Crafts

2008.08.07

ジャクソン・ポロック風抽象絵画自動生成マシン

横浜で行われたEIZONE2008で目撃した森浩一郎さんの作品。床に置いたキャンバスに絵の具をしたたらせて描くドリッピングという技法を再現する機械「gossamer-1」。マイクが周囲の音を広い、その音の高さに応じて、4本のグルーガンから塗料(色のついた粘着剤)が垂れてきます。グルーガンが入ったユニットは、やはり周囲の音に感応して振り子運動を行います。その結果、キャンバスには幾重にも折り重なった繊維状のノリによる、不思議な「作品」ができあがります。
ジャクソン・ポロックについては「ポロック 2人だけのアトリエ」という伝記映画が面白いかも。

Crafts

2008.08.05

音楽を折る折り紙

JooYoun Paekの”Fold Loud”は、伝統的な折り紙とデジタル音楽のコントローラーを組み合わせて、心和む音楽用インターフェイスを作った。 -Fold Loudは、紙を折って遊ぶと心地よいボーカルの音が鳴り響きます。折る場所によって異なる声が出るようになっていて、折り方によってはハーモニーを聞くことができます。複数のFold Loudを同時に使えば、コーラスも可能です。回路は導電性の糸を使い、縫い目が目に見える形で配線されており、これがメタテクノロジーの美を強調しています。

Crafts

2008.08.04

Levelhead – 拡張現実ゲーム

Julian OliverのLevelheadは “拡張現実型空間記憶ゲーム”だ。semacode ARToolkitのマーカーを埋め込んだ立方体がインターフェイスになる。- levelHeadは、唯一の操作系となるプラスティックの立方体を動かして遊びます。画面には、立方体の各面に部屋が映し出され、それぞれの部屋はドアによって論理的に繋がっています。
いずれかの部屋に1人のキャラクターがいます。立方体を傾けることで、プレイヤーはキャラクターを歩かせ、部屋から部屋へ移動させて出口を探します。

Electronics

2008.07.30

毛糸編みのシンセサイザー – Octopulse

Core77 のインタビューだ。Octopulseを作った、というか今も作ってるBrit Leisslerのお話。Core77より:ロンドンのShoot the Stylist StudiosのBrit Leisslerは、ヤマハのデザイン研究所が作った実験的な楽器Octopulseのデモを見せてくれた。この”生き物”の目標は、音楽の聞き手を演奏者にしてしまうこと。具体的に言えば、敷居の高いテクノロジーを誰でも簡単に楽しめるようにするための、簡単で優しく感覚的な毛糸編みのシンセサイザーだ。

Science

2008.07.29

角材と釣り用のおもりで作ったニューラルネットワークの彫刻

“Rechnender Raum”(演算スペース)は、Ralf Baeckerが角材と糸と釣り用のおもりで製作した軽量な動く彫刻だ。これはまた、ニューラルネットワークの機能を完全に再現している。下のリンクのビデオを見ると、その動きに本当にビックリさせられる。この作品は、今年9月にアイルランドのダブリンで開かれるArbots 2008に出展される予定。

Crafts

2008.07.24

エレクトリカルファンタジスタ2008

クリエイティブクラスターの岡田さんから、8/6まで横浜で開催中の「エレクトリカルファンタジスタ2008」の案内をいただきました。

ITの発展に伴い、特別なものになってしまったと考えられてきた先端技術によるものづくりやコンテンツづくりが、才能のある個人やグループによって牽引されてゆく「クリエイティブクラス」の時代。その中において、日本から実際にその創造性を発揮する新しい才能「エレクトリカルファンタジスタ」が生まれ、さまざまな作品世界をもたらしていることを実際の作品を通じて体験できる展覧会です。

Crafts

2008.07.24

Scott Draves(Spot)の『Dreams in High Fidelity』- Makerインタビュー

ボクの大好きなアーティストがニューヨーク市で開かれた3LD(Three legged dog)のオープニングを飾った。- Scott Draves(通称:Spot)は、1日6万件の参加者を誇り、常に進化する抽象アニメーション、Electric Sheepの創設者として知られている。
Dreams in High Fidelityは変化する絵画だ。製作とレンダリングは、6万台のコンピューターと人々が介在するサイボーグ頭脳、Electric Sheepで行われた。

Crafts

2008.07.23

木が目を開けた(垣根も)

上の写真の目玉を付けた張本人は、イギリスのストリートアーティスト、FilthyLuker。けっこうコワイかも。だけどマンガっぽくて、かわいくて、頭が混乱する! いずれにせよ、びっくりする作品だ。

Crafts

2008.07.22

ポケットの中のアトリエ

Kayさんはポケットのなかに入ってしまう超小型アトリエを使って、どんなところででも(たとえば電車のなかで)、素敵な作品を作り出すことができる。
インダストリアルクレイを野外に持ち出して造形をするというコンセプトで開発している 、カプセル工房を使って造形しています。撮影用に室内で造っていますが野外造形と同じ でツールは爪楊枝一本です。