2015.12.11
買えるものを作ることの意味
先月、私はこんな記事(英語版)を書いた。「Make:」のようなサイトでプロジェクトに「ハック」という言葉を使ったときの混乱に関する意見だ。あの記事は、タイトルに「ハック」という言葉を見たときにネガティブな印象を持つという多くの人たちへの反論だった。もうひとつ、私が最近気になるネガティブな反応に、昔からある「作るか買うか」論争に関するものと、同じものを安く買えると知った時点で作るのを止めてしまうという問題がある。
2015.12.11
先月、私はこんな記事(英語版)を書いた。「Make:」のようなサイトでプロジェクトに「ハック」という言葉を使ったときの混乱に関する意見だ。あの記事は、タイトルに「ハック」という言葉を見たときにネガティブな印象を持つという多くの人たちへの反論だった。もうひとつ、私が最近気になるネガティブな反応に、昔からある「作るか買うか」論争に関するものと、同じものを安く買えると知った時点で作るのを止めてしまうという問題がある。
2015.12.11
筆者は、信州の山小屋と東京で半分ずつ暮らしており、山小屋では、既成の家電や道具は最小限に留め、できるだけ手づくりの暮らしを心がけている。庭にやってくる野生動物の監視カメラ、野菜の育苗器、自家製パンの発酵器など、つくりたいものは数あれど、ひとつひとつを自作するには時間がいくらあっても足りなさそうだ。そんななか、MESHの新しいタグとiPhoneアプリがリリースされた。手元にはちょうど解約して使っていないiPhone 5がある。これらを使えば、いくつか簡単に実現できそうだ。
2015.12.11
MESHの新しいセンサータグ。左から「Motion」、「Brightness」、「Temperature & Humidity」
MESHは、ボタンやセンサーなどのさまざまな機能をもつブロック形状の電子タグ。iOS向けのMESHアプリとBluetooth LEでワイヤレス接続して、マイクやスピーカー、カメラ、タイマーなどのiOSの機能やソフトウェアタグと連携させて、さまざまなことが実現できるツールだ。2015年1月よりクラウドファンディング「Indiegogo」で支援募集を開始し、5月より出荷を開始。
2015.12.10
Raspberry Pi ZeroはFRISKケースに収まるのだろうか? 結論から言うと「収まりません」。Zeroの基板サイズが65x30mmと聞いたときには「もしや?」と期待しました。でも、FRISKケース加工の熟練者だったら「惜しい」と思ったんじゃないでしょうか。FRISKケースの外形を計ると70x32mmなのでギリギリ入りそうなんですけど、引き出し状の2重構造になっていることから内寸は約28x67mmなんです。だから入りません。
でも、諦めきれずFRISKを舐めながらケースに基板をあてがって試行錯誤しました。
2015.12.09
私は、大人なら習得しておきたいスキルを詳しく解説した記事が好きだ。先日「Popular Mechanics」誌に「100 Skills Everyone Should Know(みんなが知っておくべき100のスキル)」という記事が掲載された。そこから、Makerなら知っておきたいスキル10個を紹介しよう。
木の倒し方
まず、木を倒す方向を決める(どこに倒せばいいかわからないときはプロに頼もう。真っ直ぐ垂直に伸びている木を倒すときはロープを使って倒す方向へ引っ張る)。
2015.12.08
あなたのお子さんは(あなた自身も)、コンピューターの画面にへばりついてゲームの世界をうろついている時間がどれだけあるだろうか。完全にピクセル化された街の中を。もったいない! そろそろ、その時間をゲームを「作る」ために使うべきだ。そこで、私の子どもが通う小学校で行っている、幼稚園児から5年生までの子どもたちにプログラミングを教えるという試みを紹介したいと思う。あなたも、これを読めば子どもたちにコーディングを教えてMakerの卵に育てあげることができる。
これは子ども専用というわけではない。
2015.12.07
“Creative Technologist”Simone Giertzがまたやってくれた。今度は、ゴムの手が顔をひっぱたいて起こすという目覚まし時計だ。Clockyはウザかったからね。
我々は、Simoneに、このWake-Up Machineを思いついた理由について聞くことができた。彼女の回答は以下のとおり。
私は朝がダメなんです。1日の始まりが朝じゃなければいいと思うことがあります。ランチとか午後のおやつ時とか。しかし現実から逃れることはできません。
2015.12.03
鉄道模型という趣味を復活させることにしたkerokeroさんは、列車が「ウジャウジャ」走れる環境を、なるべく配線の少ないシンプルなハードウェア構成で作ることにした。
閉塞区間の数だけ電気的なセクションを作り、セクションごとにモータードライバを配置。モータードライバに流れる電流を検知して在線(速度)情報として使用する仕組みをESP-8266を使って作っている。
廉価なESP-8266(ESP-WROOM-02)なら、たくさん買っても「財布に優しい」ので、列車がウジャウジャいても大丈夫。
2015.12.02
今、5ドルのPi Zeroと9ドルのC.H.I.P.という、Makerのための10ドル以下のコンピューターが発売されている。インターネットでは、どちらが速いか、安いか、プロジェクトに適しているかなどの論争が起きている。あまり建設的でない論争もあるが、建設的でなければならない必要もない。とにかく、この2つのボードの長短を探ってみよう。
スペックの比較
Pi ZeroとC.H.I.P.のメインプロセッサーはほぼ互角。どちらも1GHzで駆動し512MBのRAMがある。
2015.12.02
急ピッチで2016年4月のオープンのために準備が進んでいる「Techshop Japan」(プレオープンは2月)。豊富な機材や利用システムだけではなく、会員をサポートするドリームコンサルタントと呼ばれるスタッフの存在がTechshopの特徴だ。今回、MAKEでは、Mel Olivaresさん(Corporate Team Operations Development)にドリームコンサルタントという仕事の特徴や日本のコミュニティへのメッセージを聞いた。ちなみにMelさんは日本語も堪能で今回のインタビューもほぼ日本語で行われた。