Fabrication

2014.10.24

3Doodlerでヘクサコプターを作る

Text by kanai

It doesn’t look like it now but that six-pointed star will eventually become airborne.
この段階ではまだなんだかわからないが、この星形のフレームが空を飛ぶことになる。

ヘクサコプーターのドローンは今や珍しいものではなく、どこでも飛んでいる。Parrot、Tarot、DJIといったメーカーでも生産されている。キットも販売され、3Dプリント版も存在する。さらに、アニメーターのLouis DeRosa(Plasticity Productions)のように、3Dプリントペン、3Doodlerを使ってヘクサコプターを作る人間も現れた。そう、彼はヘクサコプターを“描いた”のだ。

Louisモーターとプロペラの位置が等間隔になるようにフレームの絵を描いた(まだペンは使わない)。フレームの中心には飛行を制御するマザーボードが配置される。電池、プロペラ、モーター、マザーボード以外は、すべて3Doodlerで作られている。Louisは2機のプロトタイプを作った。最初のものは飛ぶには飛んだが、安定性が悪かった。そこでより安定性の高い2機目を作った。

Version 2 of Louis’ hexacopter drone features a more stable design to maintain flight.
Louisのヘクサコプターのバージョン2。飛行安定性を高めてある。

驚くべきことには、彼はどちらも目測で作っているということだ。どちらのバージョンもほんの数時間で作り上げている。おそらく、今あるどのヘクサコプターの中でも最短の開発時間だろう。詳しくはこちら

– Cabe Atwell

原文