2017.07.25
Maker Faire Tokyo 2017 Highlights #01 — 食べられるブレッドボードやたこ焼きロボなど日本ならではのFood Hackerたち
Maker Faire Tokyoの熱気に満ちた会場を歩き回ると、おなかが空き、のども渇く。そこでMaker Faire Tokyo 2017では、かねてより要望の高かったフード系エリアを開設！ とはいえ、一筋縄ではいかないのがメイカー流。電子回路のクッキーやケーキ、ロボットが提供するジュースやコーヒーなど、ユニークでワクワクする仕掛けが満載だ。今回初の試みとして、展示や試食だけでなく、販売も行われる。小腹がすいたときはもちろん、お土産にもぴったり。注目のフード系ブースに、休憩がてら遊びに行ってみよう。
食べられる電子回路?! ギークなケーキ＆クッキー｜BreadBoard Baking feat. Sunbaked Sweets
BreadBoard Bakingは、食べられる電子回路を制作しているチーム。オシレーター回路をクラッカーに配線した「クラッカーオシレーター」、サーキットベンディングしたドラム回路を配線した「カップケーキ・ドラム」、3Dプリンターを使ったギーククッキー型などを展示。さらに今回は、アイシングクッキーと焼き菓子のお店「Sunbaked Sweets」とコラボした電子回路アイシングクッキーなどを販売する予定だ。（出展者情報）
ターンテーブルでクレープを焼く、ディスコDJクレープロボット「クレプ」｜モリロボ
Maker Faire Tokyo 2016で人気を博した、自動クレープ生地焼きロボット「クレプ」がよりパワーアップ。ボタンひとつで薄くキレイなクレープ生地を焼いてくれるので、スタッフはデコレーションするだけ。 レコードプレーヤーが原型のクレプが音楽に合わせて調理する姿は、まるでディスコDJのよう。2017バージョンは、“音楽”と“お菓子作り”を融合したポップでスイートな空間を演出する。今年は昨年よりもさらにパワーアップ！（出展者情報）
見て楽しい、食べておいしい！ たこ焼き名人ロボット｜OctChef
2017年4月に日本で初開催された「スタートアップウィークエンド ロボティクス」というスタートアップ体験イベントのチームが開発したクッキングロボット。たこ焼き器に生地と具を入れて焼き、絶妙なタイミングでひっくり返し、お皿に盛り付けてくれる。焼きあがったあつあつホクホクのたこ焼きを、お好みの味付けで召し上がれ。（出展者情報）
ロボットがドリンクボトルを釣り上げてサーブする「ROBOT CAFE」｜山田社長
コーヒーを入れたり、ホットサンドを焼いたり、さまざまな調理に挑戦し続ける山田社長のロボット。今年の作品は、移動式のアトラクション屋台だ。リヤカーの上に建てた2階建ての小屋は、1階部分が冷蔵庫、2階にロボットたちがスタンバイしている。ドリンクを注文すると、2階にいるロボットが釣竿で1階の冷蔵庫から瓶のコーラを釣り上げて、栓を抜き、コップに注ぐ。会場の熱気に疲れたら、可愛らしいロボットのおもてなしで休憩しよう。（出展者情報）
森の中のDIYパン工房より、限定メイキーパンをお届け｜Cafeペロンタ
八ヶ岳の森を整地し、ガレージと小屋をDIYで建設して、営業可能なパン工房へと改装（関連記事）。自作の焼き型、独自製法でオリジナルパンを提供するカフェを営業している。Maker Faire Tokyo 2017では、公式キャラクター、メイキーのパンやランチボックス、ドリップコーヒーを自作のモバイルマルシェワゴンで限定販売する。（出展者情報）
誰でもラテアートが描ける！ レゴの3Dラテアートプリンター｜FabCoffee
会津若松のベンチャー企業、Eyes, JAPANのメイカーチームが開発した、ラテアートプリンター。レゴのマインドストームを使って、ミルクフォームの上にコーヒーをプリントする。プログラムはオープンソースなので、オリジナルのプログラムとブロックでカスタマイズも自由自在。自作に挑戦したい方は、ぜひ会場で実物を見て、気になることは、どんどん質問しよう。（出展者情報）
本格だしメーカー「BUSHI」｜野本かもめ、西岡勇人
和食ブームから海外でも注目されている鰹節。しかし現代は、自宅で鰹節を削っているという家庭は少ない。『BUSHI』は、鰹節を削る文化を復活して、自宅で本格だしを手軽に楽しむためのプロダクトだ。“削る”、“お湯を沸かす”、“だしをひく”までをすべて自動化。削りたての鰹節本来のおいしさを、ぜひ会場で体験しよう。（出展者情報）
ヒートガンで作るフルカラー・ポップコーン｜sweet electronics
横浜・名古屋・鹿児島・東京在住のメンバーがネタと技術とセンスとお菓子を持ち寄り、斜め上のプロダクトに挑戦するハイテクチーム。過去のMaker Faire Tokyoでは、インタラクティブなマシュマロやわたがしなどを出展。今年は、工作用のヒートガンを使って、カラフルなポップコーンを作るとのこと。ポップコーンのはじける音と動き、甘いキャンディーの香りを想像しただけでワクワクする。サーボモーター、ソレノイドコイル、Raspberry Piを駆使した、インタラクティブな仕掛けも楽しみ。（出展者情報）
Maker Faire Tokyo 2017の前売券は、ローソンチケットとイープラスにて好評発売中（前売：大人 1,000円、18歳以下 500円、小学校未就学児は無料）。前売券をご購入いただいた方には、今年は限定缶バッジをプレゼント！
