Electronics

2013.10.30

Meet the Makers : FUKUSHIMA Wheel

FUKUSHIMA Wheelは、自転車にのって町を走ることで、放射線量や湿度等環境データを取得し、iPhoneアプリを通じて情報をオープンデータとして公開するプロジェクト。

ホットスポットの収集や、環境汚染などの各種環境データ収集を、誰にでもできる仕組みにし、取得量のポイント化や、データをソーシャルメディアで共有できる仕組みをつくることで、より持続的な環境活動を行うことを目的としています。

展示は日本科学未来館 会議室2にて。また、11月3日(日)13時から13時20分の間に、プレゼンテーションも予定しています。

Other

2013.10.30

Meet the Makers : 池内啓人

「プラモデルによる空想具現化」をテーマに、パソコンをはじめその周辺機器を舞台に、プラモデル用のジオラマを作ることで、誰もが一度は空想するであろう世界を具現化します。改造された機器はその機能を失うことなく使用可能となっています。

美術大学の卒業制作で作ったパソコンと一体化したプラモデル。なかなか学内では認められませんでしたが、Makerたちには高く評価され、その縁でICCやアルツエレクトロニカでの展示を行うことになりました。見る人によって、違う景色や感情が浮かび上がってくる作品です。

Electronics

2013.10.29

3DモデリングソフトBlokify

先月、World Maker Faire New Yorkの3D Printer Villageにて、2人の熱烈にして聡明なMaker、Jenny KortinaとBrett Cuptaに会うことができた。彼らは、コミュニティといっしょに作った最新ソフトBlokifyを発表していた。それは、ブロックで組み立てる3Dモデリングソフトで、子供でも簡単に3Dオブジェクトが作れて、Blokifyのサービスに直接送ってプリントができるというものだ。

Other

2013.10.28

Meet the Makers : チームスケルトニクス

チームスケルトニクスによるメカニカルスーツ。人が着用して移動可能な外骨格。実は2011年の本ブログにも登場していました。この10月にはグッドデザイン賞も受賞するなど、破竹の勢いを感じさせるプロジェクトです。タイム24、HALL2での展示になります。
「人間以外の動力を利用しない」「四肢の動きを2倍程度に拡大する」というコンセプトの人が搭乗して操作する外骨格(メカニカルスーツ)を制作しています。技術的には可能でも、法整備や企業内部の事情により、普及に至っていないものがたくさんあります。

Other

2013.10.28

Meet the Makers : MFT2012を振り返る

いよいよMaker Faire Tokyo 2013まであと1週間を切りました。
事務局も本番当日へ向けて着々と準備中を進めています。
本ブログでも、Maker Faire Tokyo 2013に向けて注目の出展者さんたちをご紹介していきます。

…の前に、昨年のおさらいとして、メディアの記事でMaker Faire Tokyo 2012を振り返りましょう。

こちらは「Make」英語版のブログの翻訳記事。記事はDangerous PrototypesのIanによるもの。

Electronics

2013.10.28

ウェブ開発者も来るのか?

今日、私はMakerとは縁のなさそうなところで1日を過ごしてきた。Great British Node Conferenceだ。ご存知ない方のために説明すると、node.jsとはサーバーサイドJavaScriptで、ノンブロッキングI/Oのイベント駆動型JavaScriptプラットフォームだ。今、急速に人気を高めていて、ウェブコミュニティのマインドシェアになっている。

#nodebowlerhat

これが単なるプログラミングのカンファレンスではないことは、最初の講演者であるClock の Paul Serbyの話でわかった。

Crafts

2013.10.25

新刊『ギークマム』は10月26日発売!

本書「ギークマム」は、コミック、SF、サイエンスなど、幅広くテクノロジーや空想の世界を愛し、我が子と分かち合いたいと思っている「ギーク」なママと家族のための書籍です。その中心は、家庭にある素材を使ってすぐに楽しめるユニークな実験・工作・体験活動。紙コップで作った要塞をスーパーヒーローになりきってこっぱみじんにすることや、ホラー小説の作文、親子で楽しむテーブルトークRPG、電子レンジでプラズマ発光、フィボナッチ数列と黄金比を取り入れたアクセサリ作りなど、その内容はユニークなものばかり。

Electronics

2013.10.25

新しいスポーツ:クレートスタッキング(箱積み上げ競争)

「クレートスタッキング」(箱積み)はゲームだ。上下を逆さまにした牛乳瓶のケースをできるだけ高く積み上げて、その上に立つというもの。ケースの持ち手の穴に足を入れて体を支えつつ、次のケースを積み上げ、バランスを崩してケースを落とさないようにして次の穴に足を移す。そこが難しい。

安全のためプレイヤーはハーネスを付けるため、屋内のロッククライミングやトップロープクライミングに雰囲気は似ている。ケースの段が低いときは、ケースは登り手に投げ上げられるが、高くなるとロープで吊り上げられる。

Crafts

2013.10.25

WaterColorBotが生産へ

30以上のリビジョンを経て、Evil Mad ScienceのWaterColorBotが生産にこぎつけた。つまり、このデザインが、少なくとも今回のプロダクションランにおいて最終版ということだ。そう簡単に言ってしまうが、最終版の決断は非常に難しかったはずだ。メカニズム部分は最終版と決定するのがとくに難しい。モーターのスピードや部品の改良などは、際限なく続くからだ。どこで最終と決断すればいいのだろう。

私はEMSLのWindell OskayとMaker Faireで会い、デザインの最終版決定に関して、いい話が聞けた。

Electronics

2013.10.24

誰でも楽器作りが楽しめる基板型シンセキットOTOTO

OTOTOはスーパーフレンドリーなカセットテープサイズのプリント基板型シンセキット。Makey Makeyスタイルの端子が12個あって、そこにタッチセンサとなる導体を接続し、演奏する。真ん中の丸い部品はスピーカー。ということは単体で音が出る、のかな。開発はロンドンを拠点とするデザインと発明の会社Dentaku。そのメンバーはYuri SuzukiとMark McKeagueだ。UK版Wiredによると、プロトタイプを使ったワークショップの期間の後に商品化の計画あり。なお、OTOTOは「弟」から来ているとのこと。

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