2014.02.17
David Paganoが選んだブリックフィルム10本
「ブリックフィルム」を撮り続けているDavid Paganoが、自身の作品に加えて、いろいろな人のブリックフィルム作品を紹介します。(編集部)
ある意味、『The Lego Movie』(邦題『LEGOムービー』3月21日公開予定)は、ブリックフィルムを撮り続けている世界の作家たちへの、大きなラブレターだ。インタビューを見ると、監督はそれを意図していたようだ。そこで、映画を見にいく前にチェックしておくべきレゴのアニメーション作品10本を紹介しよう(順不同)。
The Magic Portal(Lindsay Fleay)
1980年代に16ミリフィルムで、4年間をかけて撮影された、もっとも古いとされるレゴの映画だ。『LEGOムービー』には、この映画へのオマージュが隠されている。
The Nightly News at Nine(David Pickett)
プラスティックのブロックで作られた不思議な世界に住むテレビニュースのクルーたちがおバカな冒険を繰り広げるシリーズ作品。
Play Nice(Garrett Barati)
Garrettは公式なLTGプロジェクトに多く参加しているが、この可愛い兄と妹の何を作るかを言い争うムービーを製作した。
Lego Sport Champions
知られているなかでもっとも古いオフィシャルなレゴムービー。キャラクターはすべてブロックで作られている。1980年代後半に、ブダペストのVianco Studioが7回シリーズとして製作した。
Robota(Marc Beurteaux)
歩けなくなったロボットが、なんとか自分の足を治そうと頑張る、デザインの美しいムービー。
Greedy Bricks(Mirko Horstmann)
たった10個のレゴブロックだけで語られるストーリー。ブロックをいくつ持っているかではなく、ブロックをどう使うかを教えてくれる。
Spider-Man: The Peril of Doc Ock(Spite Your Face Productions)
今風になってからの初期のオフィシャルムービー。これを製作したSpite Your Face Productionsは、『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』のレゴ版を作ったことで知られている。
Little Guys!(Paganomation)
ここまで自分の作品を入れないなんて、なんて謙虚なブリックフィルム・リストなんだろう。というわけで、このLittle Guys!は、私の大学時代の卒業制作だ。巨大なキャラクターをフィーチャーしている。今、この続編を製作中だ。
8-bit Trip(Rymdreglage)
スウェーデンの音楽デュオ、Rymdreglageによる、昔のビデオゲームへの素晴らしいオマージュだ。
Dino Cop
2000年、Lego Studiosシリーズの発売に合わせてTLGが製作したもの。恐竜になってしまった警察官のおバカで楽しい物語だ。
– David Pagano
[原文]