Other

2016.08.19

体の不自由な人のために何かを作ろうと思った理由

22インチの液晶ディスプレイに接続された基本的な機能のデジタルカメラを3000ドルで買う? 自分の位置を知らせてくれるGPSユニットを800ドルで買う?

残念なことに、こうした時代遅れの機材を高い値段で買わざるをえない人たちが世間から見過ごされている。体の不自由な人たちだ。

市販の技術は、この数年大きく伸びているのに対して、支援技術(assistive tech)は、イノベーションの面でも競争の面でも横ばいだ。この2つの曲線の違いは、機会にある。

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2016.07.13

あなたの製品は中国での生産に向いているか?

素晴らしい製品の設計ができたら、次の段階は大量生産だ。こうなると多くの人は、中国にパートナーを見つけて生産を委託するものと考えるだろう。製造拠点として中国を選ぶのには、いろいろな理由がある。中国は大量生産にかけては宇宙の中心だ。価格も量が増えるほど安くなるし、すぐにでも生産を開始してくれる工場があるように思える。電子製品でも、プラスティックでも、金属の機械加工でも。これほどのレベルで製造ができる国は、中国以外ににはないだろう。

しかし、それほどインフラが整い価格も安い中国なのに、中国以外で生産している人がいるのはなぜだろう。

Electronics

2016.05.02

Makerでもサステイナブルなサービスを提供できる「SORACOM Air」ー 株式会社ソラコム 玉川憲さんインタビュー

Makerやハードウェア系エンジニアの間で、最近ひとつのMVNOサービスが話題になっている。株式会社ソラコムというスタートアップ企業が提供する「SORACOM Air」だ。NTTドコモのインフラを利用している点では他のMVNOと変わらないが、実はそれ以外において大きく異なるサービスとなっている。

ソラコムとそのサービスが注目されているのには、大きく3つの理由がある。

ひとつ目は、創業者のひとりでCEOを務める玉川憲さんが、Amazon Web Services(AWS)においてエヴァンジェリストを務めていた経験があり、日本においてクラウド普及の一翼を担ってきた人物であるということ。

Electronics

2016.01.13

オープンソースハードウェアにクローンが見つかった時

Bare Conductiveは、同社製のTouch Boardマイクロコントローラーのクローンが出回っていることを知った。その体験をCEOのMatt Johnsonが語る。

私たちのTouch Boardのクローンが出ていることを知ったとき、私たちは咄嗟に「なんだって!」と口にした。それに続いて口をついたのは「おやまあ……」だった。そして「確かめよう」ということになった。Electric Paintを数年間販売し、Touch Boardは1年ちょっとになるが、私たちは驚かなかった。

Electronics

2015.11.09

Element14がカスタムRaspberry Piのバルクオーダーを開始

Raspberry Pi財団と電子機器流通業者のElement14は、Raspberry Piのカスタマイズのための独自プログラムを開始すると発表した。ある程度のまとまった数のボード(3000から5000枚)を注文すれば、Element14はカスタムデザインをエンジニアリングして製造してくれるというものだ。カスタムPiで可能になるのは、次のようなことだ。

・ボードレイアウトの変更
・新しい部品の追加またはメモリー量の変更
・ヘッダーピンやコネクターの追加または削除

2012年に財団が設立されて以来、Raspberry Piは世界中で700万ユニットが販売された。

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2015.10.28

MakerCon Tokyo —「半導体メーカーとメイカーの新しい生態系」

教育やプロトタイピングを目的としていたツール(ArduinoやRaspberry Pi)が、企業における製品開発にも徐々に影響を与えるようになっています。このセッションでは、半導体メーカーが従来顧客とみなしていなかったアーリーアダプターやホビースト、スタートアップなどと生態系を築く方法を議論します。

セッション内容
ハードウェアを構成する部品として半導体は不可欠で、特に多様なフロントエンドデバイスが求められるIoTの領域においてはセンサや無線通信、セキュリティなど活発に新製品が登場しています。

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2015.10.27

MakerCon Tokyo 2015 —「オープンソースハードウェアの可能性と課題—知的財産権と製造物責任から考える」

メイカームーブメントを可能にした要素のひとつ「オープンソースハードウェア」。3Dデータのオープン化も含め、企業などにおける採用が本格化するにつれて、問題が起きることが懸念されています。より効果的な活用のための課題を共有します。

セッション内容
メーカーだけでは対応できない多様なニーズに応えるための方法として、ハードウェアとソフトウェアをオープンにして自由に派生物をつくれるようにする事例が増えてきています。しかしながら、そのためには知的財産権にくわえて製造物責任を適切に扱うことが重要な課題となります。

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2015.10.27

MakerCon Tokyo 2015 —「単なる活動紹介だけではなく、その先まで見据えた議論ができるメンバーが集まった」小林茂さんインタビュー(後編)

IAMASイノベーション工房[f.Labo]

前編に続き、MakerCon Tokyo 2015のプログラムチェア、小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)に話を聞きます。

小林さんご自身のメイカームーブメントの定義(意味)を教えて下さい。

小林:Dale Doughertyが述べていたように、すべての人々はメイカーだと思います。しかしながら、電子回路やソフトウェアのようなテクノロジーが入った製品に関しては高度に専門化してしまい、メーカー(企業)だけがつくるもの、と認知されています。

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2015.10.26

MakerCon Tokyo 2015 — 「テクノロジーに関するギャップを埋めることで潜在的なメイカーをメイカーに変えたい」小林茂さんインタビュー(前編)

いよいよ開催まで2週間を切った「MakerCon Tokyo 2015」。今回、プログラムチェアを務めていただく小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)に、MakerCon Tokyo 2015のプログラムと、その背景にある小林さんの活動についてお聞きしました(後編)。なお、タイトルや本文にある「メイカー」と「メーカー」は、どちらも英語表記は「Maker」です。しかし、メイカームーブメントに関わる文脈では、日本語として「メーカー(企業)」「メイカー(個人の作り手)」の2つの表記が可能になります。

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2015.10.26

MakerCon Tokyo 2015 —「メーカーがつくるメイカースペースとメイカーコミュニティのいい関係」

Maker Faire Tokyoでは、ユニークな発想と高い技術力(と親しみやすさ)で参加者を楽しませてきた「品モノラボ」。その背景には、ソニーの2つの新しい取り組みがありました。本セッションでは、企業(メーカー)と個人の作り手(メイカー)のコラボレーションを探ります。

なお、Sony-Creative Loungeに関しては、以下の2本の記事にて詳しく紹介しています。