Other

2012.05.16

MCT2012: behind the scenes

このセッションでは、クライアントワークから自主的なプロジェクト、さらには製作スペース”4nchor5la6″(アンカーズラボ)の運営に至るまで多岐にわたる活動を繰り広げる、石橋素、真鍋大度の二人をゲストに迎え、制作活動の舞台裏の紹介を通じて、openFramewoksから生体センサー、kinectから工業用ロボットアームに至るまで、様々な同時代のテクノロジーを駆使するにあたっての産みの苦しみ、そして悦びを参加者とともに話し合います。

Fabrication

2012.05.16

Arthur Ganson作『コンクリートの中のマシン』

動く機械アーティスト、Arthur Gansonの記事はこれまでにも紹介して大絶賛を贈っているが、今日、コンクリートに関することを調べていたら、この作品が目に飛び込んできた。Machine with Concrete(コンクリートの中のマシン)は、12個のウォームギヤと平歯車を組み合わせたパワートレーンだ。ギヤの各組が回転速度を1/50に落としている。入力軸には常に200rmpの回転が加えられるので、出力軸の回転数は1/50の12乗rmpとなる。

Electronics

2012.05.16

DIY携帯電話

携帯電話を作ってみたら、意外に簡単だった。MITのHigh-Low Tech groupは、このかわいらしいDIY cellphoneを、簡単に手に入る部品から、$150程度で作ってしまった。[Adafruitより]電話回線への接続は、SparkFun Electronicsで販売されているSM5100B GSM Moduleで行います。ディスプレイはAdafruit Industries製のブレークアウトボード付きカラー1.8インチ、160×128ピクセルのTFT。ベニア板がたわんで下のボタンを押す仕組みです。

Electronics

2012.05.15

MCT2012: オープンソースハードウェアの理想と現実

Arduinoによって多くの人に知られることとなったオープンソースハードウェア。オープンソース化によってさまざまな可能性が開拓される一方で、定義やライセンスが定まっていないことによる誤解や混乱が生じているのもまた事実です。このセッションでは、Arduino Fio、スイッチサイエンス、SparkFun Electronics、Seeed Studioなどのさまざまな実例を題材に、その広がり、可能性と課題について、技術、教育、経済などのさまざまな視点からディスカッションします。

Other

2012.05.15

MCT2012: オープンソースとデザイン

オープンソースやクリエイティブ・コモンズ時代に、デザインは一体どのような役割を果せるのでしょうか。オープン化することによって分散していくことと、統合したりミニマルにすることから生まれる美は、どのようにすれば両立するのか、あるいは両立しないのか。デザイナーにとってのオープンソースを、さまざまな観点から議論できれば、と思います。── 久保田 晃弘(多摩美術大学(ARTSAT、FabLab Shibuya))/緒方 壽人(ON THE FLY Inc.)
その他のセッション(分科会)情報も公開しました。

Crafts

2012.05.15

BotSpot ─ オープンソースのアートロボット

アートとロボット工学を合体させてオープンソースにしたら何ができる? 技術畑出身の2人のアーティスト、Carter StokumとWayne Campbellは、ずっとその答を探っている。これに情熱を燃やす2人は、現在、Kickstarterキャンペーンで、その答を探るコミュニティ作りのための資金集めを行っている。
2人の出会ったのは、先生と生徒の関係としてだった。TechShopの講師をしていたCarterのもとで、Wayneはいくつもの授業を受けている。

Fabrication

2012.05.14

時計をシミュレートする機械式CPU

Lior ElazaryのMechanical CPU Clockにはそそられる。これは、CPUの働きをシミュレートする時計だ。CPUに何か意味のある働きをさせたいときには、何をするかを伝えなければなりません。それは、命令という形で伝えます。この時計では、構造を単純化するために、「時」の表示だけに絞り込みました。つまり、Hours(時)という名前の変数に1ずつ足していき、合計が11であるかどうかを確認します(時間を0ベースで示しているので、12は0になります)。条件が正であれば、変数を0に戻します。

Electronics

2012.05.14

How To:自家製エレクトロニクスを機内持ち込みするために

これまでMAKEでも、Secret Knock Gumball MachineやTacit Ultrasonic Bat Gloveなどの記事を書いているSteve Hoefer は、TAS(米国運輸保安局)と揉めることなく、自作の電子装置を飛行機の機内に持ち込む方法についてブログで語っている。隠すのではなく、よく説明することだ。TSAの職員は、我々の荷物を調べるときに、そこを見ている。
わかりやすいラベルを貼って整理し、TSA職員に見せるための簡潔な書簡を添え、連絡先を明記する(ボックスごとに名刺を入れるなど)。

Crafts

2012.05.11

Choc Creator – チョコレートの3Dプリンタ

チョコレートは大好きな工作の素材になるに違いない。融点は低いし、固まれば適度に固くなる。それに、ABSよりもずっと美味しそうなバターの香りがする。いつか、ポリ乳酸からチョコレートに切り替えたいと考えていたあなたには朗報だ。チョコレートプリンタ、Choc Creatorが今年の後半にも発売される。価格は同等の3Dプリンタの2倍ほどだが、食べられるってところは大きいよ。

Other

2012.05.11

中国で初めて開かれたMini Maker Faireの写真

今月のはじめに、中国の電子製品の開発製造業地帯として知られる深圳経済特区で初のMini Maker Faireが開かれた。海外からは サンフランシスコのMitch Altmanや日本の伊藤元など、そして北京や地元のハッカースペース、ChaihuoのMakerたち60名以上が集まった。出展されたプロジェクトは、ロボット、eggbot、3D POVディスプレイ、ピアノの部品を使ったオモチャなどなど。粘土のモデリングを教えるテーブルや、いつも大人気のハンダ付け教室も開かれていた。