Kids

2015.05.20

盛り上がる子どものMakerムーブメント

Maker Faireに何度か行ったことのある人なら、嬉々として参加する、Maker ムーブメントの担い手になるであろう子どもたちの数が増えてることに気がついているだろう。初めてLEDを点灯させたときに子どもたちがかならず見せる「アハ」と喜ぶ顔は、伝染する。Maker Faireは可能性の刺激を受け、子どもたちに教えてやりたいと願う大人たちが集まる場所だ。

「Make:」、Instructables、SparkFun、Servo、「Wired」など、Makerたちの情報源へ行き、子どものMakerムーブメントが盛り上がっているという話題を提供すれば、みんなが食いついてくるはずだ。

Kids

2015.04.30

Makerムーブメントを振り返る:第1回Maker Faire(と初期のMakerムーブメントを支えた人々)

今から10年前の4月22日と23日、「Make:」という名の「余暇のテクノロジー(Technology on your time)」雑誌の血気盛んなスタッフたちが、広大で、まだ閑散としていたサンマテオのイベント会場に降り立った。どれだけの人が集まるのか、この薄曇りの週末がどんな展開になるのか、まだ誰にも想像がつかなかった。だがスタッフはこれから起きることに興奮を覚えていた。土曜の朝、入り口が開くと、人々が流れ込んできた。Maker Faire(そしていろいろな意味でMakerムーブメント)が走り始めた。

Kids

2015.04.28

littleBitsやAgICで遊べる「たのしいSTORE」が渋谷ヒカリエにオープン。4/28~5/6までオープンイベントを開催

Maker FaireでもおなじみのlittleBitsやAgICを集めた子どもでも大人でも楽しめるセレクトショップ「たのしいSTORE」が渋谷ヒカリエにオープンします。4/28(火)~5/6(水)まではオープンイベントということで以下のワークショップが開催されるとのことです。詳しい内容はウェブページにてご確認ください。

Electronics

2015.04.02

1500円BASICパソコン”IchigoJam”で遊ぼう

IchigoJamはテレビにつないで電源オンするとBASIC言語が即スタートする小さなコンピュータ。こどもたちのプログラミング体験をサポートする目的で開発され、キット版は1500円で販売されている。3月から秋月電子や共立電子、スイッチサイエンスなど、お馴染みの電子部品店で購入可能だ。また、教材として再販することもできるよう、1台150円のライセンス販売も始まっている(プレスリリース)。

どんなハードウエアなのか、どんな使い方ができるのか、どんな作例があるのか、といった情報はichigojam.netに、わかりやすくまとめられている。

Kids

2015.02.12

ScratchでコントロールできるiPhoneロボット”Romo”

Kickstarter発のロボット”Romo”は、iPhoneが「頭脳」兼「顔」。2014年7月から日本での販売も行われている(Romo公式サイト)。

日本発の取り組みとして注目したいのはScratchとの連携だ。これまでも、RomoのSDKを使ってiPhoneアプリを作ることはできたが、2月末公開予定のScratch2romoというiPhoneアプリを使うことで、Scratchのビジュアルプログラミング環境からRomoとiPhoneにアクセスできるようになる。

Kids

2015.01.16

ホームスクーリングに役立つ3Dプリント

ホームスクーリングに3Dプリンターを活用するには2つの方法があります。ひとつは、もちろん、家に3Dプリンターを備えること(これについては後で詳しく述べます)。もっと簡単な方法は、優れたMakerたちが作った豊富なモデルがふんだんに使えるRepables、YouMagine、Thingiverseなどのサービスの利用です。こうしたモデルはすべて無料でダウンロードでき、自宅でプリントできます。ユニット学習での補助教材として、または単に家の中のあちらこちらに置いて、探したり、さまざまな興味を引き出すために使えます。

Kids

2015.01.13

IEEEの「Computer」誌「Making特集」号が無料ダウンロード可能

妻の 「Computer」誌(IEEE)が届いたのを見て、私は大変に興奮した。Brian David Johnson(『Vintage Tomorrows』と『21st Century Robot』の共著者)が担当した特集企画に、Makerとメイキングに関する記事がたくさん載っていたからだ。

寛大なことに、Computer誌は、この特別号を販売期間中だけ無料ダウンロードできるようにしてくれた (つまり次の号が出れば入れ替わる)。

ぜひ読んで欲しい。

Kids

2014.12.24

自然共生のためのFab Lab – Green Fab Lab Barcelona Part. 2

エコロジーやサステナビリティに関する研究やファブリケーションに特化したGreen Fab Lab(第一回目はこちら)。世界各地に広がっているFab Labだが、各々違った運営形態があり、Fab Lab Barcelonaの場合は建築系大学院のIAACのサポートを受けて運営されている。その下でGreen Fab Labはバルセロナ市の協力を受けたBarcelona Smart Cityというプロジェクトの一部という位置づけになっている。そしてバルセロナ近郊の国定公園の敷地を提供され、豊かな自然の中で研究に打ち込んでいる。

Kids

2014.12.22

自然共生のためのFab Lab – Green Fab Lab Barcelona Part. 1

パーソナル・ファブリケーションの拠点として、現在世界中にFab Labが増えているが、バルセロナ近郊の山の中に作られたGreen Fab Labはエコロジーやサステナビリティに関する研究やファブリケーションに特化した初めてのFab Labだ。

今年7月に世界のFab Labのメンバーたちが集まるカンファレンスFab 10がバルセロナで開催された際に、友人に「Green Fab Labに行かないか?」と誘われた。

Kids

2014.10.10

若いMakerの学ぶ道順を地図にする

数年前、Lawrence Hall of Scienceで開催されたOpen Makeに参加し、当時、Hacker Scoutと呼ばれていたプログラム(現在はCuriosity Hackedと改称されている)を推進するGarratt Gallagherの話を聞きました。そのとき、そこで示されたスライドには、私が何カ月間も頭の中で想像していたことが映し出されていたのです。それは、メイキングの地図です。彼はそれを「Hackerling Circuit」と呼んでいました。右の図がそれです。