2014.08.20
新刊『Raspberry Piクックブック』は8月23日発売!
本書は、多くのユーザーの支持を集めている教育用低価格コンピュータ「Raspberry Pi」を使いこなすためのレシピ集です。ハードウェアの基本、オペレーティングシステムの使い方、ネットワーク接続、Pythonプログラミングの基本を紹介した上で、実際の作品製作に必要になる、高度なPythonプログラミング、GPIO(汎用入出力)、モーター、センサー、ディスプレイなどの使い方へと解説を進めていきます。216本収録された「レシピ」には、すぐに使えるサンプルコードや回路図を豊富に掲載。さらに、Arduinoとの連携に関しても詳しく解説を行っています。日本語版編集中に発売が開始されたModel B+に関しては「はじめに」に概要を加えました。
Simon Monk 著、水原 文 訳
2014年08月23日 発売予定
384ページ/B5版変形
ISBN978-4-87311-690-7
定価3,672円
O’Reilly Japan – Raspberry Piクックブック
<目次から>
はじめに
1章 設定と管理
レシピ1.1:Raspberry Piのモデルを選択する
レシピ1.2:Raspberry Piをケースに入れる
レシピ1.3:電源を選択する
レシピ1.4:オペレーティングシステムのディストリビューションを選択する
レシピ1.5:NOOBSを使ってSDカードを作成する
レシピ1.6:手作業でSDカードへ書き込む(Mac)
レシピ1.7:手作業でSDカードへ書き込む(Windows)
レシピ1.8:手作業でSDカードへ書き込む(Linux)
レシピ1.9:システムを接続する
レシピ1.10:DVIやVGAモニタを接続する
レシピ1.11:コンポジットビデオのモニタやテレビを使う
レシピ1.12:SDカードの容量をフルに使う
レシピ1.13:モニタ上の画面サイズを調整する
レシピ1.14:パフォーマンスを最大化する
レシピ1.15:パスワードを変更する
レシピ1.16:Raspberry Piがブート時に直接ウィンドウシステムを起動するように設定する
レシピ1.17:Raspberry Piをシャットダウンする
レシピ1.18:Raspberry Piカメラモジュールをインストールする
2章 ネットワーク接続
レシピ2.1:有線LANへ接続する
レシピ2.2:IPアドレスを知る
レシピ2.3:IPアドレスを静的に設定する
レシピ2.4:Raspberry Piのネットワーク名を設定する
レシピ2.5:無線LAN接続を設定する
レシピ2.6:コンソールケーブルで接続する
レシピ2.7:SSHを使ってRaspberry Piをリモート制御する
レシピ2.8:VNCを使ってRaspberry Piを遠隔操作する
レシピ2.9:Macネットワーク上でファイルを共有する
レシピ2.10:Raspberry Piの画面をMac上で共有する
レシピ2.11:Raspberry Piをネットワーク接続ストレージとして使う
レシピ2.12:ネットワークプリンタに印刷する
3章 オペレーティングシステム
レシピ3.1:グラフィカルにファイルを操作する
レシピ3.2:ターミナルセッションを開始する
レシピ3.3:ターミナルを使ってファイルシステム内を移動する
レシピ3.4:ファイルやフォルダをコピーする
レシピ3.5:ファイルやフォルダの名前を変更する
レシピ3.6:ファイルを編集する
レシピ3.7:ファイルの内容を閲覧する
レシピ3.8:エディタを使わずにファイルを作成する
レシピ3.9:ディレクトリを作成する
レシピ3.10:ファイルやディレクトリを削除する
レシピ3.11:スーパーユーザの特権でタスクを実行する
レシピ3.12:ファイルのパーミッションを理解する
レシピ3.13:ファイルのパーミッションを変更する
レシピ3.14:ファイルの所有者を変更する
レシピ3.15:画面をキャプチャする
レシピ3.16:apt-getを使ってソフトウェアをインストールする
レシピ3.17:apt-getを使ってインストールされたソフトウェアを削除する
レシピ3.18:コマンドラインからファイルを取得する
レシピ3.19:gitを使ってソースコードを取得する
レシピ3.20:起動の際、プログラムやスクリプトを自動的に実行する
レシピ3.21:プログラムやスクリプトを、自動的に一定間隔で実行する
レシピ3.22:ファイルを見つける
レシピ3.23:コマンドラインのヒストリー(履歴)を使う
レシピ3.24:プロセッサの使用状況を監視する
レシピ3.25:ファイルアーカイブを取り扱う
レシピ3.26:接続されたUSBデバイスをリストする
レシピ3.27:コマンドラインの出力をファイルへリダイレクトする
レシピ3.28:ファイルを連結する
