Electronics

2013.06.18

層ではなく曲線をプリントする

Mataerial 3Dプリンター

Mataerialは、まさに型破りな3Dプリンターだ。

他の3Dプリンターと同様、このプロトタイプも加算型だ。しかし、共通点はそこまで。決められた作業台の上に層を重ねていくのではなく、ロボットアームを使って素材を素早く結束し、優雅に曲げていろいろな形状を作る。縦に横にだ。

これは、大型のロボット版、3Doodler(プラスティックのフィラメントを使って自由に3Dオブジェクトを描けるペン)といったところ。

Electronics

2013.06.18

Knitic ー オープンハードウェアの編み機

Arduinoブログには、Arduino Due用のカスタムシールドを含むKniticの素晴らしい記事がある。編み機のソレノイドに接続すると、Arduinoで編み機をコントロールできるようになるというものだ。Kniticはオープンソースの編み機です。Arduinoでブラザーの電子編み機をコントロールします。古い頭脳、つまりコントロールパネルは取り外し、Arduinoに置き換わっています。これで針を直接制御できるようになります。これを使えば、どんなに長いパターンも編むことができます。

Kids

2013.06.17

ハッカースペースか、Makerスペースか、TechShopか、FabLabか?

この10年間で、ハイエンドの工作機械が使える開かれたコミュニティスペースが劇的に増えた。そうした場所は、ハッカースペース、Makerスペース、TechShop、FabLabなどと呼ばれている。同じような場所なのに、こんなにたくさん呼び名があるなんて、考えてみれば頭が混乱する。そこで、この混乱を整理して、それぞれの名前に込められたコンセプトを解説してみたいと思う。そして、なぜ今、これらの場所の違いを語ろうと思ったのか、その理由についても語りたい。

まずは、もっともわかりにくいところから行こう。

Electronics

2013.06.14

Maker Pro:どうやって価格を決めるか

自分が作った製品にいくらの値段をつけたらいいか、というのが2番目に多い起業家からの質問だ。いちばん多いのは、もちろん「何をつくればよいか」というもの。

最初の問題は通過したものとして、そしてあなたの製品の市場があるとすると、いよいよ製品に値段を付けなければならない。

値段付けで考えるべき問題

eMotimoのBrian Burlingは、この問題をみごとに分類してくれている。

製品の原価。
販売店の経費(手数料)。
量 – いくつ作って売るか。

Electronics

2013.06.13

Raspberry Piと音源IC

Raspberry PiにヤマハのFM音源ICとPSG ICを繋いで演奏中。大きめのブレッドボードが何枚もつながってますね。ドライバが作者のブログで配布されているようです。

RasPiとArduinoは適材適所で棲み分けが進むという見通しが語られることが多いですが、RasPiだけをコントローラとして使って作りきってしまう事例も増えているように思います。境界はまだ流動的ですね。

Electronics

2013.06.12

[NUC HACK]こだわりエンジニア高橋隆雄の『つぶやきの樹』

2013年6月15日に開催される、Maker Conference Tokyo 2013(MCT2013)では、Makerたちのものづくりを支援するインテルが、「NUC HACK」と題して、手のひらサイズで驚異的なビジュアルと高性能を実現するPC、インテル(R) NUC を使ったアーティストたちのバラエティー豊かな作品を公開します。本ブログ記事では、Makerたちの創造力をかきたてるアーティストたちがつくった作品を、MCT2013へ向けて紹介していきます。

Electronics

2013.06.12

なぜMakerムーブメントが続いているのか

このところ、Makerムーブメントが少し混乱しているようだ。人気現象(ポップスターやスマートフォンなど)をメディアが扱うときは、まず次なる大きな流れとして記事を書き、その後かならず、その次なる大きな流れがもう終わるという論調に変わる。今年もまた記録的な入場者数となったMaker Faire Bay Areaでさえ、イノベーターたちを後押しして数々の記録を打ち立てているクラウドファンドでさえ、こんな見出しが付けられてしまう。

Fabrication

2013.06.11

3DプリントしたPLAで焼失模型鋳造

Jeshua Lacockは、3DプリントしたPLA製の部品を使って金属鋳造を行った際の記録を、写真がいっぱいの記事で発表している。彼はUltimakerを使って(型の中で縮むことを考慮して103%スケールで)プリントした部品を型材で包み込んだ。型材が硬化すると、それを自家製の炉に入れてPLAを溶かし、美しい雌型を作った。オリジナル記事はもう1カ月も前に書かれたものだが、Jeshuaは最近になって、CNCフライス盤のためのアルミ部品を作るビデオ(とThingiverseページ)を公開した。

Electronics

2013.06.10

工場ハック サマースクール、お申込み受付中!

昨年3月に開催され、これまでにないユニークな体験型イベントとして大きな反響を呼んだ「工場ハック」。そのサマースクールシリーズを今年も開催します!

「工場ハック サマースクール」では、多くの方からのご要望にお応えして、お子さまと一緒にご参加いただくことが可能になっています。より参加者の安全に配慮した「リサイクル体験コース」を設定し、実際の廃棄物の処理を体験することで、単なる知識としてではなく、より深くリサイクルを学ぶことができます。それに加えて、親子で参加できるさまざまな楽しいワークショップもご用意しました。

Science

2013.06.10

Joy Divisionの『Unknown Pleasures』3Dプリント版

私は、Joy Divisionの1979年の伝説のアルバム『Unknown Pleasures』(アンノウン・プレジャーズ)と、その象徴的なアルバムカバーが大好きだ。そのカバーの絵は、音声の波形だとずっと思っていた。レコードの一部の音を図形化したものだろうと。しかし、つい先週、それをデザインしたPeter Savilleのビデオを見て、それが1967年に世界で初めて発見されたパルサー、PSR B1919+21(略してCP 1919)からの電波だということを知った。