Electronics

2011.01.26

アップルは我々を閉め出すのか

我らの仲間、iFixitのKyle Wiensの記事より。アップルは、製品に使用するネジを、新しい “いたずら防止” 型に切り替えている。標準のトルクスではなく、まだそれを外すドライバーが存在しないタイプのものだ。彼らが選んだのはPentalobeというネジ。なぜこれなのかと言えば、専用工具が非常に少なく高価だから。iPhone 4は、最初は普通のプラスネジで出荷されたが、今は完全にこのネジに変わっている。なんとも嘆かわしい。
このネジの目的はひとつ。開けさせないことだ。でなきゃ、すべての製品に使ってるはずだ。

Kids

2011.01.21

子供に車の盗み方を伝授する – Machine Project

先週末、友人のMark Frauenfelder(Make英語版編集長)と私は、子供のための車の盗み方教室を開いた。これはMachine Projectの一環で、Good People Doing Bad Things(いい人がする悪いこと)という新シリーズだ。最高の教室だった。インストラクターは Tom JenningsとJason Torchinsky。牢屋にぶち込まれるか、ヒーローとして称賛を浴びるか、微妙なところだ。

Electronics

2011.01.17

迷えるブルドーザーを食い殺すKruppのモンスター掘削機

この写真を発見したときは、なんとも奇妙な気分に襲われた。最近、『ボーダーランズ』にハマってたんだけど、ゲームの中のモンスターマシンが実は現実のもので、というか、その本物のモンスターマシンはゲームのなかのマシンよりも巨大だったなんて、未体験のことだったからだ。Dark Roasted Blendにこのモンスターの詳細が書かれている。

Fabrication

2010.12.28

電池ホルダーを自分でプリント

Nikolaus Gradwohlは、自作ガジェットのための電池ホルダーを毎回買っていることに疑問を感じ、パラメータ化可能な電池ホルダージェネレーターを製作した。もちろん、これを実物にするには3Dプリンターが必要なんだけど、電池ホルダーを自分でデザインするって考え方がいいね。自分のプロジェクトにぴったりの形で作れるんだからね。

Electronics

2010.12.21

2010年版オープンソースハードウェア徹底ガイド

写真:The Egg-Bot CNC art robot
2010年版オープンソースハードウェア徹底ガイドができました。オープンソースハードウェア(OSHW)ができはじめたころ(5、6年前)は、すべてのプロジェクトを集めてギフトガイドを作ることができた。プロジェクト数はせいぜい数百で、ちょっとのガイドで網羅できたのだが、今はその数も膨大になり、この時期にタイムリーに、きちんとした形でガイドにまとめるのは、とてもひとりの手には負えなくなってしまった。というか、ひとつのサイトには収まりきれない。

Fabrication

2010.12.20

学生が作った木造垂直コースター

学生が木造垂直コースターを作った。Rush 2010において、EC初の垂直木造コースター、Reverse Cowgirlが登場しました。設計はMike Nawrot’12 とRomain Teil ’11です。真っ直ぐ落下して、顔を地面に向けて地上2フィートのところを走ります。カートにはうつぶせに乗り、背中を縛って固定します。それを垂直部分まで吊り上げます。

Electronics

2010.12.17

How-To: EyeWriter 2.0

Zach Liebermanより:
EyeWriterは低コストの視標追跡システムと自作のソフトウェアを組み合わせることで、筋萎縮性側索硬化症を患ったグラフィティ作家が目だけで作品を描けるようにするものです。オリジナルの設計はメガネを装着するもので、これがEyewriterの基本デザインとなっています。
最初のビデオを公開してから、プロジェクトの改良を重ねてきました。そして、Eyewriter 2.0という新型を完成させました。これは前作よりも精度が高くなり、頭がわずかに動いてしまう人でも視標追跡ができるようになっています。

Fabrication

2010.12.14

Make: Projects – スイッチの中のタイムカプセル

長く住んでいた家から引っ越すときって、感傷的になるよね。あちこちに秘密の宝物を隠していったりするれば、ちょっとは気が紛れるかも。それか、壁の中にメモを残すとか。スイッチプレートの裏にメモを忍ばせておけば、いずれは見つけ出してもらえる。でも、そんなにすぐじゃない。ボクは小さなフォントを使ったPDFテンプレートを作った。これなら、スイッチひとつの普通のプレートの裏で500語は楽に入る。
更新:読者のCornflowerはOpenOffice 版のテンプレートを作って公開してくれた。

Fabrication

2010.11.19

レーザーカットで作ったマーズローバー (現物)

今年の4月に私はマーズローバーの設計図とキット、そしてWoodMarvels.comから発売されている精巧なレーザーカット木版によるキットの話を書いた。あのときは、彼らのサイトの写真が全部CGだったので、誰かこの複雑な模型をホントに作って、実物をこの現実世界で見せてほしいと、ちょいと意地悪な書き方をしてしまった。そうしたら、Make仲間でCNC加工業者のAngus Hinesがその設計図を広げて、自分の機材で切り出して、組み立てて、火星表面のような赤土の上に置いてクールな写真を撮ってくれた。