2011.07.22
もっとも有名なノーベル賞受賞者、キュリー夫人
今年は世界化学年。そして、キュリー夫人にノーベル化学賞が贈られてから100年になる。これを記念して、Chemical and Engineering News誌は数人の化学者にエッセイの執筆を依頼したのだが、なかでもNaomi PasachoffのMarie Curieと題した原稿は素晴らしかった。キュリー夫人のような勇敢な化学者が、今どれだけいるだろう。
マリの研究により、ピッチブレンドと銅ウラン石という2つのウラン鉱石の放射能が、純粋なウランよりもずっと高いことが発見されると、ピエールも加わって、さらに未発見の放射性物質を探求した。