Crafts

2015.04.10

私たちが選んだBYTEマガジンの9つの表紙

どの編集者もこれは選ばなかった。第1号なのだが。

今日も、いつもと変わらず、Makeのオフィスには、懸命に働く人たちのカチャカチャとタイプする音だけが響いている。その静寂を破ったのは、テクニカルエディターのDavidだった。彼は、1975年の第1号からの BYTEマガジンのすべての号の表紙をシェアしたのだ。しばらく沈黙したあと、「おお、これがいい。見てよ」とか「これはいいポスターになるね」なんていう感想が聞かれ始めた。

みなさんも見たいでしょう。共有の精神で私たち編集者が選んだ表紙を紹介します。

Crafts

2015.03.30

庭に墜落した段ボール製の実物大Xウィングファイター

本当のスター・ウォーズファンなら、新しい映画が公開されるまでの間、何をすべきか。しかももうすぐハロウィンというときに、どうするか。Christian Ackermanは実物大のXウィングファイターを作った。あちこち光るし、コックピットも開く。

Christianのビデオを見ると、これを作るために必要だったものは、広い場所と、大量の段ボール、ホットグルー、バケツ、スプレーペイントだ。クリスマスの電飾で光るようにもなっている。サラダボールにペイントして作ったR2D2の頭も乗っている。

Crafts

2015.03.27

プロジェクトノートに愛を:刺繍できる表紙のノート

こんな法則がある。ノート、予定帳、プロジェクトノートが美しいほど、それを使うようになる。そして、それらを使うほど、プロジェクトが混乱なく進行できるようになる。だからみんな幸せ! あなたのプロジェクトノートはどう? スタイリッシュでモダンなDIY刺繍ノートカバーがあれば、プロジェクトが楽しくなること請け合い。

気に入った? 作ってみたい? 用意するのは、しっかりとしたハードカバーのノート、インスピレーション、そしてCurious and CatcatのKathieが製作した縫えるノートのチュートリアル。

Electronics

2015.03.27

なぜNew York Times紙にR&Dラボがあるのか

New York Times社の「リスニングテーブル」を囲んでAlexis Lloyd(左)とJane Friedhoff(中央)の話を聞くNoah Feehan(右)

Noah Feehanは、ドライバーやデジタルオシロスコープやハンダ吸煙器が散らばる作業場にいた。デスクには未完成の回路プリンターが置かれている。ナノシルバー粒子とアスコルピン酸入りのインクのカートリッジを装填している。これは、紙に電子回路を印刷するためのプリンターだ。Feehanと彼の仲間たちはこの部屋を出たり入ったりしながら、プリンターを作っている。

Crafts

2015.03.23

カワバンガー! 毛糸のニンジャタートル縫いぐるみ

さあ、毛糸をかぎ針を取り出して、あの可愛らしくてやかましいカメたち、ミュータントタートルの縫いぐるみを編もう!

そうそう、ミュータントタートルと言えばペパロニピザも欠かせない。Nichole’s Nerdy Knotsでは、ちゃんとピザの編み図も用意されている。

Nichole’s Nerdy Knotsには、もっと他にもいろいろあるが、ぜひともバイオショックの光るビッグダディーを見てほしい。この編み図は無料で提供されている。

Crafts

2015.03.20

1万ドルもしないかわいいフェルトのApple Watch

新しいテクノロジーはファッショナブルである。機能よりも形を気にする人なら、とくにウェアラブルが気になる人は、Hiné Mizushima(水島ひね)の本を参考に、超低価格のアップルウォッチを作ってみては?

フェルトとボタンとホックで、シンプルなブレスレットを、こんなフェルトのApple Watchにしてしまった。こんなふざけたやり方でも、新しいテクノロジーが昔からあるクラフトプロジェクトのネタになるのはうれしいことだ。

Crafts

2015.03.18

手書き文字を無料でフォントに

自分の手書き文字に自信のある人なら、それをフォントにしてみんなに使ってもらおう。MyScriptFont.comを使えば、なんとそれがタダでできてしまうのだ。

やり方はすごく簡単だけど、プリンターとスキャナーが必要。フォントができたら、dafont.comなどのサイトで公開もできるし、自分だけのフォントとして使うこともできる。招待状や感謝カードをたくさん書くときも、苦労して1枚1枚書くことなく、自分の字で印刷できる。SilhouetteデジタルカッターならあらゆるTrue Typeに対応しているから、それを切り抜くことも可能だ。

Fabrication

2015.03.13

裏庭に22フィートの津波脱出ポッドを作る男

パロアルトに住むChris Robinsonは、2011年3月に日本を襲ったような大津波が来たときに、どうやって家族を守るかを考えていた。そして彼が出した答は、Tsunamiballだった。木製の脱出ポッドだ。

自分で船をデザインして作る人は珍しくないが、Chrisには船を作った経験も、ヨットに乗った経験もない。ただ、トップクラスの木工技術を持っていた。

船体の木枠には、キャプテン用の窓と丸窓が備えられている

Chrisは2012年からこのTsunamiballを、暇な時間を使って作り続けてきた。

Electronics

2015.03.11

いらなくなったスキーから弓を作る

冬も終わりが見えてきた。今シーズンで引退させようと思っているスキーをどうするか。または、スキーよりもアーチェリーをやりたいと思ってるかも知れない。どちらかはともかく、スキーから弓を作るテクニックを紹介しよう。もともとはクロスカントリー用のスキーを使っていたのだが、ダウンヒル用のスキーのほうが剛性が高く性能のいい弓ができるようだ。

このスタイルの弓は「テイクダウン・ボウ」と呼ばれている。狩りへテイクダウン(持って行く)からではなく、不要なものを分解(テイクダウン)して作り直した弓だからだ。

Fabrication

2015.03.09

息子の新しい3Dプリント義手が届いた

15年前、私たちは2050グラムの男の子を授かった。私はこれ以上ないほど喜んで幸せな気持ちになった。私は彼を、ライオンキングのシンバのように空に向けて抱き上げたいと思った。しかし、ワーズレイ病院では、そんなことは許してくれなかった。なので私は、スター・ウォーズのフィギュアを買い与えることで自分の舞い上がった気分を抑えたのだ。

彼は未熟児だったので、私たちの手から離れてしまった。母親は産後の手当てのために部屋に連れて行かれた。そして私は、小さな(本当に小さな)赤ちゃんに会おうと部屋に飛び込んだ。