Electronics

2008.03.19

使い捨て万年筆にインクを再充填する方法

何年か前、友達からPilot Varsity(編注:日本での名称はVペン )という万年筆を教えてもらって以来、ずっとそればかり使ってきた。ただ問題は、普通の文房具屋にはなかなか置いてないことと、使い捨てだってこと。ペン先を外してインクを詰めることも可能だけど、それではペン先が傷む。そこで、DC DorkbotのメンバーJon Singerが、まったく新しい、かなりマッドサイエンティスト的な方法を考案した。
ペンの構造をざっと見たけど、インクを注入する場所はどこにも見あたらなかった。

Electronics

2008.01.16

優雅に真空管ができるまで

うっとりするようなこのビデオをご覧あれ(17分あります!)。フランス人アマチュア無線家が、三極真空管を自作する映像だ。ガラス細工を含むハイエンドな技術をさらりと披露してくれるところが憎い。ハンドマジックのような優雅な手の動きに、なんでもない音楽がまたいい感じだ。
Les lampes radio -(ありがとう Bruce!)Link
– Gareth Branwyn
訳者から:うんと上品な『ザ・メイキング』みたいだ。和む。あのパチッっていう溶接機ほしいなぁ。

Electronics

2007.11.14

お誕生日おめでとう – VMSは今年で30歳

わお、VMSが30歳になった。現在も(いまだに)重要な仕事を担っている… –
スミソニアン天文物理観測所の小惑星センターで1990年から副所長を務めるGareth Williamsは、太陽系をまわる40万個もの既知の小惑星や彗星を、ハーバード大学内の研究室から12台のVAXを使って追跡している。フランクフルトのドイツ証券取引所はVMSによって運営されている。オーストラリア証券取引所もVMSを使っている。アイルランドの国鉄アイリッシュレールも、アムステルダムの警察署も同じ。

Crafts

2007.11.13

パックジェントルマン(スチームパンクなパックマンがROMになった!)

Ms. Pac-ManをハックしてPac-Gentlemanを作ったという話をScottが教えてくれた。これは Doktor A’s “Pac-Gentleman” art projectに基づくものだ。グラフィックやプログラムは変更されている。ハックしたROMのダウンロードもできるよ! – Link
Makerならもうわかってるね。MAMEでミニアーケードを作って、木を削って、プレイしよう!
– Phillip Torrone
訳者から:下の写真はDoktor Aのパックジェントルマンという作品(実際は動かない)。

Electronics

2007.11.08

スチームパンクPCのネジを巻け

ボクたちの仲間、Datamancer(データマンサー)は、ついにスチームパンクノートPCを完成させて、ポストしてくれた。待たせただけのことはある。本気でかっこいい。このPCに使われている真鍮のフェースプレートの作り方のチュートリアルもある。ゴージャスなカスタムメイドのスチームパンクキーボードのページもあるよ。このキーボードに贈られたSF作家ウィリアム・キング(Game Workshopの物語の著者)からの賞賛のコメントもすばらしい。

Electronics

2007.08.31

世界最小PONGゲームマシン

RonaldのミニミニサイズのPONGゲームマシンだ。彼のサイトより –
&microSCOPEプロジェクトがうまくいったとき、次のプロジェクトは、昔懐かしいPONGゲームのミニチュア版だと心に決めていた。PONGは1966年にRalph Baerによって発明された。70年代にこのゲームは大流行して、当時子供だったボクは、これにすごく魅せられたのを覚えている。ウチにはその後に発売されたバージョンのゲームがあったが、中を調べてみたら、出てきたのは40ピンのICがひとつだけだった。

Electronics

2007.08.28

1,700冊のアーケードマシンマニュアル

Jason Scottは、1,700冊のアーケードマシンのマニュアルをPDF形式で公開している。彼のサイトより –
「1,700冊のアーケードマニュアルがPDFで読めるところはないかなぁ」と自問自答しているあなた、ここにその答えがあります。ここには、アーケードゲームの3ギガバイトを越えるマニュアルと回路図と一般情報が用意されています。匿名の有志がスキャンしてくれた結果です。30年前のものからあります。
私のコレクションは、これまでは300あまりでしたが、どれも出所が違い、ファイル名の構造も最新のコレクションと互換性がありません。

Crafts

2007.08.23

30分で作れるホバークラフト

私はWired.comの”Fifty Years of Hovercraft: The Tech That Barely Takes Off,”という記事でホバークラフトの歴史について書いている。自分でもホバークラフトを作ってみたいという気になったら、30分で作れちゃうよ。
20世紀中頃、ほとんどのコミック雑誌や「Boy’s Life」の巻末に、宙に浮く喜びをキミに、という派手な広告が載っていた。その広告の設計図を買えば、誰にでも空に浮く乗り物を作れるという触れ込みだ。

Crafts

2007.08.16

カセットテープカルチャー

Designboomの”カセットテープカルチャー”より –
このごろは、”将来の音楽”とそれを供給するフォーマットを取り巻く環境に関して論議が絶えません。しかし、音楽の供給方式が二転三転する状況は、今日のいわゆる”デジタル時代”に始まったことではないのです。音楽業界に大きな不安をもたらしたカセットテープの登場は、まだ記憶に新しい出来事です。カセットテープのデザインは、ビニール製の大きなテープに代わるポータブルなメディアとしてオランダのフィリップス社が1960年代に考案しましたが、特許をとらなかったために、瞬く間に多くの企業にコピーされ、急速な普及することとなりました。