Science

2008.03.11

クレイトロニクス – ナノレベルのロボットデザイン

Claytronics(クレイトロニクス)、またはProgramable matter(プログラム可能な物質)と呼ばれるものを知っている人もいるだろう。ナノスケールのロボットを粒子として使って物の形を再現する手法だ。
カーネギーメロン大学の研究者たちは、クレイトロニクスの基礎となりうるロボットのデザインをいくつか発表している。次のようなものだ。
扁平なCatomによる、部品を動かさずに動きを表現するコンセプトのテストと、組み合わされたモジュラーロボットの連携動作を生むフォースエフェクタの設計
モジュラーロボット同士の結合と分離を行う新システム、静電ラッチのモデル。

Electronics

2008.03.10

Readybotでキッチンぴかぴか

食洗機なんてもう古い。これからはReadybotだ! 食器を洗うだけじゃない。キッチン全体をきれいに掃除してくれるんだ。給料を払う必要もない。早くこんなロボットが実用化されないかな。だって、今すぐウチで必要なんだから! – Link
– Marc de Vinck
訳者から:優秀なロボットができれば、全自動なんとかみたいに半端なコンピューター制御家電は必要なくなるだろうね。だって、普通にスポンジで皿を洗って、タライで洗濯して庭で干す……とプログラムすればいいんだから。

Science

2008.02.14

"ルーク"アーム

IEEE Spectrumの驚きのビデオだ。Dean KamenのDEKKAグループが開発した新しいロボット義手が公開されている。スター・ウォーズのルーク・スカイウォーカーが使っていた義手に影響されたそうな。- Link
関連:
Dean Kamen の “Luke Arm”義手は臨床試験が間近(英語)- Link
– Phillip Torrone
編集から:Dean Kamenは、 セグウェイの開発者として有名ですが、他にもiBotと呼ばれるジャイロ内蔵で高さを変えることもできる車椅子なども開発しています。

Electronics

2008.02.04

見よ! これがKlötzchenbefördererだ!

HackedGadgetsに、この美しくもすばらしいレゴのメカニズムが紹介された。:
superbird28が製作したこの”LEGO NTX 組み立てラインシステム”にはほとんど説明がないが、ビデオを見れば、これが何をするモノか、どういう仕組みになっているのかがなんとなくわかってくる。メカニズムのタイミングがすごい。もし全体を銀色のスプレーで塗ってしまったら、たぶん実際に工場で稼働している機械だと思ってしまうだろう。

Electronics

2008.01.10

パイプロボット。でもパイプは吸わない

Jeff Terrellが作ったこのロボットは、塩ビパイプで作られている。頭は左右に180度回転し、しゃべると口の下の赤い LED が点滅する仕掛け。頭にはビデオカメラが内蔵されていて、映像によるトラッキングができる。コイツの頭がすごく良かったら、塩ビパイプだけに下水道の中へ自分探しの旅に出ちゃうかも。そうなりませんように。
My Robot Project(英語)- Link[via]
– Jonah Brucker-Cohen
訳者から:20年間ロボット工学に携わってきたJeffは、最近やっと本当に役に立つロボットが作れる環境になってきたけど、一人では大変だから、だれか一緒にやらない? と呼びかけている。

Electronics

2007.12.27

HOW TO – 歯ブラシで作ろう! Bristlebot

Evil Mad Scientist Laboratoriesは、かわいいBristlebot(もさもさロボット)を完成させた! 同サイトより –
BristleBotは小さくてシンプルな、信念を持ったロボットだ。材料? 歯ブラシ1本、電池、ポケベル用モーターだけ。で、どうなの? 最高に楽しい。 BristleBotは、楽しいVibrobot、つまり振動モーター(偏芯モーター)1つで動かすロボットのオレたち版。かわいい仲間には、「Make」に載ったミント缶バージョンもある(ビデオを見てね)。

Electronics

2007.12.21

デジタル(レゴみたいな)ブロックのロボット

di Frankieの記事より –
Hobby Magazine最新号がイタリアの各書店で発売になった。なかでも最高にクールなニュースはHitech Mavin Robotだろう。私はこのかわいいロボットを、この前のニュルンベルク・トイフェアで初めて見た。それが、いよいよヨーロッパ各地で発売になったというわけだ。私が気に入っているのは、値段が安さもさることながら、ブロック(モジュール)を組み替えてロボットの性格を変更できるという点だ。

Electronics

2007.12.13

バランスロボットBotka

オモチャのラジコンカー GyroMaxを改造して作ったバランスロボットだ。
Botka, The Barely Standing Robot(英語)- [via] Link
– Gareth Branwyn
訳者から:ビデオではBarely Standing(なんとか立ってる)となってるけど、すごく小さな加速時計と2軸ジャイロを組み込まれて、ものすごくしっかり立ってるよ。

Electronics

2007.12.07

Reprapロボットを作ろう(Part2)- Weekend Project Podcast

MP4 | Hi-Def | Blip | Youtube | PDF | 購読
今週のWeekend Project Podcastでは、Reprapの別の部分の組み立て方を紹介するよ。部品に関する情報や詳しい組み立て方は、PDFに書いてあるから、まずそっちを読んでからのほうがいいかも。ソフトは現在開発中なので、それが完成するまでの間は、McWire Millとして使っててね。これはあくまで実験段階の、みんなで研究しようっていうプロジェクトだからね。でも、この設計はすごくよくできてる。

Electronics

2007.12.07

ロボットバトルに燃える日本のおやじ&せがれチーム

Wired ScienceのGeegdadコーナーで紹介されたロボット競技会に燃える父子の物語。
Wired Science Geek Dad: Nao Maru & King Kizer(英語)- Link
– Gareth Branwyn
訳者から:大会に負けたときに息子の涙を見た。二度と息子を悲しませたくない。本気で戦うぞ! と息子に誓った名古屋のギークおやじ……。ロボットバトルで優勝を続ける丸さん親子のドキュメンタリー番組。ちょっと感動的。