Fabrication

2009.12.01

CupCake CNCを作る — Part 2: 箱から出す

私はCupCake CNC Deluxe KitをMakerBot Industriesから購入した。この機械はバッチ 8のものだ。シリアルナンバーは000305。今後のバッチでは、多少の改良が加えられる可能性があるから、この記事がそっくりそのまま組み立てガイドになるとは限らない。このバージョンのキットに関してMakerBot Industriesは次のように話している。このキットにはMakerBot CNCの組み立てと、DIYデジタル工作の入門に必要なすべてが入っています。

Fabrication

2009.11.27

CupCake CNCを作る — Part 1: 序章と経緯

金物屋へちょっと買い物に出て帰ってくると、玄関に、何のマークもない大きな段ボール箱が置いてあった。私はMaker Shedでクールなものを発見するとすぐ買う癖があるので、留守中に荷物が届くのは珍しいことではないが、この箱はいつもよりデカイ。
おお、これはMakerBot IndustriesのCupCake CNC kitじゃないか! 数週間前に注文したまま、すっかり忘れていた(本当に物忘れが激しくて困る)。

こうして冒険が始まった! 私は、このMakerBotとの創造的な体験の報告を書き込んでいこうと思う。

Electronics

2009.11.26

リモコン式ボーリングボール

たったの1500ドルで、あなたもリモコン式ボーリングボールを持てる! これ、改造してみたくなるね。透明なボールの中にLEDを仕込んでみたい。そんなに複雑そうじゃないし。まあ、LEDを仕込んだからってパーフェクトが出せるわけじゃないけど。
– Marc de Vinck
訳者から:障害のある子供でもボーリングが楽しめるようにと開発された製品だそうだ。大人のインチキ用じゃない。

Electronics

2009.11.11

28メートル落ちても平気で走り回るゴキブリ型ロボット

カリフォルニア大学バークレイ校のBiomimetics Labは、ゴキブリにヒントを得て、ポリマーでラミネート加工したボール紙をレーザーカッターで切り抜き製作したロボット、DASH(Dynamic Autonomous Sprawled Hexapod : 動的自律型足広げてバタバタ走り回る式の6足歩行)を製作した。速く走ることができ、28メートルの高さから落ちても壊れることなく、そのまま走り続ける。
<!–MAKE magazineより:

<!–MAKE Volume 19(英語版)は「Robots, Rovers, and Drones」特集。

Electronics

2009.10.29

MITの屋内型レーザー誘導ヘリコプター

MIT MAVチームによるMicro Aerial Vehicle(UAVに似ているが、もっと小さい)の驚きのビデオだ。ボクがいちばん気に入っているのは、2Dレーザー距離センサーを使って周囲の環境をマッピングする部分だ。距離センサーは左右の水平距離を測るだけだが、サーボを使う代わりに、ヘリ全体が上下することで、そのデータから部屋の完全な3Dモデルが作られる。それをもとにヘリコプターをナビゲートするわけだ。これを使えば、従来のGPSでは不可能だった屋内のナビゲーションが可能になる。

Electronics

2009.10.08

歯みがきロボットコンテスト

福井県歯科医師会の発案のもと開催されている歯みがきロボットコンテストが今年も開催されます。開催日は11月8日。「いい歯」の日です。小学生などが参加するリモコン部門と、自動制御による自律ロボット部門があり、現在エントリー受付中。
上の動画は去年の第2回コンテストの様子。越前大仏の大仏殿で執り行われています。「デンタル」の語源は、お釈迦様も使った木の歯ブラシ(楊枝)を表すサンスクリット語「ダンタ・カーシュタ」であることを、この動画で知りました。

Fabrication

2009.10.07

Beetleborg – 虫ボーグの群れが街を襲う?

昆虫と機械のハイブリッド、虫サイボーグの開発が、アメリカ軍の研究所で数年前から進められている。現在、カリフォルニア大学バークレー校の電気技術者たちが、埋め込み可能な無線神経刺激装置を開発し、かなりの精度でコントロールが可能になっている。ここでは、カブトムシの飛行を操っている。Neurophilosophyのブログから引用しよう。
電気的に制御可能な昆虫は軍事利用が可能だ。偵察用の超小型の飛行機として、または、人間や地上移動型ロボットでは配達困難な場所に小さな荷物を届ける手段として利用できる。

Electronics

2009.09.16

Phasma – 昆虫ロボット

Takramがデザインした昆虫ロボットは、昆虫の形ではなく、動きを真似たものだ。ビデオではわかりづらいが、ウェブサイトでは三脚歩行法について詳しく解説されている。片側2脚と反対側1脚の計3脚が常に地面に付いているという形だ。前進するときは、浮いている3本が前に出て着地し、前に地面に付いていた3本が浮き上がる。いつも少なくとも3本の脚で立っていることになるので、安定した状態で素早く動き回ることが可能となる。このプロジェクトはスタンフォード大学のSPRAWLロボットからヒントを得ている。