Electronics

2012.05.22

したたり落ちる水のトリック

FacebookユーザのBrusspupは、簡単だけど面白い実験を見せてくれた。スピーカーの前に水を垂らし、24Hzの音を出すと、水が定常波の形になる。23Hzにすると、水滴が下から上に昇るように見える。カメラは通常の 24fps で撮影している。サイン波の周波数がフレーム数に近づくと、こうした目の錯覚が起きるのだそうだ。

Fabrication

2012.05.16

Arthur Ganson作『コンクリートの中のマシン』

動く機械アーティスト、Arthur Gansonの記事はこれまでにも紹介して大絶賛を贈っているが、今日、コンクリートに関することを調べていたら、この作品が目に飛び込んできた。Machine with Concrete(コンクリートの中のマシン)は、12個のウォームギヤと平歯車を組み合わせたパワートレーンだ。ギヤの各組が回転速度を1/50に落としている。入力軸には常に200rmpの回転が加えられるので、出力軸の回転数は1/50の12乗rmpとなる。

Fabrication

2012.05.14

時計をシミュレートする機械式CPU

Lior ElazaryのMechanical CPU Clockにはそそられる。これは、CPUの働きをシミュレートする時計だ。CPUに何か意味のある働きをさせたいときには、何をするかを伝えなければなりません。それは、命令という形で伝えます。この時計では、構造を単純化するために、「時」の表示だけに絞り込みました。つまり、Hours(時)という名前の変数に1ずつ足していき、合計が11であるかどうかを確認します(時間を0ベースで示しているので、12は0になります)。条件が正であれば、変数を0に戻します。

Crafts

2012.05.11

Choc Creator – チョコレートの3Dプリンタ

チョコレートは大好きな工作の素材になるに違いない。融点は低いし、固まれば適度に固くなる。それに、ABSよりもずっと美味しそうなバターの香りがする。いつか、ポリ乳酸からチョコレートに切り替えたいと考えていたあなたには朗報だ。チョコレートプリンタ、Choc Creatorが今年の後半にも発売される。価格は同等の3Dプリンタの2倍ほどだが、食べられるってところは大きいよ。

Science

2012.05.10

レゴの人工骨製造機

人工骨組織の研究を行うケンブリッジ大学の学生が、新しい合成骨サンプルを作り出す自動装置をLEGO MINDSTORMSで作って使用している。サンプルをさまざまな溶液に何度も浸してテスト用の化合物を作るのだが、この作業が自動化に向いていた。Googleサイエンスフェアの宣伝用として、Googleは彼らのプロジェクトのビデオを制作している。

Electronics

2012.05.07

チョー簡単お絵かきロボット

アーティストのLorenzo Braviは、イタリアのパルマで開催されたMinimondi Festivalで、子供のためのドローボット(drawbot、お絵かきロボット)の教室を開いた。彼がデザインしたロボットは、電池式の泡立て器にフェルトペンを貼り付けたというもの。スピログラフっぽい模様が描ける。

Electronics

2012.05.01

メガネ式拡張現実を自作するDIY Project Grass

Project Glass式の拡張現実がメジャーな製品として現れるまでには、まだちょっと時間がかかりそうだけど、拡張現実ハッカーのWill Powellが市販の部品から自作する流れは続いている。Powellのデモムービーを見てほしい。Vuzix HUDに、マイク付きヘッドセットとウェブカメラを数台とDragon Naturally Speakingを組み合わせてこのシステムを作った。ユーザインターフェイスも自作だ。おそらく作り物ではないこのムービーでは、いろいろなタスクをこなしてくれるようだ。