Fabrication

2010.10.07

World Maker Faire New York 2010の素敵な瞬間

毎年、私はMaker Faireでのエピソードや素敵な「瞬間」をスタッフから集めて読者に公開しているが、それをきっかけに見学に来られたみなさんから素敵な瞬間を聞くことを楽しみにしている。今回は、World Maker FaireのMaker Mediaスタッフから話を聞いた。みなさんは、見学に来られましたか? 素敵な体験はありましたか?
上の写真は、Most Useless Machine(Make英語版 Vol.23に作り方が掲載されている「もっとも役に立たない機械」) に夢中になる子供たちの表情だ。

Fabrication

2010.10.07

新型Makerbot 3Dプリンター Thing-O-Matic発売

MakerBot Industriesは、新型プリンター、Thing-O-Maticを発表した。Automated Build Platform(自動製作プラットフォーム)、MK5プラストルーダーを搭載し、Z軸の動作が大幅に改良された。プリントエリアも拡大している。MakerBotで発売中。価格は20パーセント増しの1225ドルとなったが、いいよね。

Fabrication

2010.10.04

バインダー式パーツ整理術

私は現在、ガレージのジャンクパーツの整理をしているので、こうしたDIYなパーツ整理術にレーダーが敏感に反応する。これは2007年にInstructablesのユーザー、 tomwardが発表したものだ。リング式バインダーにバインダーポーチにジップロックを入れるという三段構えのアイデア。空間を有効に使える術だけど、これではパーツ整理問題の半分しか解決できない。プロジェクトが終わったあとに、作業台に残ったパーツをざばっとかき集めて(あなたが私と同類なら、何カ月にも及んだプロジェクトの余り部品がバケツ一杯あるはず)、それを分類する方法が知りたいのだ。

Fabrication

2010.10.01

MakerBotのCyclops 3Dスキャナー

MakerBot Industriesの発明の秋は続く(自動製作プラットフォームは大好評だった)。今度は3Dスキャナのフレームワークだ。Cyclops(サイクロプス)は、ピコプロジェクター、ウェブカメラ、さらにiPhoneやiPadに対応する三次元スキャナーのマウントです。Structured Light 3Dスキャンという方式を採用し、普通に手に入る部品を組み込むことで、比較的安価に立体のスキャンが可能になります。キットはMakerBotのショップで販売されている。お値段はたったの40ドル。

Electronics

2010.09.29

ArduinoとモーターサイクルでMotoduino

Heatsync Labsのメンバー、Rene Sanchezは、自分のバイクのためにバイクコンピューター、motoduinoを開発した。Adafruitのパーツをたくさん使って、自分で溶接したケースに Makerbot で作ったコネクターなど数多くの工夫がある。このバイクコンピューターは、GPS座標、方位、気温 (フェニックスではいつも暑いんだろうが) を表示してくれる。塗装してないバイクとよく合ってるよ。いい感じ。

Electronics

2010.09.29

ウェブカメラとCNCロボットで高解像度スキャナー

Tormachは、Mach3互換のCNCロボット用のアップグレードパッケージを売っている。これには、光学220倍の1.3M USBマイクロスコープ、取り付けブラケット、CNCをスキャナーにするために必要なソフトウェア一式が含まれている。うれしいことに、20ドルのペンカメラとフリーソフトを使った廉価版の2000dpiスキャナー改造方法もビデオで紹介してくれている。このセットの “キラーアプリケーション” は、パーツを自動でリバースエンジニアリングできることだが、十分に大きなCNCテーブルがあれば、地図やポスターや絵画など大きなものがスキャンできる。

Fabrication

2010.09.24

MakerBot 用自動製作プラットフォーム

ちょっと前に、MakerBot Industriesが新製品、Automated Build Platformを発表した。加熱式プラットフォームがベルトコンベアになっていて、ひとつプリントし終えるとそれが手前に落とされて、すぐに次のプリントを開始できる。単発の3Dプロトタイプ製造機だったMakerBotが連続3Dプリンターになるのだ。こりゃすごい。ビデオの中で、Breは、Makeで連載しているGeorge HartがMath Mondayコラムで紹介したねじれ円環モデルを披露している。

Fabrication

2010.09.21

作って走る、ソーラーバイシクルレース

毎年開催されているWorld Solar Bicycle Raceはスピードを競うレースであると同時に、実験的なものづくりの発表の場でもあります。こーざいさんのソーラーバイクも興味深い工作の集大成。市販のロードバイクをベースに、かっこよくまとめられています。技術面の詳細はこちらのブログで読めます。写真を見ると、かなり本格的な前傾姿勢で走っていますが、モーター任せのレースではないようです。こーざいさんによると、
エネルギーの内訳は大体
人力:電池:ソーラーパネル
200:100:40
くらいです。

Fabrication

2010.09.17

市販の3DプリンターはいつかMakerbotより安く販売されるかも。そうなったらどうする?

MakerBot CupCakeは素晴らしい機械だ。このオープンソース3Dプリンターの750ドルという価格は、市販されている製品よりもずっと安い。しかも、熱狂的なユーザーグループがあり、バグやトラブルに遭遇しても助けてくれる。たしかに、Dimension uPrintもよくできた製品で、プリントも早いが、2万ドルでは素人の手には届かない。そこへUP! PP3DPのニュースが飛び込んできた。価格はたったの1500ドルで、品質も、まだ脅威とは言えないまでもMakerbotと大差ない。