レシピ3.29:パイプを使う
レシピ3.30:ターミナルへの出力を隠す
レシピ3.31:プログラムをバックグラウンドで実行する
レシピ3.32:コマンドのエイリアスを作成する
レシピ3.33:日付と時間を設定する
レシピ3.34:SDカードの残り容量を確認する
4章 ソフトウェア
レシピ4.1:メディアセンターにする
レシピ4.2:オフィスソフトウェアをインストールする
レシピ4.3:他のブラウザをインストールする
レシピ4.4:Pi Storeを利用する
レシピ4.5:ウェブカムサーバにする
レシピ4.6:ゲーム機のエミュレータを動かす
レシピ4.7:Minecraftを動かす
レシピ4.8:OpenArenaを動かす
レシピ4.9:Raspberry PiをFMトランスミッターにする
レシピ4.10:GIMPを使う
レシピ4.11:インターネットラジオ
5章 Pythonの基本
レシピ5.1:Python 2とPython 3のどちらを使うか
レシピ5.2:IDLEを使ってPythonプログラムを書く
レシピ5.3:Pythonコンソールを使う
レシピ5.4:Pythonプログラムをターミナルから実行する
レシピ5.5:変数
レシピ5.6:出力を表示する
レシピ5.7:ユーザからの入力を読み込む
レシピ5.8:算術演算
レシピ5.9:文字列を作成する
レシピ5.10:文字列を連結(結合)する
レシピ5.11:数値を文字列に変換する
レシピ5.12:文字列を数値に変換する
レシピ5.13:文字列の長さを求める
レシピ5.14:文字列を検索し、その位置を求める
レシピ5.15:文字列の一部を抽出する
レシピ5.16:文字列を置換する
レシピ5.17:文字列を大文字または小文字に変換する
レシピ5.18:条件付きでコマンドを実行する
レシピ5.19:値を比較する
レシピ5.20:論理演算子
レシピ5.21:決まった回数だけ命令を繰り返す
レシピ5.22:ある条件が満たされるまで命令を繰り返す
レシピ5.23:ループから脱出する
レシピ5.24:Pythonで関数を定義する
6章 Pythonのリストとディクショナリ
レシピ6.1:リストを作成する
レシピ6.2:リストの要素へアクセスする
レシピ6.3:リストの長さを求める
レシピ6.4:リストに要素を追加する
レシピ6.5:リストから要素を削除する
レシピ6.6:文字列を解析してリストを作成する
レシピ6.7:リスト上で反復処理を行う
レシピ6.8:リストを数え上げる
レシピ6.9:リストをソートする
レシピ6.10:リストを分割する
レシピ6.11:リストへ関数を適用する
レシピ6.12:ディクショナリを作成する
レシピ6.13:ディクショナリへアクセスする
レシピ6.14:ディクショナリから要素を削除する
レシピ6.15:ディクショナリ上で反復処理を行う
7章 Python の高度な機能
レシピ7.1:数値をフォーマットする
レシピ7.2:日付をフォーマットする
レシピ7.3:2つ以上の値を返す
レシピ7.4:クラスを定義する
レシピ7.5:メソッドを定義する
レシピ7.6:継承
レシピ7.7:ファイルへ書き込む
レシピ7.8:ファイルから読み出す
レシピ7.9:ピクリング
レシピ7.10:例外の取り扱い
レシピ7.11:モジュールを使う
レシピ7.12:乱数
レシピ7.13:PythonからHTTPリクエストを送る
レシピ7.14:コマンドラインから引数を渡し、Pythonプログラムを実行する
レシピ7.15:Pythonから電子メールを送る
レシピ7.16:Pythonでシンプルなウェブサーバを作る
8章 GPIOの基本
レシピ8.1:GPIOコネクタのピン配置
レシピ8.2:Raspberry PiのGPIOを安全に使う
レシピ8.3:RPi.GPIOをインストールする
レシピ8.4:I2Cをセットアップする
レシピ8.5:I2Cツールを使う
レシピ8.6:SPIをセットアップする
レシピ8.7:シリアルポートを開放する
レシピ8.8:PySerialをインストールしてPythonからシリアルポートを使う
レシピ8.9:Minicomをインストールしてシリアルポートをテストする
レシピ8.10:ジャンパ線を使ってブレッドボードと接続する
レシピ8.11:Pi Cobblerを使ってブレッドボードと接続する
レシピ8.12:抵抗2本で5V信号を3.3Vに変換する
レシピ8.13:レベル変換モジュールを使って5V信号を3.3Vに変換する
レシピ8.14:電池からRaspberry Piの電源を供給する
レシピ8.15:LiPo電池からRaspberry Piの電源を供給する
レシピ8.16:PiFaceデジタルインタフェースボードを使う
レシピ8.17:Gertboardを使う
