Electronics

2024.05.24

今年で7回目!つくる楽しさを共有する「たのしいmicro:bitコンテスト2024」開催のお知らせ

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今年で7回目となる、教育用マイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」を使った作品コンテスト「たのしいmicro:bitコンテスト」。Maker Faire Tokyo 2024にてグランプリをはじめ各賞の結果発表を行う予定です。

本コンテストは、第5回よりイギリスのMicro:bit Educational Foundation(Micro:bit教育財団)の協力をいただき開催しており、今年も受賞者には財団からのメッセージが贈られる予定です。また、応募いただいた皆さま全員に、ささやかな参加賞も予定しています!

作品の応募受付は5月24日(金)から8月12日(月)まで。たくさんのご応募を、お待ちしています。

■概要
「たのしいmicro:bitコンテスト2024」は、子供から大人までだれでもかんたんに、プログラムで動いたり光ったりするものが作れるマイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」を使った作品を募集します。
本コンテストの目的は「作って楽しむ」です。作ることそのものを楽しむ、作ったものを使って楽しむ、作ったものをほかの人と共有して楽しむ、など楽しみ方にもいろいろあります。日常のさまざまなものがプログラムで動いていることを知り、自分で考えたプログラムでものが動く楽しさを、本コンテストを通して多くの方に体験していただきたいと考えています(昨年のグランプリ・優秀賞・特別賞作品は「たのしいmicro:bitコンテスト2023」Maker Faire Tokyo 2023にて受賞結果が発表されました!にてご覧ください)。


2023年グランプリ受賞作品の「月齢ドーナツ」(作者:otamaさん)

■主催
株式会社スイッチエデュケーション、株式会社オライリー・ジャパン

■協力
Micro:bit Educational Foundation

■募集部門
募集部門は以下の2つです。
・Kids&Family部門:小学生以下の子供+大人が対象(子供1人+サポートする大人1人の計2名以上で参加してください)
・一般部門:中学生以上が対象(個人でもグループでも可。大人だけの参加ももちろん歓迎です)

■応募方法
下記の2つのステップの両方が必要です。
①X(旧Twitter)に動画投稿
②応募フォームから作品登録

※必ず、Xへの動画投稿と、応募フォームの送信の両方を行ってください。

それぞれについて、くわしく説明します。

①Xに動画投稿
作品が動作しているところの動画を、ハッシュタグ「#たのしいmicrobitコンテスト2024」を添えて、Xに投稿してください。Xに投稿できる長さ(2分20秒)に動画をおさめるようにしてください(作品が動作していることが必須条件となります)。
<動画を投稿するときの注意点>
動画は、必ず以下のポイントをおさえていただけるようお願いします!
・作品の全体像と動きがわかるようにしてください。
・micro:bitが使われている箇所のシーンを必ず含めてください。
・工作によって、micro:bitや回路の部分が他の素材でおおわれている場合は、中身がわかるよう、工作部分を開けた状態のシーンを含めてください。
・可能な方は、システム構成図も含めていただけるとベターです。
「どんな感じで撮ればよいの?」という方は、こちらのサンプル動画を参考にしてください。
・「たのしいmicro:bitコンテスト」は、”たのしさが伝わってくること”を大事にしています。作品説明の中で、どんな風に周りの人を楽しませたり、自分が楽しんで取り組めたのかを、ぜひ伝えてください!
※Xアカウントは13歳以上の方しか作成できません。13歳未満の方は、必ず保護者の方が投稿を行ってください。
Xサービス利用規約をご参照ください)

②応募フォームから作品登録
以下のボタンの応募フォームから、作品を登録してください。フォームに従って、テキストの入力を行ってください。動画を投稿したXのURLも忘れずに、フォームに記載するようにしてください。

■応募受付期間
2024年5月24日(金)~8月12日(月)

※8月12日までに応募されたものが審査の対象となります。

■参加費
無料(ただし、必要な材料・機材は応募者側でご用意ください)

■作品の条件
・「micro:bitを使った作品」であれば、テーマは自由です。
・プログラミング環境も不問(ブロックエディタ、MicroPython、Scratchなど)。
・センサーなどの部品、Raspberry Piなど他のボードの付加も自由。筐体に使う素材なども不問(ダンボール、ブロック、3Dプリンターで作ったパーツ、等)。

※作品や動画を作成するときの注意
作品に使用する素材や、動画に使う画像・音声などの素材は、著作権法上問題のないもののみを使用してください。他人が著作権を持つ著作物が含まれる場合には、応募者の責任において、著作権者に使用の許可を得てください。人物の肖像等を利用する場合についても同様です。万一、それら著作権、著作隣接権および肖像権など権利を有する者から異議申し立てがあった場合は、応募者の責任と負担で解決するものとし、主催者側は一切の責任を負わないこととします。

■審査評価項目
・着想がユニークであるかどうか
・ものづくりの楽しさを感じられるかどうか
・みんなを楽しませるものであるかどうか
・自分の作品が伝わりやすいよう工夫されているかどうか

■選出の流れ

①作品応募受付期間(5月24日~8月12日)
たくさんの応募をお待ちしています!

