2013.06.27
4Dプリントの出現
MITの研究員、Skylar Tibbitsは、「4Dプリント」と名付けた自己組立構造の分野の魅力的な作品を発表した。ここで言う第四の次元は空間的なものではない。3Dプリンターの形で3つの空間的次元を使い、これに時間の次元を加える。SkylarはMITに学際的研究所、Self Assembly Labを立ち上げ、AutoDeskとStratasysをパートナーに、自己組立をシミュレートするためのソフトウェアの開発や、その複数の素材を使ったパーツのプリントの研究を行っている。
下のビデオは、自己組立の様子を時間を縮めて見せたものだ。水の中に入れたパーツが自分で組み上がっていく。
Skylarは先日、この研究に関してTEDで素晴らしいスピーチを行った。その様子はここで見ることができる。このスピーチの終わり近くで、この技術の可能性のもっとも魅力的な領域「自己適用型水道管理システム」について触れている。この方式で作られたパイプは、永遠にカスタマイズ可能なバルブやポンプとして作動する。自分自身が形を変えて水の流れや容量を変化させたり、波状に動いて流れを作ったりする。
この技術はどんなものに応用できるだろうか。みんなの意見を聞かせてほしい。
– Eric Weinhoffer
[原文]