Science

2007.10.03

NextFestに登場したSalamandraロボット

我々は、「そのように作った」から「産んだ」へと技術開発の一線を越えてしまったのかもしれない。このビデオは、WiredのNextFestで公開されたThe Salamanderを撮影したものだ。スイスのローザンヌ工科大学、Biologically Inspired Robotics Group(生物学的発想によるロボット工学グループ)の作品。
Salamandra robotica@BIRG(英語)- [via] Link
訳者から: プラレールかと思った。

Science

2007.10.02

日本の百面相ロボット

ちょっと前のLittleDogのビデオを見てロボット族の飛躍的進化だと思ったかもしれない。このWD-2(Waseda-Docomo Face Rrobot No.2)は、早稲田大学の高西研究室が開発した顔の形を変えるロボットだ。サーボモーターが、熱可逆性ゴム”セプトン”で作られた顔のマスクの各所に接続されたアーマチュアーを動かす仕組み。マイクロコントローラで制御される形状には56段階の自由度があり、いろいろな顔かたちに変化する。そこへ、実際の人間の顔の映像を投影するのだ。これが驚き。

Electronics

2007.09.28

妙にかわいい歩行ロボット、LittleDog

以前、このブログで紹介したBoston Dynamicsの4本足のロボットロバ BigDog がすごい反響を呼んだけど、こちらは同じくBoston Dynamicsの最新作、LittleDogだ。これだけ上手に歩き回られると、もう生き物としか思えない。たしかに単なるロボットなんだけど、なんだか妙にロボット以上のものを感じるんだよね。
LittleDog Robot (英語) – [via] Link
訳者から:BigDogのビデオを見たことある? 中に人が入ったお芝居の馬みたいな、妙に人間的な歩き方をするやつで、かなり気持ち悪かった。

Electronics

2007.09.18

Engineering TV – 技術テレビショー

その名前が示すとおり、Engineering TV は、電子工学、ロボット工学、デザイン工学の分野のテクノロジーや技法や開発裏話などを専門に伝えるウェブテレビ番組。専門家だけでなく一般技術愛好家も登場します。
Engineering TV(英語)- [via] Link
訳者から: 技術者のプレゼンを流してるといった感じのシンプルな番組だけど、下手に演出してないストレートさがいい。

Electronics

2007.09.13

身代わりロボットを出勤させている男

テレプレゼンスやテレロボティクスが、実情ほど認知されてないことにビックリ。IRobotはすでに10年前にその技術を完成させていた。ただ、それを作るためのツールが、当時はまだ高価で手に入りにくいものだったのだ。インターネットで話題になったこの記事では、コンピュータープログラマーのIvan Bowmanが、ノバスコシア(カナダ)の自宅で仕事をしながら、830マイル(約1,300キロ)離れたウォータールー(イギリス)にある勤務先、iAnywhere Solutions社のオフィスで、IvanAnywhereと名付けられた彼自身のロボット(というより車付きのコンピューター)が走り回っているという話が紹介されている。

Science

2007.09.10

ロボット蝿の初飛行

小さな虫が見張っている…… –
本物の虫サイズのロボット蝿がハーバード大学で飛び上がった。重さわずかに60ミリグラム。羽根を広げた幅は3センチ。この小さなロボットの動きのモデルになったのは蝿だ。まだまだ開発途中だが、研究者たちは、このような超小型の飛行マシンがスパイや危険物質の探知などに使われるようになると語っている。
「自然は最高の飛行生物を生んだ」と、ハーバード大学ロボティックフライプロジェクトの主任であり、工学応用科学学部教授のRobert Woodは話す。

Electronics

2007.08.29

DIYセグウェイ

新しい自作の乗り物が街に出現した。学生がセグウェイを手作りしたのだ。詳しくはこちら…… – Link
訳者から: 高校の科学クラブにMITの学生が加わったグループがセグウェイを手作りしてしまった。すごいね。まだ未完成だと言っているけど、ビデオでは立派に走ってる。

Crafts

2007.08.22

ナイフで指ちょん切るかもしれないロボット

わお、このknife.hand.chop.botは、ボクの新しいお気に入りボットだ。このビデオの最大の見所は、ロボットがナイフを振り下ろす前に手に当たる赤レーザーだね。 –
5VOLTCOREは、自己実現型人工頭脳システムを完成させようとしています。これは、”ユーザー”の感覚と認識力と、機械のセンサーと処理能力を使って遊びます。
ロボットはナイフを持っており、これを使って度胸試しをシミュレート(というか扇動)します。それは、Mumblety-Pegと呼ばれるゲームです。

Science

2007.08.16

手の平サイズのガスタービンエンジン

東北大学の研究室は、世界最小のガスタービンエンジンと彼らが自負する可動試作品を完成させました。この手の平サイズの小さなエンジンは、将来的には自立ロボットやパーソナル移動機械の電源としての応用が期待されています。
World’s smallest” gas turbine engine – Link
訳者から: こりゃ画期的だ! 東北大学の報道機関向けの資料はここにあります。

Electronics

2007.08.01

複雑な動きをするBEAMボット

Bruce Robinsonのすばらしいアナログロボットが、このMakeブログでまだ一度も紹介されていなかった。彼の “The Application of Human Motor Control Theory to Robotics”と”Learning Robots”という2つの記事を数年前に読んだとき、ボクの情熱は燃え上がった。ボクはよく、BEAM(Biology, Electronics, Aesthetics, and Mechanics)のコンセプトはどこまで発展可能なのかと聞かれる。