Electronics

2015.01.14

Raspberry Piを使ったArduinoのバルクライター

Kickstarterプロジェクトのロボットを大量に生産しなければならず、何千個ものArduinoにプログラムを書き込む必要が生じた。ひとつひとつやっていたのでは永遠に終わらない。こんなときこそ、本業の製品作りと同じぐらい楽しいメタプロジェクトのチャンスだ。こんなものを作ろうと思った。

複数のArduinoに同時にプログラムを書き込める。
画面を使わない。
書き込みに成功したかどうかを知らせてくれる。
簡単で素早く使える。

ポゴピンは、プリント基板に臨時にコネクトしたいときに便利だ。

Kids

2015.01.13

IEEEの「Computer」誌「Making特集」号が無料ダウンロード可能

妻の 「Computer」誌(IEEE)が届いたのを見て、私は大変に興奮した。Brian David Johnson(『Vintage Tomorrows』と『21st Century Robot』の共著者)が担当した特集企画に、Makerとメイキングに関する記事がたくさん載っていたからだ。

寛大なことに、Computer誌は、この特別号を販売期間中だけ無料ダウンロードできるようにしてくれた (つまり次の号が出れば入れ替わる)。

ぜひ読んで欲しい。

Science

2015.01.09

宇宙へハードウェアをEメール

3Dプリントしたソケットレンチを手に持つBarry Wilmore船長(写真提供:NASA)

世界初の宇宙の3Dプリンターが去年の9月にCRS-4 Dragonロケットで国際宇宙ステーションへ打ち上げられ、11月の終わりには、その最初のパーツをプリントした。それはちょうど、宇宙ステーションにエスプレッソマシンが届けられたときと同じころだった。

それからプリンターは一生懸命に働き、20個ほどのパーツをプリントした。それは地上に持ち帰られ、地上でプリントした同じものと比較されている。

Fabrication

2015.01.09

Hooverがアクセサリーの3Dプリント用ファイルを公開

かつて掃除機メーカーとして知られ、掃除機をかけることを「フーバーする」とまで言われていたこともあった企業、Hooverが、Makerbotと提携して、人気デザインサイト、Thingiverseから同社のアクセサリーのファイルを公開することになった。そのコレクションには、懐中電灯ホルダー、電池ホルダー、ミニチュア・クラシックモデルなどが含まれる。

これまでも、3Dプリントを受け入れて、Thingiverseのようなサイトで製品の3Dプリント用データを公開する企業を見てきた。

Electronics

2015.01.08

ゲームの単調な部分はOpenCVとArduinoで自動化

ゲームをしていると単調な繰り返し作業に遭遇することがある。そういうとき、別のコンピュータを使って解決を試みるのが健全なハッカー精神の持ち主。panchigaさんはOpenCVとArduinoを使って、FF10の「200回連続雷避け」を自動化した。配線図やソースコードはブログで公開されている。

FF10の雷除けを自動化した話

どうやってラクに解くかを考え、それをサクッと実装して試してみるのも、ゲームの楽しみ方のひとつですよね。

Fabrication

2015.01.08

3Dプリント義足で犬が走れるように

3Dプリントした義足や義手はもう目新しいものではなくなっているが、こいつは新鮮だ。Derbyという名前のこの犬は、脚に障害を持って生まれてきた。走るのはおろか、歩くことも不可能だった。ビデオにも映っているが、車を使って移動したりしていた。しかし、3D Systemsが義足を作ったところ、Derbyはなんと走れるようになったのだ。

正直言うと、このビデオを見始めたとき、私は半ば懐疑的だった。しかし、実際にその義足を使って、ごく自然に走る姿を見て、完全にやられた気分だ。

Electronics

2015.01.07

Piper:Raspberry PiとMinecraftでエレクトロニクスを学ぶ

Raspberry Piなどのプラットフォームが、コンピューターの学習を目的として、子どもたちにも手が届く価格で提供されていることは間違いない。しかし、手に入りやすいということ以外に、子どもたちがこれらのプラットフォームの可能性を探るための努力は、どれほどなされているだろうか。Piperのスタッフは、Raspberry Piベースの学習プラットフォームを使って、まさにそれをやろうとしている。子どもたちのモチベーションを高めて学習を促す鍵となるものは、Minecraftだ。

Electronics

2015.01.07

音に反応するRGB LED書棚

5000冊の蔵書と1930年代のパイプオルガン(下のビデオの2分20秒あたり)を持つ人間が、そんな読書空間をもっとすごいものにするなんて可能なのだろうか。私には思いつかなかったが、Craig Landrumは答を出した。音に反応する書棚だ。音の大きさにだけ反応するわけではない。Fast Fourier Transformを使って、音の周波数も検知できる。つまり、ひとつの棚は高い音に反応し、別の棚は低い音に反応するという具合にできるのだ。

書棚は、パウダーコートされたアルミ製でプロの仕上げを思わせるコントローラーが付いている。

Other

2014.12.31

makezine.jpで2014年によく読まれた記事トップ10

10. How-To: インクジェットプリンターで布に印刷する方法
10位に入ったのは、なんと2010年の記事。厚紙の縁に付けた両面テープを使って、布を貼り付けるというのがポイントです。

9. “放課後” の研究開発を促進する企業内メイカースペース「SAP Creative Lounge」─ソニー株式会社 田中章愛さんインタビュー(前編)
Maker Faire Tokyo 2014でもいくつか取り組みを見ることができたように、今年は企業とMakerの関係に関する新しい動きが表面に出てきた1年でした。

Other

2014.12.26

Makeオフィスで経験した夏のインターンシップを終えて

私の名前はPierre-Alexandre。フランス人の学生です。

私はMakeで夏のインターンシップに申し込みたかったのですが、Maker Faire Parisをとりまとめた私の伯父であるBertierの口利きで実現しました。ここにその報告をします。

私は7月12日月曜日にセバストポルに到着しました。

最初に感じたのは、カリフォルニアは思っていたより雨や曇りの日が多いということです。

私はMakeの共同創設者、Sherry Hussと一緒でした。