Electronics

2010.08.06

音楽が鳴るフィンガーボウル

「大きなことをしたければ、まず自分の手を濡らせ」と昔からよく言うよね(というか、これはボクが作った言葉です)。
Ion FurjanicのElectric Tea 1.0(Peace Games)は「食器の器、金属球、スピーカー線、水、そして人体の導電性」を利用してユニークな音楽用のインターフェースを作り上げた。気持ちのいいトリガーだ(水を常に清潔に保ってくれたらね)。
Ionのそのほかの作品はLava Jumper Studiosで見られます。

Crafts

2010.08.05

美しい泥だんごの作り方

稚内珪藻土を使った美しい泥だんごの作り方。ペットボトルのフタで削って形を整えたり、ビニール袋でこすって表面を研磨したりといったテクが紹介されています。泥だんご作りはリラックスできる、という話を聞いたことがありますが、自分でもやってみたくなってきました。

Crafts

2010.08.02

指輪型プロジェクター

19世紀のスタンホープ(覗きオモチャ)に影響されて、”Play me, I’m yours” で知られるブリストルのアーティストLuke Jerramは、妻Shelina Nanjiへの結婚指輪として、こんなエレガントな写真投影指輪を考案した。宝石職人のTamrakarに協力してもらって作ったのは、Jerramは、暗い部屋で裏から光を当てると小さなスライド写真を何枚か投影できる指輪だ。

Crafts

2010.08.02

ArduinoでコントロールするCNCミシン

Upcraft.itチームのメンバーでMake仲間のAndrew Lewisは、Arduinoとサーボモーターで制御するミシンを作った。
サーボに接続されたArduinoは次の3つのモードの切り替えを行います。
1) 基本のジグザグ – ミシンに元からあったジグザグ縫い機能をそのまま再現します。
2) パターンモード – Arduinoのメモリーに保存した10個のパターンからひとつを選んで縫います。
3) フルCNC – USBでコンピューターに繋ぎ、ミシンのカスタムパターンの命令を認識させます。

Science

2010.07.29

Liquid Galaxy – Googleのガラスの飛行エレベーター

Googleのソフトウェアエンジニア、Jason Holtとその同僚たちによる、かの有名な “20% time” プロジェクトのひとつ。Liquid Galaxyは、ユーザーをぐるりと取り囲むように配置した8つのフラットパネルディスプレイを同期させて、市販の6軸ジョイスティックを動かすと「Google Earth」を体感できるというもの。その効果は驚愕そのもの。Holtの解説より。……突然、Google Earthの中を飛んでいると、本当に飛んでいるように感じられるようになった。

Crafts

2010.07.20

太陽系ネックレスのビーズひとつは2000万マイル

Chain of Beingという名で知られるLaura Cesariは、太陽系をビーズで作った。これはネックレスとして身につけることもできる。この作品は、先日、カール・セーガンのPlanetary Societyブログにも取り上げられた。数年前、友人のビーズショップで、木星に似たとてもきれいな瑪瑙をみつけた私は、それを使って、周囲に衛星を見立てたビーズを配置した「木星ネックレス」を作った。この太陽系デザインでは、もっと視点を引いて、小さめのビーズを使って惑星間の距離を再現するようにした。

Electronics

2010.07.20

脳波で操るDIYパイロキネシス

ついのこのときが来た。Site 3 coLaboratoryのSeth Hardyは、火炎放射器とNeuroSky MindSetを合体させて、PK4Aプロジェクトを完成させ、これまでSFの中の話だったパイロキネシス(発火能力)を現実のものにした。ただし、脳波でコントロールするためのヘッドセットとプロパンガスのタンク数本が必要なんだけど。でも、見た目は同じだ。すっげークール!
– Matt Mets
訳者から:ちなみに、NeuroSky MindSetというのはこれ。

Crafts

2010.07.13

多摩美ハッカースペース

多摩美ハッカースペース。またの名を超図工室。多摩美術大学八王子キャンパス情報デザイン棟の一角にCupCake CNCやクラフトロボ、コンピュータミシンといったパーソナルファブリケーションツールが集められ、自由なものづくりの空間として学生達に開放されています。「手芸とコンピュータ」あるいは「植物と電子回路」といった、本来異質とされる素材の組み合わせから生まれる新しい表現を実験する場でもあり、ちょっと不思議な成果物がそこかしこに散らばっています。こんなスペースが自分の行動範囲内にも欲しい!というのが、見学した我々の感想です。

Electronics

2010.07.12

特許を使って無限に話を綴るドローマシン

Julius von BismarckとBenjamin MausによるPerpetual Storytelling Aparatus(永久物語装置)。Perpetual Storytelling Apparatusは、特許の絵を使って永遠に話を描き続ける装置です。特許の説明文に含まれる単語から図像を取り出します。700万件の特許には、2200万件の参照特許にリンクしています。これが語彙となります。昔の特許を参照している特許を使うと、特許から特許へとさまざまな道筋ができ、それが新たな意味をもたらします。

Electronics

2010.07.12

立体グラフィティ彫刻

Evanより- Graffiti Analysis: Sculpturesは、私が落書きの筆の動きから作り出した実体彫刻の新シリーズです。新しいソフトウェア「GA 3D」に、Graffiti Analysisでキャプチャーした.gml形式(Graffiti Markup Language)のファイルをインポートして、データから三次元ジオメトリーを作り、.stl形式(BlenderやMayaや3DS Maxなどの3Dソフトに対応する標準的なファイル形式)で3D化したタグを出力します。