Crafts

2011.10.19

オープンソースの3Dプリンタを作るMakerBot創業者のBre Pettisに独占インタビュー:人生、1000万ドルの資金、その先は?

MakerBot Industriesは、2009年1月に、Bre Pettis、Adam Mayer、Zach Smithの3人によって設立され、製造の民主化を目指してオープンソースの3Dプリンタを売り出した。注文して、組み立てれば、ほぼなんでも作れるマシンのオーナーになれる。何年も前にボクは、Breがまだシアトルに住んでいて公立学校の教師をしていたころに彼と出会い、Makeに引き込んだ。その後、彼はEtsyに移り、自分のテレビ番組を始めて、MakerBotを立ち上げた。

Fabrication

2011.10.11

TinkerCAD – ブラウザベースの3Dモデリングツール

1年前までは、3Dオブジェクトを作る方法は限られていた。増して、無料で簡単なツールはもっと少なかった。そんな中でこの TinkerCADは、無料でしかも簡単ということをうたい文句にしていた。World Maker Faireで実際に動いているところを見たけど、本当に簡単そうだったし、ブラウザで起動すれば無料だ。ただし、WebGlが必要。対応OSはWindows Vista、Mac OS X 10.6以降となっている。私の教室にあるパソコンのどれかで使えるはずだ。

Kids

2011.10.07

Zero to Maker(ゼロからのMaker):溶接を習う

これから1カ月ちょっとの間、ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力の過程を定期的に報告します。きっと面白いものになるよ。 – Gareth
先週末、私は知人の結婚式に出席し、久しぶりに会う気の知れた旧友たちとテーブルを囲んだ。

Electronics

2011.10.03

フルスケールのTronの電動ライトサイクル

フロリダ州メルボーンで活動するParker Brothers Choppers は、実際に走るTronの電動ライトサイクルのレプリカのビデオを公開した。最高速度は160キロ。1回の充電で160キロメートル走れるとのこと。
彼らはガソリンエンジン式のものを以前に製作していて、これは販売されている。しかし、電気モータの音のほうがこのバイクには似合っている。彼らはBatpodのレプリカも作っている。
次のMaker Faireにはぜひとも出展して欲しいね。

Crafts

2011.09.28

Thingiverseのキューブギヤ現象

今朝、Thingiverseのユーザーで私の同僚dougc314がブログに掲載した電動キューブギヤのビデオに目を奪われた。これは、別のThingiverseユーザー、emmettの、たくさんコピーされたネジなしキューブギヤを元に作ったものだ。角のギヤをひとつ外して、代わりに、キューブギヤがずっと回り続けるようにモータを埋め込んだ台に取り付けられている。
ネジなしキューブギヤは、emmettの2つめのプロトタイプ(最初のものはネジを使っていた)で、Greg Frostが2010年に作ったブロークンハートからヒントを得たdougc314は、この電動式を考えた。

Fabrication

2011.09.22

2色でプリントできるデュアルヘッドMakerBots、間もなく登場!

Arduino の新製品発表があったかと思ったら、MakerBot Industriesも新しい「最高の」エクストルーダ、Stepstruder MK 7を発表した。なにがスゴイって、1.75 mmを最初から設計し直して、これまでのものよりずっと小さくなったところだ。
小さくなったことで、MK 7は、今あるMakerBotに2つ組み込めるようになった。もうおわかりと思うが、これを使ってデュアルMK 7を搭載し、3Dオブジェクトを2色でプリントできるMakerBotが披露されたのだ。

Electronics

2011.09.21

ハンソロのハンダごて

天才、Craig Smithの楽しい作品だ。かっこよくて、コレクターにはヤバイ感じの作品だ。
1983年、私が15歳のころ、父のバックライト製ハンダごての持ち手を壊してしまいました。もちろん、父に怒られ、なんとか直そうとしました。そこで、スター・ウォーズのオリジナルのハンソロピストルにハンダごてを埋め込んだのです。スコープの先端には電球も取り付けました。グリップに取り付けたボタンが、いい具合にトリガースイッチになりました。10年後、子供のころに住んでいた家を売却したとき、このハンダごてが出てきました。

Fabrication

2011.09.16

ハイブリッドアートラボ – 9/17~11/23まで府中市美術館で開催

身のまわりのデジタル機器を用いたものづくり(デジタルファブリケーション)が広く普及し始める中、コンピュータグラフィックスやデジタル映像が美術のかたちを大きく変貌させたように、美術造形そのものに大きな変貌がこれから起こりうる状況がみえつつあります。
このような大きな変化を前に、デジタルファブリケーションによる造形表現に取り組み始めた、先駆的な作家を公開制作に迎え、多摩地区を中心に活動する新進作家や市民による「クルー」とともに、新たな造形とものづくりの可能性を実践して行く制作プログラムです。

Electronics

2011.09.14

Toolbox Review:Circuit Sidekick(初心者のための電子工作支援ツール)

私の同僚、Collin Cunninghamは、Circuit SidekickというiPadアプリを使っている。電子工作マニアのための支援ツールだ。
まず、いちばん上の写真の抵抗値機能を見てみよう。抵抗のカラーコードから抵抗値を知ることができる。写真は画面を縦にしたときのものだが、私は横の方が好きだ。

次はコンデンサの容量。パッと見てもすぐに意味がわからないコンデンサに書かれた記号を解読するものだ。こちらは横画面。横にしたほうがメニューが常に表示されているので楽だ。いちいちメニューを開かなくて済む。

Fabrication

2011.09.13

ハッカースペース・ムーブメントの歴史、2008年ごろ

2008年、ハッカースペースの世界では悠久の太古、Bre Pettis、Astera Schneeweisz、Jens Ohligは、世界中のハッカーたちに向けて、ハッカースペースの本を作ろうと呼びかけた。それがようやく完成したのだ。
この本は、2008年12月、ハッカースペースムーブメントがどんな状況だったかを記しています。その意味ではタイムカプセルです。徹底取材というほどの仕事はしていませんが、ここには、あなたがハッカースペースを立ち上げなかった理由は言い訳にならないことを示すに十分な話が込められています。