Electronics

2016.03.14

開発ボードを知るための7つの特徴

ボードは2つのカテゴリーに分類できる。Raspberry Piのように「Linuxが走るもの」と、Arduino Unoのように「Linuxが走らないもの」だ。これは完全に好みの問題だが、機能と複雑さと消費電力とプログラムしやすさなどを計る上でも便利な分類方法なのだ。解説上の都合で、ここではLinuxが走るものを「高級(advanced)ボード」、走らないものを「基本(basic)ボード」と呼ぶことにする。それでは、いろいろなボードを見ていこう。

Electronics

2016.01.28

MicrochipのAtmel買収に興奮したこと

セガ対任天堂、Mac対PC、Android対iOSと、技術系企業のシェアの奪い合いによる“聖戦” は今も続いている。しかし、90年代から、Makerや組み込みシステム技術者を巻き込んだ戦争がある。8ビットマイクロプロセッサー、MicrochipのPICとAtmel AVRの戦いだ。

MicrochipがAtmelを3億5600万ドルで買収するという発表があった。ついに戦いは終わるのか? これが、組み込みシステム開発の未来にどんな意味をもたらすのだろう?

おそらく、しばらくは何も起こらないだろう。

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2015.12.18

Arduinoの新型IoTボード「MKR1000」発表。1000台を無償提供

Arduinoは新型ボード、MKR1000を発表した。モノのインターネット(IoT)開発用のボードだ。

このボードは、「ネットワークの知識をあまり持っていないMakerでもWiFi接続が使えるようになる理想的なソリューション」とArduinoのZoe Romanoがボード発表の記事で述べている。

アメリカ国内ではArduino MKR1000という名称で、他の地域ではGenuino MKR1000という名称で販売されるこのボードは、Atmel ATSAMW25をベースに、オンボードWiFiとCryptochipを搭載している。

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2015.12.14

スクラップから作ったCNCマシンは2万円

CNC V0.6を3ミリのプラスティック板でテスト中。写真:Norbert Heinz

この数年、手頃な価格のデスクトップCNCマシンが大量に出回るようになったが、自分で簡単に作れると聞けば驚くだろう。格安のチップボード、Arduino、モーターブレークアウトボード、アルミのアングル材、それにトレイ式のCDドライブから取り出した歯車やサーボを使って、Norbert Heinzは信じられないほど安いCNCルーターを作ってしまった。トータルのコストは150ユーロ(約2万円)だ。

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2015.11.26

叫ぶラケット

Wikipediaによると、テニスにおけるグランティングとは、ボールを打つ瞬間に発せられる大声のこと。ときにスクリーミング(叫ぶ)、シュリーキング(金切り声をあげる)とも呼ばれる。多くのプレイヤーは相手の集中力を削ぐ効果があると考えている。グランティングをすることによってボールを打つリズムを掴む効果があるという説もある。試合中のグランティングを「発明」したのは、モニカ・セレス、ジミー・コナースらとされ、現在はマリア・シャラポア、ウイリアムズ姉妹、ラファエル・ナダルなど、グランティングを行う著名選手は少なくない。

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2015.11.19

Arduinoと加速度センサーでGoogleストリートビューを操作

木下歩さんの作例。加速度センサーを使って、「傾き」でGoogleストリートビューのなかを移動しています。どうやっているのかと思ったら、シンプルな方法でした。Arduino LeonardoでUSBキーボードをエミュレートして、ストリートビューのショートカットキーを入力している。なるほど。いろいろ応用がききそうな方法です。

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2015.11.16

Windows IoTがArduinoとDragonBoardに対応

Windows IoT CoreはSBCなどの小型開発ボードと簡単にインテグレートできるようにできている

Microsoftは今年の7月にWindows 10を発表したが、それは、PC、モバイルデバイス、そしてSBC(スモール・ボード・コンピューター)、開発ボードなど、あらゆるデバイスで使えることを目指している。

Microsoftは、このOSをSBCと統合することでMakerシーンに乗り込もうと努力してきた。前バージョンのRaspberryPiとPi2はネイティブでWindows 10が走る。

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2015.11.12

Arduino IDEの新機能、シリアルプロッタが便利

11月3日にリリースされたArduino IDE 1.6.6のシリアルプロッタ機能がとても便利。「こういうのが欲しかった!」と膝を打ちました。まだどういうものなのか把握していない方のために、この機能に絞って説明しますね。

従来のシリアルモニタはArduinoボードからの文字情報を表示するものでした。連続的に送られてくるセンサなどのデータを吟味するときは、動体視力に頼るか、上下にスクロールして値を探す必要がありました。

1.6.6で追加されたシリアルプロッタは、送られてきた数値をリアルタイムにグラフ表示してくれます。

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2015.11.06

「オープンソースはもはや哲学的な問いだとは思わない。新しい仕事や協働の形をもたらしているから」David Cuartielles(Arduino教育ディレクター)インタビュー vol.02

Maker Faire Rome 2014より。Arduinoの歴史に関する展示で木板にレーザーで刻まれていたMassimo Banzi(右)とDavid Cuartielles(左)。

世界10,000校でこれから展開される教育プログラムについて聞いた第1回に続いて、Arduinoの教育ディレクターDavid Cuartiellesのインタビューを掲載する。今回はさらに教育現場におけるオープンソースについての考え方や会社としてのArduino、Massimo Banziと出会ってArduinoの始まったきっかけについて話を聞いた。

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2015.10.28

「教育の世界では技術が長持ちする。チップを生産する会社にとっては10年以上持続する可能性がある市場」David Cuartielles(Arduino教育ディレクター)インタビュー vol.01

Arduinoの教育ディレクターDavid Cuartiellesはスペインのマドリードとバルセロナの間に位置するアラゴン州サラゴサの出身で、スウェーデンのマルモに12年ほど在住している。Davidは今もArduinoの開発にコアスタッフとして携わりながら、教育プログラム「Arduino Verkstad」を監修するために故郷スペインとスウェーデンをたびたび行き来している(スペインではバルセロナ・マドリードの2都市に加えカスティーラ・ラ・マンチャ州、ドン・キホーテの舞台にもなった地方で行われている)。