レシピ8.18:RaspiRobotボードを使う
レシピ8.19:Humble Piプロトタイピングボードを使う
レシピ8.20:Pi Plateプロトタイピングボードを使う
レシピ8.21:パドルターミナルブレークアウトボードを使う
9章 ハードウェアの制御
レシピ9.1:LEDを接続する
レシピ9.2:LEDの明るさを制御する
レシピ9.3:ブザーを鳴らす
レシピ9.4:トランジスタを使って大電力DCデバイスをスイッチする
レシピ9.5:リレーを使って大電力デバイスをスイッチする
レシピ9.6:高電圧ACデバイスを制御する
レシピ9.7:スイッチをオン・オフするユーザインタフェースを作る
レシピ9.8:LEDやモーターの電力をPWMで制御するユーザインタフェースを作る
レシピ9.9:RGB LEDの色を変化させる
レシピ9.10:LEDをたくさん使う(チャーリープレキシング)
レシピ9.11:アナログメーターをディスプレイとして使う
レシピ9.12:割り込みを使ったプログラミング
レシピ9.13:ウェブインタフェースからGPIO出力を制御する
10章 モーター
レシピ10.1:サーボモーターを制御する
レシピ10.2:多数のサーボモーターを制御する
レシピ10.3:DCモーターの速度を制御する
レシピ10.4:DCモーターの回転方向を制御する
レシピ10.5:ユニポーラステッピングモーターを使う
レシピ10.6:バイポーラステッピングモーターを使う
レシピ10.7:RaspiRobotボードを使ってバイポーラステッピングモーターを駆動する
レシピ10.8:シンプルなロボットローバーを製作する
11章 デジタル入力
レシピ11.1:押しボタンスイッチを接続する
レシピ11.2:押しボタンスイッチで状態を切り替える
レシピ11.3:2ポジションのトグルスイッチやスライドスイッチを使う
レシピ11.4:3ポジションのトグルスイッチやスライドスイッチを使う
レシピ11.5:ボタンを押したときのチャタリングを除去したい
レシピ11.6:外部プルアップ抵抗を使う
レシピ11.7:ロータリー(直交)エンコーダーを使う
レシピ11.8:キーパッド
レシピ11.9:動きを検出する
レシピ11.10:Raspberry PiにGPSを接続する
レシピ11.11:押されたキーを横取りする
レシピ11.12:マウスの動きを横取りする
レシピ11.13:リアルタイムクロックモジュールを使う
12章 センサー
レシピ12.1:抵抗性センサーを使う
レシピ12.2:光を測定する
レシピ12.3:メタンを検出する
レシピ12.4:電圧を測定する
レシピ12.5:電圧を測定できるように分圧する
レシピ12.6:抵抗性センサーとADCを使う
レシピ12.7:ADCを使って温度を測定する
レシピ12.8:加速度を測定する
レシピ12.9:デジタルセンサーを使って温度を測定する
レシピ12.10:距離を測定する
レシピ12.11:センサーの値を表示する
レシピ12.12:USBフラッシュドライブにログを書き込む
13章 ディスプレイ
レシピ13.1:4ケタのLEDディスプレイを使う
レシピ13.2:I2C LEDマトリクスにメッセージを表示する
レシピ13.3:Pi-Liteを使う
レシピ13.4:アルファニューメリックLCD上にメッセージを表示する
14章 ArduinoとRaspberry Pi
レシピ14.1:Raspberry PiからArduinoをプログラムする
レシピ14.2:シリアルモニターを使ってArduinoと通信する
レシピ14.3:PyFirmataを設定してRaspberry PiからArduinoを制御する
レシピ14.4:Arduinoのデジタル出力をRaspberry Piから制御する
レシピ14.5:TTLシリアルでPyFirmataを使う
レシピ14.6:PyFirmataを使ってArduinoのデジタル入力を読み出す
レシピ14.7:PyFirmataを使ってArduinoのアナログ入力を読み出す
レシピ14.8:PyFirmataでアナログ出力(PWM)を使う
レシピ14.9:PyFirmataを使ってサーボを制御する
レシピ14.10:TTLシリアルでArduinoとカスタム通信を行う
レシピ14.11:I2CでArduinoとカスタム通信を行う
レシピ14.12:小型のArduinoをRaspberry Piに接続する
レシピ14.13:aLaModeボードとRaspberry Piを使う
レシピ14.14:Raspberry PiとaLaModeボードでArduinoシールドを使う
レシピ14.15:GertboardをArduinoインタフェースとして使う
付録A パーツと機材
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