Crafts

2015.06.24

25年前、レゴでいろんなキャラクターを作った

あれは80年代の終わりから90年代のはじめだった。私の歳がまだ一桁のころ。兄を通じて漫画本に出会った。しかし、ご想像のとおり、兄はなかなか貸してくれなかった。でも、私は読んだ(兄は留守が多かったからだ)。

少し後、私は初めてKroch’s and Bertano’sという本屋で漫画本を買った。当時はシカゴで最大の書店だった。私は自分のお金で、X−Men の号を買った。それは、X-Menにガンビットが加入してすぐ、シャイア帝国との戦いのときだ。私はたちまち漫画の虜になった。

Crafts

2015.06.22

本棚でもある椅子

このブックシェルフ・チェアは、どこに置いてもすぐに本が読める。この驚きの家具を作ったのはDarko Kavazovic。彼は、似たような椅子をhouzz.comで見つけたのだが、5000ドルもしたので、これは自分で作れば楽しいプロジェクトになると考えた。かかった費用は数分の1だった。

彼は作り方をInstructablesで公開しているが、じつに簡単だ。このプロジェクトに必要な材料は、木材と木ネジだけ(もちろん工具は必要だけど)。家具のサイトで見つけたときは、実際のサイズがわからなかったので、彼はドアから入れられる大きさに決めた。

Crafts

2015.06.15

旋盤で木のスプーンを削り出す

Grady Hillhouseはクルミ材とシタン材を使って、旋盤で美しい2本のスプーンを削り出した

旋盤加工の様子を見るのは楽しい。シンプルなテーブルの足ばかりでなく、繊細な細工を施したペンから宝飾品まで、いろいろな素材からいろいろなものが作れる。

木材は、なかでももっとも汎用性の高い素材だが、これを組み合わせることで、Grady Hillhouseは、ほぼ旋盤だけを使って驚くほど美しいスプーンを2本作った。

Hillhouseは、まず、明るい色のシタン材を、2つのクルミ材で挟むことから作業を開始した。

Electronics

2015.06.12

Kickstarterから協調へ:都会の自転車屋が目指す次のレベル

Revolights共同創設者でCEOのKent Frankovich

アーバン・バイキング — おもに通勤に使われるだろうが、その他、ただ乗り回すだけでも都市の中を自転車で走ることをそう呼ぶ。その数はどんどん増えているが、まだちょっと怖かったり、不便だったり、不快だったりする。

自転車の伝道師は大勢いて(たぶん私もそのひとり)、自転車に乗るとよいことのリストをせっせと作っている。また、いろいろな製品を作るMakerのコミュニティがあり、自転車の敷居を少しだけ低くしてくれている。

Crafts

2015.06.10

Maker Faireの10年:Dale Dougherty

10周年を迎えたMaker Faire Bay Areaは、我々の文化の終わりのないMakingとMakerカルチャーの台頭を祝う祭として大変に盛り上がった。5月15日から17日にかけてサンマテオで開かれたMaker Faire Bay Areaは、すべてのMaker Faireの母だ。もっとも規模が大きく派手で、それでいて、これまでになくスイートとチャーミングだった。Maker Faireがここまでパーフェクトで大人気になるまでに10年かかった。私はこの10周年を誇りを持って讃えたい。

Crafts

2015.06.09

90年代トランスフォーマー風オモチャをプリントしよう

Lincoln Logs、Lego、Tinkertoys、Hexbugs、K’nexなど、組み立てられることが子どものオモチャの世界では大きな売りになっている。ということは、自分で組み立てられないオモチャを買って遊ぶことに、どんな楽しみがあるのだろう。

そうしたキットの中で最新のものが、アーティストでデザイナーのTomoo Ymaji(山路智生)が製作したエレガントなトランスフォーマー風アクションフィギュア、Stingrayだ。Shapewaysで公開されている。

Kids

2015.06.08

LiteSeeds ─ Makerへのやさしい入口のLEDステッカー

LiteSeeds LEDステッカーはペーパークラフトに光を与える

LED工作のパワーについてはみんなも知ってるとおり(ArduinoのHello World!もそうだ)。LEDは多くの人たちを作る世界に引きずり込んだ。しかし、若い女の子にはなかなか広がらなかった。だがそれも過去の話。LiteSeedsのLEDステッカーがすべてを変える。

Maker FaireのStart-Up Pavilionを歩くと、ブースの前で珍しい人々の団体に出くわした。LEDステッカーを作りたい小さな女の子たちの集団だ。

Fabrication

2015.06.05

GoogleがDIY 3D VRカメラリグを公開

JUMP対応のカメラ16台用VRリグに装着されたGoPro

カリフォルニア州サンフランシスコで開かれたGoogle I/Oの基調講演が、ビデオ製作者のための驚くべき発表で締めくくられた。この夏、GoogleはJUMPという新しいプラットフォームを立ち上げる。ステレオVRビデオの撮影、編集、公開を楽に行えるようにするものだ。

Makerにとっては、この発表でいちばんおいしかったのは、VR映像の撮影に必要な16台のカメラを取り付けるための装置の詳細が公開されるという点だ。

Crafts

2015.05.19

なぜクラフト作家がデジタルファブリケーションを使わなければならないのか

プエルトリコに住むアーティスト、Angel Lamarによる小鳥の彫刻 “Chango”。最初は手で彫り、そのあとはTredéで木材入りフィラメントで3Dプリントした

1年ほど前、サンファンで3Dプリント・ワークショップで講師をしていたころ、1台の3Dプリンターに2人の芸術科の学生が注目した。面白いことに、彼らはテクノロジーに反対する態度をとっていた。ひとりは、機会が広がることに驚いていたが、もうひとりは、それを使う理由を探していた。「これは私たちを置き換えるものではないわ」と彼女は言った。

Crafts

2015.05.14

発泡スチロール板と工作用紙で作るコロコロ迷路

発泡スチロール板と工作用方眼紙だけで作るコロコロ迷路。道具もカッターと定規、そして何本かペンがあれば良い。発泡スチロールに深さ5ミリの切り込み線を格子状に引き、そこに紙の壁を立てていくという手法。シンプルだ。でも、出来上がった迷路はかなり複雑。動画の迷路を作るのに、約6時間必要とのこと。作者の雪風かんなさんは「迷路の構想、下準備、作成」の3日に分けて作業することを勧めている。この迷路をプレイしている動画はこちら。

BB弾コロコロ迷路で遊んでみた

詳しい作り方はこちら。