Science

2011.08.03

Makey Awards 2011 ノミネート 08:タミヤ – もっとも優れた説明書部門

1946年、日本の静岡に創設された株式会社タミヤは、もともとは建築用木材の加工販売業者だったが、木製模型に業務を広げた。最初にプラモデルを作ったのは1960年。1/800スケールの戦艦大和だった。現在では、ラジコンボート、飛行機、自動車、ロボット、教材、モデリング用工具、ペイント、アクセサリー、そして伝統のスケールモデルも作っている。
模型の製造を開始した当初から、タミヤは成型、部品、組み立てといった製品の品質の高さを売りにしてきたが、同時に説明書にも気を使っていた。

Electronics

2011.08.02

レーザ可視光通信の実験

学研の光通信実験セットとArduinoを組み合わせて、レーザ可視光通信を試している動画です。Arduinoは音源で、Cantarinoの合成音声(PWM)をレーザで飛ばしています。楽しそう。夏休みの研究課題にどうでしょう(ワタクシは冷房が効いているところでやりたいですが)。

Fabrication

2011.08.02

News From The Future – 日本の「人体クローン」

News From The Future ? “Human Cloning” in Japan… 秋葉原のこの店(リンク先は日本語)では、あなたのクローンを作ってくれる。デジタルクローン技術とは当社が開発した精密な人体計測と立体写真といえる再現の技術です。
* 人物を正確にデータ化
* データ化された人物の立体再現
* 表情の再現が可能
この技術を用いることで、人物の顔や表情をそのまま、しかも今までより短時間でドールやフィギュアにすることができるようになりました。

Kids

2011.08.01

ICCキッズ・プログラム 2011「トランス・スケール 〈ものさし〉をかえてみよう」

Photo: 寺田尚樹「1/100の世界」
現代の社会には,さまざまなテクノロジーによって世界を観測,観察するための「ものさし」がたくさんあります.わたしたちは,それらのさまざまな「ものさし」を使って世界を理解し,その理解の上に創造的な生活を築いてきました.自分だけの「ものさし」を持って世界を見るとき,それはその人だけの世界を創造し,またそれをほかの人たちと一緒に見るとき,みんなで新しい世界を手に入れることができるかもしれません.
今年のキッズ・プログラムでは,世界の見え方やとらえ方が,がらり

Electronics

2011.08.01

Makey Awards 2011 ノミネート07:Parallax, Inc. – もっとも優れた教育/公共プログラム部門

1987年にカリフォルニア州ロックリンに創設されたparallax, inc.は、あの有名なbasic stampマイクロコントローラのメーカー。basic stampは、basic インタープリタを内蔵するなど、ユーザフレンドリーなボードとして1990年代初頭から電子工作愛好家間で高い人気を誇ってきました。arduinoの登場にbasic stampも打撃を受けたものの、2006年にはマルチコアのマイクロコントローラ、propellerが発売され、parallaxは今でもこの分野をリードしています。

Electronics

2011.08.01

Kinectポイントクラウド視覚化プログラム

昨晩、ニューヨーク市内で開かれたHack and Tellの会合でLee Felarcaに会い、「現在進行中」という彼のKinectハックのデモを見せてもらった。これはopenFrameworksを使い、C++で記述したソフトウェア。Leeは今、C++の勉強にはまっているそうだ。彼がこれまでに書いたフィルタは、爆発(上のビデオ)、アルファトレイル、パーティクルエミッタ、ストロボなどがある。彼のブログでもっとたくさんビデオが見られるよ。デトロイトとニューヨークのMaker Fairesでは、いろんなKinectハックが見られるんだろうな。

Electronics

2011.07.29

Kinectを使ったBELLのミュージックビデオ

Makeの仲間で魂に訴えかける歌姫、BELLがまたやってくれた。彼女の音楽をMarcが学研メカモ・クラブを作るビデオに使っていた(2008)けど、今度は彼女自身がハックしたKinect を音楽ビデオに採り入れた。Chase No Faceでは、KinectとノートパソコンとLEDプロジェクタを使っている。製作には、これもMake仲間のZach Liebermanが協力している。

Crafts

2011.07.29

How-To:磁石式で脱着可能な動眼

学生のころ、ボクは「動眼」にハマっていた。いろんなところへ行って、目があったらイヤだろうなと思われるところに動眼を貼り付けて写真を撮っていた。なかでも気に入っていたのが、墓石、ピストル、手術器具、便器の消臭剤などだ。おかげさまで、どれも日の目を見なかったけど。
あのとき、これを思いついていたらね。磁石で脱着できる動眼だ。頭のいいEMSLが作ってくれた。これがあれば、もうちょっとお金を節約できただろうし、長居したくない場所で必死に動眼を剥がすなんて苦労はなかったはずだ。
訳者から:ああ、やったやった。

Kids

2011.07.29

人がどのように物を見ているかを描くレゴロボット

“Makers & Spectators” は、人の視覚と、人がどのように物を見ているかを表現するものです。オランダのアイントホーフェンにある現代美術とデザインのためのスペースMUに展示されました。ロッテルダム出身のデザイナー、Christien Meindertsmaの作品です。
私は彼女との共同で、人が物を見る仕組みを再現するインスタレーションを製作しました。お客さんにいろいろな写真を見てもらい、そのときの目の動きをトレースして記録します。

Crafts

2011.07.28

紙の上に電子回路を作る方法

近藤崇司さんのPackaged Pianoと今井久嗣さんのPapar Dice。紙の上に電子回路を構築する試み。Packaged Pianoでは導電インクをプリントすることで折り曲げ可能な回路が作られている。立体的で可動部のある基板が実現されている。Papar Diceの配線パターンはアルミテープ。そこに導電インクをハンダのように使って部品を接続している。アルミテープはホームセンターで買える水道工事用のもの。カッティングにはCraftRoboを使用。こうした作例を見ていると、新しい領域が拓かれつつある感じがしてきます。