Electronics

2011.08.15

AutodeskがInstructablesを買収:Makerにとって何を意味するのか

AutodeskのInstructables買収は、先週最大のニュースだった。この記事を書くにあたって、ボクは数日間考えた。Autodeskはインターネット最大のDIYコミュニティに食いついた。リスクは大きいが、その見返りはもっと大きいかもしれない。たしかに、Autodeskはプロユーザのビジネスを拡大させる術は心得ている。しかし、一般のMakerに対してはどうなんだろう。今回は、そこについて論じてみたい。Autodeskのinstructables買収はMakerにとってどんな意味があるのか。

Electronics

2011.08.11

News From The Future:別の場所の写真を撮る「ブラインドカメラ」Buttons

「Buttons」は別の場所の写真を撮るカメラだ。
写真を撮ることは、思い出を残すことです。時間と視野を切り取る作業です。そしてアルバムにして保存したり、みんなと見せ合ったり。いずれの場合も。私たちは、自分たちの思い出を通して精神的なつながりを持つ視角アイテムを作っているのです。写真は、過去の瞬間を思い出させてくれます。写真そのものが思い出になることも少なくありません。Flickrなどのサービスを使って、そうした個人的な瞬間をたくさん集めたアーカイブを作り、多くの人と共有するということも、今では写真の楽しみ方のひとつになっています。

Fabrication

2011.08.02

News From The Future – 日本の「人体クローン」

News From The Future ? “Human Cloning” in Japan… 秋葉原のこの店(リンク先は日本語)では、あなたのクローンを作ってくれる。デジタルクローン技術とは当社が開発した精密な人体計測と立体写真といえる再現の技術です。
* 人物を正確にデータ化
* データ化された人物の立体再現
* 表情の再現が可能
この技術を用いることで、人物の顔や表情をそのまま、しかも今までより短時間でドールやフィギュアにすることができるようになりました。

Fabrication

2011.07.22

300ドルのDIYデスクトップCNCマシン

Makeの読者、Anders Haglundが、Edward FordのProject ShapeOkoのことを教えてくれた。オープンで完全なデスクトップ型CNCマシン(電子回路も含む)を300ドルで作ろうという挑戦みだ。[ありがとう Anders!]自作CNCの世界を見回してみると、シンプルで低コストで簡単に作れるものが少ないように感じられます。そこをなんとかしようと考えました。4年をかけて設計と再設計を繰り返し、誰でも300ドルで作れて欲しい機能を持ったCNCを開発しました。

Fabrication

2011.07.21

DIYレーザーカットカメラ

kit da studioのKit Manが作ったKDS-POTO2カメラがすごい。レーザーカットしたアクリルのパーツと、壊れたカメラから回収したレンズで作れる。完全手動のフィルムカメラで、あの懐かしいHipstamticやDIY Lomoみたいな写真が撮れる。作るのもめちゃくちゃ楽しそうだ。なにがすごいって、このクールガイは、誰でもレーザーカットできるように、Adobe Illustrator用ファイルを公開してくれている。

Electronics

2011.07.19

選び抜かれたDIYソフトボックスあれこれ

FlickrユーザのMatt JonesがUdi TiroshのDIYPhotography.netで行われた自作ソフトボックスコンテストについて教えてくれた。ソフトボックスというのは、写真撮影に使う照明装置のひとつ。反射鏡と光を拡散させるスクリーンで構成された、影の目立たない柔らかい拡散光を作る装置だ。コンテストには70件の応募があり、Udiは24作品まで絞り込んだ。ボクのお気に入りは上位入賞したミネアポリスの写真家、Frank Syseの作品(上の写真)。

Fabrication

2011.07.11

ネパールのククリ

私はネットで売られている、変わった作りのものや、何かを作るのに便利そうなものに、すぐ飛びついてしまう。今、すごく気に入っているのは、ネパールのククリだ。これは上の2つの条件をがっちり満たしている。
ククリは、グルカの兵士が使っている、ものすごく大型で重いナイフだ。本物のククリは、ネパールのヒマラヤの麓にある昔ながらの村の刀鍛冶が手作りしている。私は、カトマンズのナイフ職人に注文して作ってもらった。そんな特注品なのに、送料込みでものすごく安い(100ドルもしない)。材料は廃材を利用している。

Fabrication

2011.07.08

FabLab Kamakuraリニューアルに向けて活動中

4月にスタートしたFabLab Kamakura(ファブラボ鎌倉)にお邪魔して、主宰者の田中浩也さんからお話を伺ってきました。これまでの活動については、Webサイトに詳しくまとめられていますし、すでに訪れた人の体験記もいくつか公開されていますが、我々もごくカンタンなレポートをお届けします。

鎌倉駅から歩いて5分ほどに秋田県から移設された美しい蔵があり、その一部がFabLab Kamakuraの施設です。古く重厚な木造建築のなかに、レーザーカッタ、3Dプリンタ、カッティングマシン、3DスキャナといったFabLab標準のファブリケーションツールが詰まっています。