Other

2015.03.11

成長の痛み ─ Quirkyのビジネスモデルが抱える問題

(日本語版編注:Quirkyとはユーザーの製品アイデアをコミュニティ内で評価し、ある基準に達したものを製品化、販売するニューヨークの企業です)

「私たちは発明を実用化します」と謳うのは、インターネットを通じて一般の発明家から送られたデザインから製品を開発する企業、Quirkyだ。現在、1,000人以上の発明家から400を超える数のデザインが届けられている。スタートアップにとって、これは複雑で野心的なモデルだ。ちょっと野心的すぎるかもしれない。

Fabrication

2015.02.23

3Dプリント用フィラメントができるまで

3Dプリント用のフィラメントがどうやって作られているか、知りたくなったことはない? 我々は、まさにそれを作っている場所へ、楽しい工場見学に行けることとなった。3Dプリントに詳しい人なら基本的な知識はあるだろうけど、これを見れば、知らなかったことがいくつかあるはずだ。

テスト用製品の山。

その他の部品。

出荷準備完了。

エクストルーダーのキット。

乾燥したまま保存するパッケージ。

レーザーカットした部品。

他のブランドもある。

Other

2015.02.13

ソフトウェアインキュベーターのY Combinatorがハードウェアスタートアップへの出資を開始

Y CombinatorのPrototype Dayで話をするPaul Graham(写真:Kevin Hale)

ほんの数年前、私はO’ReillyのWhere 2.0カンファレンスの客席に座り、ベンチャーキャピタルとスタートアップに関する講演を聞いていた。そのとき、有名なベンチャーキャピタルの人間が立ち上がり、その話の流れの中でこう言ったのだ。「我々はハードウェアには投資しない」と。

だが、状況は急激に変化した。

Fabrication

2015.01.26

注目すべき5台の3Dスキャナー

Spinscan
2011年、3Dプリントの天才、Tony Buserが発売したのがSpinscanだ。オープンソースの3Dスキャナーで、レーザーとデジタルカメラで構成されている。後にMakerBotがこのアイデアを採用してクローズドソースのDigitizer 3Dを作った。うれしいことに、Spinscanはまだ販売されており、数多くのオープンソースのスキャナーに影響を与えている。ここでそのいくつかを紹介しよう。

FabScan
FabScanは論文用のプロジェクトとして始まったものだ。

Fabrication

2014.12.15

3Dプリンター知的所有権訴訟の最新情報:Formlabsが3D Systemsにロイヤリティを支払うことに

FormlabsのForm1は現在も購入することができる。

長く続いていた3D SystemsとFormlabsの特許侵害訴訟が終結したというニュースが流れた。双方が和解し、すべての訴えと、反訴を取り下げ、裁判費用を各社が負担するということになった。さらに、Formlabsは売り上げの8パーセントをロイヤリティとして3D Systemsに支払うことを決めた。この展開は、初期のデスクトップ3Dプリンターにおける大きな訴訟問題が片付いたわけだが、疑問も残る。

Electronics

2014.10.14

未来の、だけど身近なデバイス「雰囲気メガネ」─大企業とソフトウェアエンジニアのコラボレーション(Maker Pro Jp)

iPhoneと連携するメガネ型情報端末「雰囲気メガネ」プロジェクト、全体を統轄している白鳥啓氏(間チルダ)、河村和典氏(三城ホールディングス)に話を聞いた。

慣れ親しんだものなのに新しい、不思議な感覚

雰囲気メガネはBLE(Bluetooth Low Energy)でiPhoneと通信して、iPhoneからメガネのLEDとブザーをコントロールできるデバイス。つまりiPhoneのノーティフィケーション情報を、メガネを通して光と音で通知できるのだ。

Other

2014.10.07

Makerとして社外活動で学んだことをソニーで活かしたい─ソニー株式会社 田中章愛さんインタビュー(後編)

(前編はこちら)

ソニー本社ビルの1階にある「SAP Creative Lounge」は、新規事業創出部に所属する田中章愛さんが中心となって立ち上げた企業内メイカースペースだ。社員が自由に利用でき、新しい製品やビジネスのアイデアをはぐくむことを期待して設置したもの。このCreative Loungeの発案には、田中さん自身のMakerとしての活動経験が大きく影響している。(写真・文:青山 祐輔)

社内での機材募集の呼びかけで出てきた、年代物の作業机。

Fabrication

2014.10.06

“放課後” の研究開発を促進する企業内メイカースペース「SAP Creative Lounge」─ソニー株式会社 田中章愛さんインタビュー(前編)

8月上旬、品川のソニー本社ビル・ソニーシティの1階に「SAP Creative Lounge」がオープンした。このCreative Loungeは、入口がガラス張りになった明るいスペースで、デスクや黒板、そしてオシロスコープなどの電子工作用の機器、さらには3DプリンタやレーザーカッターなどのMakerおなじみの機材が並んでいる。大手企業というよりはベンチャー企業のオフィスにも見えるこのスペースは、ソニーの社員なら自由に利用でき、社内外の人間とミーティングを行ったり工作機械を使ったりと、まさしくメイカースペースだ。

Other

2014.09.29

InventablesがCAMソフト「Easel」を無料公開

MakerConにて、InventablesのZach Kaplanは、ウェブベースのCNCソフト、Easelを、ベータテストから無料の一般公開に切り替えたと発表した。

3月、SXSWで一部の人たちに披露されたEaselは、InventablesのShapeoko CNCマシンのためのソフトだ。簡単にデザインできて、あとは素材を選んでボタンをクリックするだけだ。彼らは時間をかけてテスターを増やし、安全に確実に使えるかどうかをテストしてきた。

新しい機能も増えた。

Electronics

2014.09.19

自分で直す権利:本当の意味で物を所有する権利のための戦い

私の携帯電話が人間だったとしたら、それはバイオニックウーマンだ。ボディは壊れて、数え切れないほど作り直した。頭脳も作り変え、いじくりまわし、改良した。

この3年の間に、私のiPhone 4Sは脱獄して家のホームオートメーション・システムに接続された。Apple公認のガラスのバックパネルは透明なものに入れ替えた。水につけられ、分解され、完全にきれいになった。それも2回。Cydiaストアが提供しているフリーの脱獄アプリのお陰で、Appleが許さない方法で電池残量を調べたりもできる。