニアエディター)

この2年間で、Raspberry Piの教育活動にどんな変化がありましたか? また、どれだけ成功していますか?

じつに面白い質問だね。どれだけ成功したかと2年前に聞かれていたら、出荷台数を答えていたでしょう。製品の商業的な成功について語っていたと思います。

Electronics

2014.03.06

HOゲージ模型のパンタグラフをリアルに動かす

いい動きです。マイコンで小さなサーボを動かして、鉄道模型のパンタグラフを上げ下げしてます。電源部に電気二重層コンデンサがあり、給電が途切れている状態でも数回動作するらしい。動画をよく見ると機構もわかりますね。最後にパンタが上がったときのビヨンビヨンっていう動きも再生されます。

Electronics

2014.03.06

インタラクティブな子どもの本『The Belly Button』テスト中

私の中には、おもちゃと子どもの本のための特別な場所がある。子どものころに大切だった部分だが、今でもプロジェクトに大きな影響を与えてくれる。

私はインタラクティブな子どもの本『The Belly Button』(訳注:「おへそ」という意味)と、いくつかのワイヤレスおもちゃを作った。これを使って、好奇心の強い子どもたちは、自分の部屋で物語に命を吹き込むことができる。読者(または本を読んでもらっている子ども)は、本のページを飛び出して物語のパーツを作ることができる。子どもはおへそにおもちゃのボタンを取り付ける。

Electronics

2014.03.03

モノのインターネットを理解したければ、「チョコレート」を考えるべし

私たちは昨年、QualcommのAlljoynイニシアチブやThe Thing Systemの流れに乗って、開発者たちに“モノのインターネット”をハックしてもらうためのオープンプラットフォームの創設に乗り出した。私たちが目指すのは、もっと楽しく、簡単で、より人々の興味をひくものだ(IFTTTのようなものだが、これはデバイスとアプリのためのもの)。これを使って開発者は、デバイス同士をつないで、それまで気がつかなかった新しい価値を発見し、生活をより便利にするアプリの世界を構築できる。

Electronics

2014.02.28

Making Fun:ミッションコントロール学習机

上の息子が学校に通うようになり、宿題をするための学習机が必要になった。私は、ただ天板と脚だけのシンプルなものではなく、もっとナイスな机を作ろうと考えた。宿題が終わったときのご褒美として、何か楽しい仕掛けも組み込んでやりたい。去年の夏にケネディー宇宙センターを見学しに行った私と2人の息子は、いまだに宇宙旅行の感覚が抜けない。そこでこの机プロジェクトは、NASAをテーマにすることにした。私はアポロ計画やNASAの管制センターについて調べ、それらを元に、なんとなくコンソールをデザインを製作した。