Electronics

2014.03.11

TIから20ドルのIoT用LaunchPadボード登場

テキサスインスツルメントは、開発評価用ボード、LaunchPadシリーズの新製品、Tiva C Series TM4C1294 Connected LaunchPadを発表した。これはモノのインターネット(Internet of Things)のために作られたボードだ。120MHz 32-bit ARM Cortex-M4 CPUをベースに、Ethernetを内蔵し、シリアル、PWM、アナログ入力、I2C、クラウドベースのアプリケーションプラットフォーム、Exositeといった、マイクロコントローラーに期待される一応の機能が搭載されている。

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2014.03.10

OpenKnit:オープンソースのニット編み機

編み棒で繰り出された毛糸があらかじめ決められたデザインの形に変化していく手編みの手法は、いろいろな意味で3Dプリントの基本になっているように見える。アーティストでデザイナーのGerard Rubioが、Mar CanetやVarvara Guljajevaを作ったKniticの力を借りて、Arduinoベースのオープンソース自動編み機、OpenKnitを開発したというのは、自然な流れだろう。

 

OpenKnitはオープンソースで低コスト(550ユーロ以下)のデジタル・ファブリケーションツールです。

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2014.03.07

Eben Uptonに聞くRaspberry Piに関する10の質問

Raspberry Piの2歳の誕生日を祝って、私はRaspberry Pi財団創設者で元理事のEben Uptonにインタビューを行った。
—Stett Holbrook(MAKEシニアエディター)

この2年間で、Raspberry Piの教育活動にどんな変化がありましたか? また、どれだけ成功していますか?

じつに面白い質問だね。どれだけ成功したかと2年前に聞かれていたら、出荷台数を答えていたでしょう。製品の商業的な成功について語っていたと思います。

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2014.03.06

HOゲージ模型のパンタグラフをリアルに動かす

いい動きです。マイコンで小さなサーボを動かして、鉄道模型のパンタグラフを上げ下げしてます。電源部に電気二重層コンデンサがあり、給電が途切れている状態でも数回動作するらしい。動画をよく見ると機構もわかりますね。最後にパンタが上がったときのビヨンビヨンっていう動きも再生されます。

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2014.03.06

インタラクティブな子どもの本『The Belly Button』テスト中

私の中には、おもちゃと子どもの本のための特別な場所がある。子どものころに大切だった部分だが、今でもプロジェクトに大きな影響を与えてくれる。

私はインタラクティブな子どもの本『The Belly Button』(訳注:「おへそ」という意味)と、いくつかのワイヤレスおもちゃを作った。これを使って、好奇心の強い子どもたちは、自分の部屋で物語に命を吹き込むことができる。読者(または本を読んでもらっている子ども)は、本のページを飛び出して物語のパーツを作ることができる。子どもはおへそにおもちゃのボタンを取り付ける。

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2014.03.03

モノのインターネットを理解したければ、「チョコレート」を考えるべし

私たちは昨年、QualcommのAlljoynイニシアチブやThe Thing Systemの流れに乗って、開発者たちに“モノのインターネット”をハックしてもらうためのオープンプラットフォームの創設に乗り出した。私たちが目指すのは、もっと楽しく、簡単で、より人々の興味をひくものだ(IFTTTのようなものだが、これはデバイスとアプリのためのもの)。これを使って開発者は、デバイス同士をつないで、それまで気がつかなかった新しい価値を発見し、生活をより便利にするアプリの世界を構築できる。

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2014.02.28

Making Fun:ミッションコントロール学習机

上の息子が学校に通うようになり、宿題をするための学習机が必要になった。私は、ただ天板と脚だけのシンプルなものではなく、もっとナイスな机を作ろうと考えた。宿題が終わったときのご褒美として、何か楽しい仕掛けも組み込んでやりたい。去年の夏にケネディー宇宙センターを見学しに行った私と2人の息子は、いまだに宇宙旅行の感覚が抜けない。そこでこの机プロジェクトは、NASAをテーマにすることにした。私はアポロ計画やNASAの管制センターについて調べ、それらを元に、なんとなくコンソールをデザインを製作した。

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2014.02.27

ベアメタルで遊ぶRaspberry Pi

ITの世界で「ベアメタル」といったら、コンピュータをOS無しで動かす、という意味。ハードウェアに直接アクセスすることで、プロセッサの性能を追求したり、深いレベルでプログラミングを学ぶことができます。

シンプルなRaspberry Piはベアメタルコンピューティング向きなハードウェア。公式サイトには専用のサブフォーラムも開設されています。Googleで”baremetal raspberry pi”を検索するといろんな事例が見つかるはず。日本語の情報は潤沢とは言えませんが、状況は変化しつつあります。

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2014.02.26

3Dプリンターでおもちゃをカスタマイズする店内工場

PieceMakerのCEO、Arden Rosenblattと彼の3Dプリンターを使った“店内工場”。Toy Fair New Yorkにて。写真:Kathy Ceceri

ニューヨークで開かれた今年のToy Fairに3Dプリンターが登場した。そう、MakerBotが初めて、Toy Faireに出展したのだ。ロボットやテクノロジー系おもちゃのメーカーに囲まれた3階の展示場で、MakerBotはおもちゃメーカーに彼らの技術を売り込んでいた。

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2014.02.25

初めてのArduinoプロジェクト:学ぶということを学んだ

これは、私同様、Maker初心者で、Arduinoを使って何かを作りたいと考えているみなさんのための記事だ。少し大変そうだと感じるかも知れない。自分には習得は無理だと思うかもしれない。マイクロコントローラーとプログラミングとデザイン(設計)の世界はほとんど知らないという人は、私だけではないはずだ。ルーキーである私は、手を付けるまで怖かった。私が言いたいのはそこだ。これを読まれている間、私が物理的な装置を作った経験がほどんどない人間であることを忘れないでいただきたい。そんな私が実行した。その理由を説明しよう。