Electronics

2014.07.11

自転車用レーダー「ikubu」の開発裏話

これが市場調査というものだ。Franz Struwigは、後ろから来た車に引っ掛けられるのを恐れて車道の反対側を自転車で走る男に出会った。南アフリカのステレンブーシュでレーダー装置のスタートアップ、iKubuの創設者でありマネージングディレクターを務めるStruwigは、そこに彼らの製品のニーズがあると感じた。

そうして生まれたのがBacktrackerだ。ハッキング可能な自転車用後方レーダーだ。オープンなAPIを使い、現在クラウドファンディング中だ。

Electronics

2014.07.10

部品点数6926個! トランジスタでコンピュータを作るキット

新型CPUが発売されると、「トランジスタ何億個相当」などという説明をよく聞きます。
それを聞くたびに、いつかはトランジスタだけでコンピュータを作ってみたいと思っていました。

高山さんはICを一切使わずに、3本足のトランジスタだけでコンピュータを作った。ICのように見える集合抵抗なども使っていないという。動画を見ると、高密度にリード部品が並んでいるのがわかる。完成したコンピュータの仕様は次のとおり。

Electronics

2014.07.07

スマホの写真をブラウザ経由で無線転送して表示する、ライトイルミネーションオブジェを「FlashAir」で作る

コンピュータのウェブブラウザからアップロードした写真が表示されている様子、写真に写っているビワのオレンジ色に作品が光っている

「ライトイルミネーション」オブジェの動作の様子と内部構造を動画にした。コンピュータのウェブブラウザ上の写真が作品で表示されていることがわかる。

無線技術をもっと気軽に使ってみよう

東芝の「FlashAir」は、無線LAN機能とマイコンを内蔵したSDカード。デジカメで撮影した写真をパソコンやスマートフォンへ無線で転送するのに便利なカードで、内部ではウェブサーバが動作している。

Science

2014.07.04

Making Fun:子ども部屋の宇宙船

私が長男の部屋にミッションコントロール・デスク(日本語版記事)を作っていたとき、私たちは、それがコントロールする宇宙船も必要だと気がついた。そしてこの4カ月間で、暇を見つけては、次男の部屋に宇宙船を作ってやった。それにはコントロールパネルがあり、さまざまな面白いディスプレイがあり、いろいろな宇宙サウンドが響く。メインエンジンと姿勢制御スラスターを操作するためのジョイスティックを動かすと、光ったり音が鳴ったりする。ペイロードベイにはモーター式のハッチが付いていて、中にはロボットアームがあり、ビデオを見ながら遠隔操作して荷物を動かすことができる。

Electronics

2014.06.24

Skatebow:古いスケボーを洋弓に再生

最初のSkatebowを手にするMichael。

スケートボードは、心の奥底で、本当に弓になることを望んでいるのだろうか。それを知る由はない。彼らには、それを選ぶこともできない。

これはMike OReillyの言葉だ。なんのことかわからない人のために言っておくが、彼はスケートボードを弓に作り直したのだ。今もまだ、スケートボードを弓に作り変えるための最良の方法を探っているところだが、今のところは、なかなかいい感じでできている。

私は一冬をかけて、スケートボードのデッキの彎曲を利用した弓のデザインを考えてき。

Electronics

2014.06.18

グラント・イマハラのロボットに使えるお気に入り部品10点

長年作ってきたものを振り返ってみると、何度も何度も使っているものがあることに気づく。レゴのブロックみたいな感じだ。ここにそのトップ10を紹介しよう。それを何度も使ってる理由もね。

1. シャフトキー:そう、セットスクリューは歯車やホイールを固定してくれるけど、負荷が大きくなれば空回りすることもある。しかし、シャフトキーを使えば絶対に空回りしない。

2. シャフトカラー:シャフトキーとシャフトカラーの両方を使えば、セットスクリューが完全に抜け落ちちゃっても大丈夫。

Electronics

2014.06.17

Cylon.js ─ ロボットやロケットをJavaScriptで作る

Ron EvansとAdrian Zankichは、Maker Faire Bay Area 2014のMake: エレクトロニクスステージでCylon.jsの紹介を行った。

マイクロコントローラーでLEDを点滅させるために、詳しいマイクロコントローラーの知識と1週間の時間が必要だった、なんていう時代があった。しかし、Arduinoの登場で状況は変わった。でも、たとえArduinoを使ったとしても、思いのままに身の回りの物をハックできるわけではない。とくにネットワーク関連は難しい。

Electronics

2014.06.16

DARPA Robotics Challengeを目指してロボットを自宅ガレージで製作中

フルスケール人型ロボットWATSON

2005年に初めての二足歩行ロボットを作ってから、私はフルサイズの人型ロボットを作るのが夢だった。残念なことに、当時はキットもなく、安定して二足歩行ができるロボットを作ることは大変に難しかった。小さなロボットでも、安定性、制御、電力消費、メカニズムの問題があり、サイズを大きくすれば、安定性の問題とコストもスケールアップするという具合だった。

今日の小型の二足歩行ロボット(身長20センチから45センチ程度のもの)は400ドルから2000ドルで売られている。