Science

2014.07.04

Making Fun:子ども部屋の宇宙船

私が長男の部屋にミッションコントロール・デスク(日本語版記事)を作っていたとき、私たちは、それがコントロールする宇宙船も必要だと気がついた。そしてこの4カ月間で、暇を見つけては、次男の部屋に宇宙船を作ってやった。それにはコントロールパネルがあり、さまざまな面白いディスプレイがあり、いろいろな宇宙サウンドが響く。メインエンジンと姿勢制御スラスターを操作するためのジョイスティックを動かすと、光ったり音が鳴ったりする。ペイロードベイにはモーター式のハッチが付いていて、中にはロボットアームがあり、ビデオを見ながら遠隔操作して荷物を動かすことができる。

Electronics

2014.06.24

Skatebow:古いスケボーを洋弓に再生

最初のSkatebowを手にするMichael。

スケートボードは、心の奥底で、本当に弓になることを望んでいるのだろうか。それを知る由はない。彼らには、それを選ぶこともできない。

これはMike OReillyの言葉だ。なんのことかわからない人のために言っておくが、彼はスケートボードを弓に作り直したのだ。今もまだ、スケートボードを弓に作り変えるための最良の方法を探っているところだが、今のところは、なかなかいい感じでできている。

私は一冬をかけて、スケートボードのデッキの彎曲を利用した弓のデザインを考えてき。

Electronics

2014.06.18

グラント・イマハラのロボットに使えるお気に入り部品10点

長年作ってきたものを振り返ってみると、何度も何度も使っているものがあることに気づく。レゴのブロックみたいな感じだ。ここにそのトップ10を紹介しよう。それを何度も使ってる理由もね。

1. シャフトキー:そう、セットスクリューは歯車やホイールを固定してくれるけど、負荷が大きくなれば空回りすることもある。しかし、シャフトキーを使えば絶対に空回りしない。

2. シャフトカラー:シャフトキーとシャフトカラーの両方を使えば、セットスクリューが完全に抜け落ちちゃっても大丈夫。

Electronics

2014.06.17

Cylon.js ─ ロボットやロケットをJavaScriptで作る

Ron EvansとAdrian Zankichは、Maker Faire Bay Area 2014のMake: エレクトロニクスステージでCylon.jsの紹介を行った。

マイクロコントローラーでLEDを点滅させるために、詳しいマイクロコントローラーの知識と1週間の時間が必要だった、なんていう時代があった。しかし、Arduinoの登場で状況は変わった。でも、たとえArduinoを使ったとしても、思いのままに身の回りの物をハックできるわけではない。とくにネットワーク関連は難しい。

Electronics

2014.06.16

DARPA Robotics Challengeを目指してロボットを自宅ガレージで製作中

フルスケール人型ロボットWATSON

2005年に初めての二足歩行ロボットを作ってから、私はフルサイズの人型ロボットを作るのが夢だった。残念なことに、当時はキットもなく、安定して二足歩行ができるロボットを作ることは大変に難しかった。小さなロボットでも、安定性、制御、電力消費、メカニズムの問題があり、サイズを大きくすれば、安定性の問題とコストもスケールアップするという具合だった。

今日の小型の二足歩行ロボット(身長20センチから45センチ程度のもの)は400ドルから2000ドルで売られている。

Electronics

2014.06.13

無線のウェブサーバとしても使えるSDカード「FlashAir」

(7月7日追記:FlashAirを使った作例紹介記事「スマホの写真をブラウザ経由で無線転送して表示する、ライトイルミネーションオブジェを「FlashAir」で作る」もぜひどうぞ)

「FlashAir」は無線のウェブサーバが動いているSDカード

スマートフォンのカメラは高性能化が著しいが、ズームやマクロを用いた撮影や夜間の撮影なら、まだまだデジカメだ、という人も多いのではないだろうか。その場でSNSでシェアしたいという向きには無線LAN内蔵のデジカメが便利である。

Electronics

2014.06.12

サーボモーターを簡単にするコントローラー

サーボモーターを簡単に使えるようにするモジュールを仙台のProject Dressが提案している。「超小型サーボモーターコントロールユニット」に電源(5V)と市販のサーボーモーターを接続し、可変抵抗器を使って、角度を2つセットする。そうすると、オンオフの信号だけで、その2点間を往復する制御が可能になる。たとえば、上の動画のように、ドアのロック機構(サムターン)を90度回すメカを簡単に実現できるというわけだ。シンプルな制御をシンプルに実現したいときに役立ちそうなコントローラーである。

Fabrication

2014.06.09

ローコストハウジングの時代

ラベリングを除いて、従来どおりの工法のように見えるけど、Homebuiltの住宅は違う。

低所得者層向けのプレハブ住宅を買おうとすると、あれこれ困難がつきまとう。住宅の価格は安いが、そのために資金を調達しにくい。住宅の直接の価値が低いので保険がかけられない。通常の工法で建てられた家は、所有者に長期にわたる価値を与えるが、プレハブ住宅は所有者を下向きスパイラルに陥れる。Dennis Michaudはそこに納得がいかず、何とかしたかった。その結果として生まれたのが、法規制に準拠した手作り住宅キットの会社、Homebuiltだ。