Fabrication

2008.06.26

3Dプリンター

Fabbalooの3Dプリンターの詳しいレビュー記事、14 3D printers の要約だ。Timの記事より -この数年、ラピッドプロトタイピング(RP)は自動化が進み、価格もずいぶん下がってきた。オフィスや教育環境に置けるサイズのマシンも市場に現れ、3Dプリンターの認知度も高まった。RPの方式は様々だが、現在は、StratasysとZCorpの2社が市場を独占している状態だ。これらのメーカーの高品質な3Dプリンターの価格帯は3万ポンド(約650万円)あたりだ。

Electronics

2008.06.10

RepRapが増殖に成功

製造技術の最前線でグッドニュースだ。RepRapの増殖が実現した。BoingBoingより。
Adrian(左)とVik(右)と”親”のRepRapマシン。これは従来型のプロトタイプ製造機で作られたもの。写真左に映っているその親マシンが、初めて子供のRepRapマシンを生んだ。その子供は、イギリスのバス大学において、2008年5月29日協定世界時の14時に最初の孫部品を製造した。組み立てらた数分後のことだ。
RepRapパーティーが開かれる日も近いね。

Fabrication

2008.04.16

Segwayの新型RMP!

RoboBusiness でお披露目された Segway の新型 RMP だ。写真はこっちにもあるよ。現在、価格は5万ドルぐらいだろうということと、オムニディレクショナル(全方向)車輪(ハイパーディレクショナルって言ってたかな)でどの方向にも動けるということ以外に、詳しい情報は公開されてない。

これに使われている部品はSegwayと同じものだけど、数は2倍。400ポンド(約180キログラム)まで運べるという。ちょうど後のデモのためのファームウェアのロード中だったけど、デモビデオをそのまま撮影してきたから、それを見てね。

Science

2008.04.07

DNA実父鑑定検査キットと DNAギークなあれこれ

Identigene DNA Paternity Test Collection Kitは一般向けに販売されているDNA実父鑑定キット。アメリカではニューヨーク州以外のどの州でも買える(Identigeneによれば、ニューヨーク州には個人のDNAを第三者が見るときは裁判所か医師の処方箋が必要で、Identigeneを使うと誰でもDNAが見られちゃうので、ニューヨークのドラッグストアには置かれてないというわけ)。… via Buzzfeed
面白い。コーヒーショップでやっているところもあるそうな。

Science

2008.04.01

生まれ変わる組織……再生パウダー

regrowing organs… regenerative powder(生まれ変わる組織……再生パウダー)というタイトルのCBSニュースだ。とっても興味深い内容だよ。模型飛行機で指を切断しないようにね! という教訓でもあったりして。この粉は豚の膀胱から作られた物質で、細胞外マトリックス(基質)と呼ばれているものだ。タンパク質と結合組織の混合物で、腱の修復などに外科的に使われているのだが、再生医療という新しい分野を支援する秘密の力を持っている。

Science

2008.02.14

"ルーク"アーム

IEEE Spectrumの驚きのビデオだ。Dean KamenのDEKKAグループが開発した新しいロボット義手が公開されている。スター・ウォーズのルーク・スカイウォーカーが使っていた義手に影響されたそうな。- Link
関連:
Dean Kamen の “Luke Arm”義手は臨床試験が間近(英語)- Link
– Phillip Torrone
編集から:Dean Kamenは、 セグウェイの開発者として有名ですが、他にもiBotと呼ばれるジャイロ内蔵で高さを変えることもできる車椅子なども開発しています。

Fabrication

2008.02.08

6本足の船

6本の足で立ち上がって、そこに風車を立てるという、いかした船だ。-
足のある船は珍しいでしょう。しかしこの船には6本もの足があります。移動するときは、足は空中高くそびえ立っています。
船底から48メートルも足を伸ばすことができ、海底には5メートルの深さまで突き刺して、船をしっかりと固定させることで、うねる波しかない場所に、安定した陸地を作ります。
足をさらに踏ん張ると、船は海面に持ち上がります。中国の特別な造船所で作られた、お値段6000万ポンドのジャッキアップ船MPIO Resolution号は、驚きの技術の結晶です。

Science

2008.01.16

DNAをプログラムする- バイオハックのための2ビット言語

第24回カオスコミュニケーション会議で行われた驚くべき講演のビデオ “Programming DNA” だ。- 生物を設計するための2ビット言語。生物工学は、ハイエンドの商業研究所の研究室に閉じこもっている必要はひとつもありません。むしろ、生物技術のより開かれた文化を築いていくべきです。この講演は、それにむけた行動の一環です。みなさんに、生物工学の実践的な基本知識を身につけてもらうことを目的としています。
遺伝子工学は、すでに30年の歴史を持つ技術となっています。

Science

2007.09.20

海水は燃料になるか?

これは面白い。海の水を燃やすのに、いったいどれだけのエネルギーが必要なんだろう。ぜんぜん効率がよくないかもしれないけど、なか面白そう(もしこれがホントならね。みんなの意見も聞かせてくれ!) –
ごく常識的な理由により、科学者たちは長年の間、海水は燃えないと信じてきた。
だから、エリーに住むある男性が、彼が発明した特別な電波発生装置を使えば海水が燃えると発表したとき、誰もがインチキだと思った。