2015.11.05
3次元ゾートロープ
後藤映則さんの”Toki-“を3次元ゾートロープと呼んでしまっていいのだろうか。回転台を使って対象を動かすことでアニメーションを実現するという点ではゾートロープなんだけど、違いがいくつかある。まず対象が平面的な絵ではなく3Dプリントされた立体であること、そして視点が固定されず、像が浮かぶ位置を動かしたり複数表示することができる。新しい映像体験だ。
ちょっとユニークなクラフト作品や暮らしやデザインに関する記事はこちらから。
2015.11.05
後藤映則さんの”Toki-“を3次元ゾートロープと呼んでしまっていいのだろうか。回転台を使って対象を動かすことでアニメーションを実現するという点ではゾートロープなんだけど、違いがいくつかある。まず対象が平面的な絵ではなく3Dプリントされた立体であること、そして視点が固定されず、像が浮かぶ位置を動かしたり複数表示することができる。新しい映像体験だ。
2015.11.02
ダンボールが大好きだ。簡単に扱えて、丈夫で(ある程度)、リサイクルができる。どこにでもあるし、きれいな作品を作りたいときは買うこともできる。そして、Maker Faireの出展者も来場者も、みんなダンボール好きであることがわかった。「箱はその中身とおなじぐらい楽しい、という名言につきます」と語るのは、NYSCI(New York Hall of Science)のMichaela Labriole。中に入れるドームから、ゲームや楽器まで、ダンボールはどこにでもある。ここに、私たちが選んだ8つの作品を紹介しよう。
2015.10.30
プログラマー、ウェブデザイナー、グラフィックアーティスト、そして独学の「紙マニア」であるMari Michaelisは、Marigami Origamiという素晴らしい折り紙サイトを運営している。そのなかに、Mantler’s Batというコウモリの折り方が載っている。これは、折り紙アーティストのAndrea Mantlerが考案した中レベルの折り紙。彼女のサイトには、PDFの折り方のリンクがあり、彼女自身が丁寧に折り方を教えてくれるビデオも掲載されている(下のビデオ)。
2015.10.20
Eコマースの巨人、Amazon(Amazon.com)がHandmadeを立ち上げた。個人アーティストが手作りの品々を展示し販売するためのプラットフォームだ。ジュエリー、ホームアンドキッチン、ベイビー、ライティングの4つのカテゴリーのショップフロントには、すでに8万件以上のアクセスがあるという。「私たちは、みなさんがクラフトのエキスパートであることを理解しています。なので、ここはみなさんの話を発表するのに相応しい場所です」と、6月に発表されたプロモーションビデオでAmazonは言っている。
2015.10.14
毎週金曜日、我が家ではある儀式を行う。仕事や学校関係のものはすべて部屋の片隅に放り出し、その夜はすべてを忘れる。電話はマナーモードに、メールも閉じる。ピザを注文して、ビーンバッグを引っ張り出して、犬たちと座って映画を見る。我が家だけではないだろう。家族ごとにライフスタイルはコトなり、いろいろな事情があるだろうが、同じようなことをしている人は多いはずだ。ただ座って、リラックスして、食べて、映画を見る。
さて、Netflixはそこをよく理解していて、その準備を簡単にしてくれる。
2015.10.07
写真:Philipp Schmitt
観光地のありきたりな写真を撮りたくないというプライドを持つ人のために、Interaction Designの学生、Schmittが、いかにも観光客が撮りそうな写真を避けてくれるiPhoneケースを作ってくれた。プロジェクトの詳細はこのウェブサイトで見られる。
プロジェクトの名称はCamera Restricta(カメラオブスキュラに引っ掛けてある)で、自作のウェブアプリとiPhoneのGPSを使って、今立っている場所でどれだけの人が写真を撮ったかを知らせるというもの。
2015.10.01
材料は紙とピアノ線と糸だけ。道具はハサミとカッターと糊だけ。NEEZさんはそれだけでちゃんと動く振り子時計を作りました。製作の苦労談がブログにまとめられています。自分の手で作る意味を再認識する過程を追体験できます。
2015.09.24
BreadBoard Bakingのプロジェクト『食べられるブレッドボード』の作り方がクックパッドで公開された。
食べられるブレッドボード
2人分の分量と作り方がステップバイステップで説明されている。途中までは普通のクッキーを作っているんだけど、途中から電子部品や回路図が登場する異色のレシピとなっている。みんなも作ったら、つくれぽで報告しよう。
2015.09.14
YouTuberのAl Zhの紙でできた6気筒エンジンのデモンストレーションのビデオには驚いた。この小さな作品を完成させるには、よほどの忍耐と努力が必要だったろうなと想像することしかできない。いったい成功するまでに何回作り直したことだろう。考えるだけで紙で指を切りそうだ。
このV型6気筒エンジンは、ほとんど紙、ハサミ、接着剤、テープだけで作られている(あとはドライブベルトに使われている何か)。Al Zhは風船から圧搾空気を送り込んでエンジンを回している。
2015.09.09
SEAMstudioのLamp Projectは、1枚のフォームコアボードから作られている
フォームコアは、手早くプロトタイプを作りたいときに便利なボードだ。軽くて固くて、簡単に扱えて、何度でもやり直しが利く。カッター、鉛筆、定規といった簡単なツールがあれば、切ったり折ったりが容易にできる。
フォームコアを使って大まかなプロトタイプを作ることは、デザインプロセスにおいて重要部分だ。思考の分散化を使ってアイデアを発展させたいときは、大まかなモデルがそれを可能にしてくれる。