②1次審査(8月中旬)
部門ごとに1次審査を行います。応募作品の中から、Kids&Family部門より3組、一般部門より3組の計6組を選出いたします。

③1次審査通過者発表(8月下旬)
1次審査通過者には個別にメールでご連絡します。主催者のWeb上でも発表されます。
1次審査を勝ち抜いた6組の皆さんには、決勝大会(オンライン)に出場していただきます。プレゼンテーションのご準備をしていただきます(詳細は個別のメールでご案内をいたします)。
※1次審査を通過しなかった作品にも「スイッチエデュケーション賞」のチャンスがあります。また、応募いただいた皆さん全員に「参加賞」が贈られます。くわしくは「賞」の欄をごらんください。

④決勝大会(9月中旬)
オンラインイベント。1次審査を勝ち抜いた皆さん自身による作品のプレゼンテーションと、審査員との質疑応答など。
Zoomミーティングで行い、YouTube Liveでの配信を予定しています。

⑤決勝審査(9月中旬)
決勝大会の内容を総合的に判断し、審査員が受賞者を決定。

⑥受賞結果発表
9月21日(土)または22日(日)、Maker Faire Tokyo 2024にて、決勝大会の受賞結果発表を行います。

※日程は現時点での予定であり、変更となる可能性があります。
※1次審査を通過された作品には、Maker Faire Tokyo 2024会場内にて展示スペースを用意する予定です。詳細は個別のメールでご案内をいたします(展示は決勝審査に影響しません)。

■審査員(50音順)

・折原 ダビデ竜学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部共同スクールプレジデント株式会社ドワンゴ N予備校プログラミング運営責任者)

こんな作品、待ってます!
✅この世に無いとっておきの発明品
✅見たことないような技術の使い方
✅物作りの楽しさが伝わってくる
未来を作るのは君だ!
皆さんの作品を楽しみにしています!

株式会社ドワンゴにてニコニコ生放送開発エンジニアを経て、2016年よりN予備校プログラミング講師として高校生にプログラミングを教える。ZEN大学(仮称、設置認可申請中)講師予定。


・原 正幸株式会社プロキッズ 代表取締役、一般社団法人日本ゲーミフィケーション協会 理事、国立大学法人 名古屋工業大学 非常勤講師)

こんな作品、待ってます!
✅「私が楽しい!」「友達や家族が楽しい!」という作品
✅「私が欲しい!」「友達や家族が欲しい!」という作品
✅「私が作りたい!」という気持ちに溢れた作品
「micro:bitで作りたいもの」のイメージをどんどん膨らませて、自由にアイディアを形にしてください。自分自身が心から楽しめる作品、大切な人と一緒に楽しめる作品、自分や大切な人が心から欲しいと思える作品。そして何より、「これを作りたい!」という強い気持ちから生まれた作品と出会えることを、心から楽しみにしています。

NECにてエンジニア、ビッグローブでは格安SIM事業を立ち上げ、社長賞を連続受賞。子どもが生まれたことを機に、子供向けIT教育を行うプロキッズを設立し、小中高生向けオンラインプログラミングスクール「Codeland」を他社に先駆けて開始。他にも国立名古屋工業大学の非常勤講師、日本ゲーミフィケーション協会の理事、東京都中小企業新興公社「新しい日常」対応型サービス創出支援事業にて生成AIの専門家を務める。


・矢島 佳澄乙女電芸部 部長、合同会社techika 代表社員、Yolni株式会社 取締役)

こんな作品、待ってます!
✅自分が欲しくてなりふりかまわず作っちゃった!という作品
✅とにかくみんなに見てもらいたい!という作品
✅作ったあとも使うのが楽しくてたまらない作品
たのしさが一番大事なコンテストです。
完成度や技術レベルを気にしてためらわずにまずは応募してみよう!

慶應義塾大学環境情報学部卒業。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。乙女電芸部では手芸と電子工作を組み合わせた作品展示やワークショップをMaker Faire Tokyoをはじめ全国で開催。合同会社techikaでは「柔らかいハードウェア」をテーマに、製品コンセプトモデルの受託開発を行う。ハードウェアスタートアップYolniを創業。慶應義塾大学非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師、女子美術大学非常勤講師も務める。

■賞
グランプリを受賞された方にはiPadが贈られるほか、受賞者の皆さんには素敵な賞品を予定しています。
グランプリ(1名)iPad(256GB Wi-Fiモデル)、Make:書籍厳選セット、micro:bit用モジュールキット(プログラミング・フォロ for micro:bit
優秀賞(2名)Amazonギフト券 10,000円分、Make:書籍厳選セット、micro:bit用モジュールキット(AIプログラミングで動くものづくりをはじめようキット
特別賞(3名)Amazonギフト券 5,000円分、Maker Faire Tokyoグッズ

上記、6名の受賞者のみなさんには、Micro:bit Educational Foundation本部から、作品に対してメッセージも贈られます。

・スイッチエデュケーション賞(若干名)2022年から新設された賞です。1次審査を通過しなかった作品の中から、その努力をたたえたい作品に対して贈られます。ささやかなプレゼントを予定しています。

・参加賞(応募者全員)応募いただいた皆さま全員に、「micro:bitステッカー」(提供:Micro:bit Educational Foundation)、「micro:bitなエコバッグ」(提供:スイッチエデュケーション)が贈られます!

 
ステッカー、エコバッグのデザインは変わることがあります。

■参考書籍
micro:bitをはじめて使う人にもわかりやすく解説した本『micro:bitではじめるプログラミング――親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス 第3版』(オライリー・ジャパン刊)も、ぜひご一読ください。

■お問い合わせ
「たのしいmicro:bitコンテスト」に関するお問い合わせはこちらまでお送りください。
E-mail: info@makejapan.org