Fabrication

2010.07.26

APMMでのニール・ガーシェンフェルドの基調講演

Model Buildersの副社長でAssociation of Professional Model Makers(APMM:模型製造業者協会)名誉会長のHal Chaffeeが、今年のAPMM総会で行ったNeil Gershenfeldの基調講演のリンクを親切にも送ってくれた。知ってのとおり、NeilはMI のCenter for Bits and Atoms(CBA)の所長であり、2006年に発行された名著『FAB』(『ものづくり革命──パーソナル・ファブリケーションの夜明け』糸川 洋訳、ソフトバンククリエイティブ)の著者でもある。

Electronics

2010.04.26

プログラマブルなLEDディスプレイラベル付きウォッカ

ボクが去年ここに書いた光る酒のラベル(英語)と違って、これは自分でメッセージが書ける。もちろん、みなさんの地域の法律と年齢によるんだけど、酒屋でこのLEDスクロールディスプレイ付きの Medea vodkaを買ってくるだけだ。メモリーには255キャラクターまでのメッセージを6つ保存できる。これなら子供も酒の棚に興味津々だ。アルコール依存症を克服した人へのプレゼントにもいいね。ここに断酒宣言の文章が表示されるようにして。

Fabrication

2010.03.02

大統領がShopBotを視察

大統領がShopBotを視察した。ボクたちが生きている間に、ホワイトハウスにFabLabが! これは「可能性」の話ではなく、「時期」の話だ。
悲しいかな、New York magazineのDaily Intelに掲載されたこの写真の解説は、「平凡な物に興味を示すフリをするオバマの歴史」というものだった(ほぼすべての写真は、大統領が何かの製造工程や道具や工場や研究室や工房を見学しているときのもの)。この記事の著者は、これを平凡なものと呼んでいる。

Electronics

2010.02.18

海賊と戦う放水ロボット

ロシアの企業が、消火用と海賊撃退用の両方に使える自動照準式の放水ロボットを販売している。BotJunkieのEvan Ackermanが解説している。ロボット放水器(船の片側に6門ずつ配置される)は、中央コンピューターで制御され、船に近づく海賊をテレビカメラでキャッチして放水する。ロボットは、1秒間に40リットルの水を放出できる。射程距離は70メートル。これで海賊を水で撃退でき、小さなボートなら沈めることもできる。この防衛技術は、すでに海賊撃退に使われているものだが、本来なら人がホースを使って行う作業をロボットが肩代わりすることで、乗員の安全が保たれる。

Fabrication

2010.01.27

HPが3Dプリンター市場に参入

ヒューレット・パッカードは、ストラタシス社が持つ技術(上のビデオ)をHPブランドで販売する契約にサインし、新しい低価格3Dプリンター市場へ参入することになった。
3Dプリンターおよび 3D製造システムのトップメーカー、ストラタシス(Stratasys Inc. Nasdaq: SSYS)は、本日、HPとの間で、HPブランドの3Dプリンターを製造する正式契約を交わした。プロダクトデザイナ-や建築家の間で使われてきたStratasys 3Dプリンターは、3Dデジタルデザインから、直接、立体のプラスティックモデルを作り出すというものだ。

Science

2009.11.13

賞金4万ドルのDARPA「風船を探せ」ソーシャルネットワーキングコンテスト

DARPA(米国防総省国防高等研究事業局)は、12月5日より、アメリカ国内にランダムに置かれた10個の赤い気象風船の正確な位置を最初に報告したチームに賞金4万ドルを支払うというコンテストを開始する。公式サイトより。
インターネット40周年を記念して、DARPAは、DARPA Network Challengeを開催します。これは、広範で急を要する問題を解決する場合に、即時的コミュニケーション、広域チームビルディング、緊急の可動性といった分野でインターネットやソーシャルネットワークをどう活かせるかを追求するコンテストです。

Electronics

2009.10.14

ちょっと変わったフロント2輪の三輪バイク発売

今日、オースティンのバーネット通りで見た。Piaggio MP3だ。見るからに、高速コーナーが楽に曲がれるようになりそうだ。それより、止まってるときに足を踏ん張らなくて済むのがいい。もっと他にも利点があるんだろうな、きっと。ボクはバイクの専門家じゃないからわからないけど、なんだか面白い。知ってる人はコメントを書いてくれ。
編集から:Piaggio MP3は日本でも販売されています。

Fabrication

2009.10.07

Beetleborg – 虫ボーグの群れが街を襲う?

昆虫と機械のハイブリッド、虫サイボーグの開発が、アメリカ軍の研究所で数年前から進められている。現在、カリフォルニア大学バークレー校の電気技術者たちが、埋め込み可能な無線神経刺激装置を開発し、かなりの精度でコントロールが可能になっている。ここでは、カブトムシの飛行を操っている。Neurophilosophyのブログから引用しよう。
電気的に制御可能な昆虫は軍事利用が可能だ。偵察用の超小型の飛行機として、または、人間や地上移動型ロボットでは配達困難な場所に小さな荷物を届ける手段として利用できる。

Fabrication

2009.10.07

akiba:F – 激アキバな献血ルーム

Steveより。
Good Smile CompanyのDannyと秋山さんのお陰で、今日のakiba:Fのオープニングイベントに参加できました。公式には明日(10月1日)からスタートですが、すごい施設をあれこれ見学できました。無理矢理、注射針を刺されることもありませんでした。すごいところです。とても未来的です。SFドラマに出てくるメディカルベイって感じです。ここでは、無料の Wi-Fi接続、大量の漫画に雑誌、iPod touchによる娯楽センターが、献血中に利用できます。

Science

2009.09.11

世界初の菌類を使った生物ロボットの開発

Beyond the beyond経由、PhysorgのScientists design first robot using slime moldより。
ウエスト・オブ・イングランド大学の研究室では、世界で初めての菌類を使った生物ロボットを開発している。リーバーヒュームトラストからの助成金を受けて彼らが研究しているのは、変形体、つまり、イギリス国内の森や庭や湿った場所で普通に見られる粘菌変形菌モジホコリカビの増殖状態を使った、非結晶非シリコン系生物ロボットPlasmobotだ。