Electronics

2016.09.06

フォルクスワーゲンのセキュリティー問題:ArduinoによるハックがRFIDの脆弱性を暴露

世界中があきれたフォルクスワーゲンの不正ECMソフトウェア事件の陰で、まだあまり知られていない事実があった。その人気自動車メーカーは、もっと深刻な闇の部分を、2013年から金銭を使って隠し続けてきたのだ。

バーミンガム大学のコンピューター科学者、Flavio Garcia率いる研究者チームは、1995年から製造されているフォルクスワーゲンのほとんどの車種はRFID機器を使うことで誰にでも不正にハックでき、エンジンを始動できることを突き止めた。もちろん、責任あるコンピューター科学者として、Garciaはそのことをフォルクスワーゲンに伝えた。

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2016.08.17

Realtek RTL8710はESP8266の人気を超えるか?

数年前(正確には2年前)、上海のEspressifは低コストのESP8266 Wi-Fiチップを発表した。これにより、ほぼすべてのマイクロコントローラーは無線ネットワークに接続できるようになった。これは、インターネット接続を必要とするさまざまなIoTプロジェクトへの道をMakerに開いたばかりか、非常に低価格(5ドルほど)なので大変に魅力的だった。

しかし、Realtekがパワフルなだけでなく、さらに安い(AliExpressで3.52ドル)という新しいモジュールが登場して、なくてはならないWi-FiモジュールとしてのESP8266の時代は終わりを告げるのかも知れない。

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2016.05.30

より簡単なIoTやコラボレーションを実現するArduino Create

今年の始めに開かれたArduino Day Festivitiesの期間中に、Arduino Create環境がついにプライベートベータテストに入ると発表された。そしてMaker Faire Bay Areaで、新しいユーザーにもその門戸が開かれる。

だが、これから先しばらくは、両方の環境が共存していくだろうと私は確信する。新しいプラットフォームは、私たちが使ってきた古いArduino開発プラットフォーム(その元になったWiringプラットフォームをはじめ、良くも悪くも多くのものを継承している)を、現代的で柔軟で、おそらくもっとも重要なことには、ウェブベースのツールチェーンを用いて置き換わろうとしている。

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2016.05.12

8種類の高性能センサとシールドのセット

『ロームセンサ評価キット』はロームの高性能センサ8種とシールドのセット。シールドには各センサが必要とするレベルシフタや電源が載っているので、Arduinoボードに装着してすぐに試すことができる。同梱のセンサは次の8種。

加速度センサモジュール KX022-1020
気圧センサモジュール BM1383GLV
地磁気センサモジュール BM1422GMV
近接照度センサモジュール RPR-0521RS
カラーセンサモジュール BH1745NUC
ホールセンサモジュール(磁気IC) BD7411G
温度センサモジュール BD1020HFV
紫外線センサモジュール ML8511A

各センサのデータシート、マニュアル、ソフトウェア(ライブラリとサンプルスケッチ)は次のページからダウンロードできる。

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2016.04.27

AAduino — 単三電池サイズのArduino互換ボード

AAduinoは、Arduino互換のマイクロコントローラーボードだ。スウェーデンの埋め込みシステムエンジニア、Johan Kanfloが開発した。サイズはなんとAAバッテリー(単三電池)1本と同じ。AArduinoは、標準の単三電池三本入り電池ホルダーにきっちり収まるように作られている。その結果は「非常に小さいけどそこそこパワフルで、無線ノードを備えているので、使い道の可能性は無限です」とJohanは開発の動機を話している。

「私は、Nathan ChantrellのTiny328を、スイスアーミーナイフISMノードなどでよく使っています。

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2016.04.08

ArduinoがMKR1000を発売:作例公開プラットフォームとクラウド開発環境も発表

Arduino Dayの祝賀会で、共同創設者がユーザーに向けて3つの発表を行った。ひとつはArduino MKR1000だ。小型の多機能ボードで、2015年末に発表されていたものだ。それが出荷されることとなった。さらにそれに伴い、より大きなポテンシャルを持つものとして、次世代のコミュニティ・プロジェクト・プラットフォームと、その次世代開発環境を発表した。

Arduino MKR1000

MKR1000は、Arduinoの伝統的なフォームファクターと、その論争を呼んだヘッダーのオフセットから脱却した。

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2016.04.07

ESP-WROOM-02でウェブ連動LED電光掲示板

低価格WiFiモジュールESP-WROOM-02を使ったプロジェクトをひとつご紹介。Mgo-tecさんが作ったマトリクスLED電光掲示板は、ウェブベースのユーザーインタフェイスを操作することで様々な情報を表示させることができる。プロジェクトの詳細は下記のブログにまとめられている。

自作LED電光掲示板にYahooニュースや天気予報を表示させ、さらにNTP時計機能追加しました

MITライセンスで公開されているソースコードには、ステップバイステップの詳しい解説が付けられていて、初心者の参考になりそうだ。

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2016.03.14

開発ボードを知るための7つの特徴

ボードは2つのカテゴリーに分類できる。Raspberry Piのように「Linuxが走るもの」と、Arduino Unoのように「Linuxが走らないもの」だ。これは完全に好みの問題だが、機能と複雑さと消費電力とプログラムしやすさなどを計る上でも便利な分類方法なのだ。解説上の都合で、ここではLinuxが走るものを「高級(advanced)ボード」、走らないものを「基本(basic)ボード」と呼ぶことにする。それでは、いろいろなボードを見ていこう。

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2016.01.28

MicrochipのAtmel買収に興奮したこと

セガ対任天堂、Mac対PC、Android対iOSと、技術系企業のシェアの奪い合いによる“聖戦” は今も続いている。しかし、90年代から、Makerや組み込みシステム技術者を巻き込んだ戦争がある。8ビットマイクロプロセッサー、MicrochipのPICとAtmel AVRの戦いだ。

MicrochipがAtmelを3億5600万ドルで買収するという発表があった。ついに戦いは終わるのか? これが、組み込みシステム開発の未来にどんな意味をもたらすのだろう?

おそらく、しばらくは何も起こらないだろう。

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2015.12.18

Arduinoの新型IoTボード「MKR1000」発表。1000台を無償提供

Arduinoは新型ボード、MKR1000を発表した。モノのインターネット(IoT)開発用のボードだ。

このボードは、「ネットワークの知識をあまり持っていないMakerでもWiFi接続が使えるようになる理想的なソリューション」とArduinoのZoe Romanoがボード発表の記事で述べている。

アメリカ国内ではArduino MKR1000という名称で、他の地域ではGenuino MKR1000という名称で販売されるこのボードは、Atmel ATSAMW25をベースに、オンボードWiFiとCryptochipを搭載している。