Electronics

2013.04.17

開拓者たち:Alexandra Deschamps-Sonsino ─ Good Night Lampを作る

2012年の3月、Alexandra Deschamps-Sonsinoはロンドンに会社を立ち上げた。そしてその10カ月後、家電品見本市のCESにブースを出した。彼女にチームはない。2005年にデザインした古い試作品があっただけだ。

「自分のお尻を蹴飛ばしてくれるものは何かと考えたの。それは、ラスベガスのブースに8,000(約120万円)ポンドを払うことだった」

その製品は、今ではオリジナルデザインの面影をわずかに残すのみだが、Good Night Lampと呼ばれている。

Crafts

2013.04.16

はやぶさを地球に還したダイオードを指輪に

電子部品をアクセサリー化しているブランド「さのもの」がリリースしたこの指輪。なかに入っている部品はダイオード。青くてキレイだけど、それだけじゃない。なんとこれは、小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡的生還を可能にした「こんなこともあろうかと」ダイオードと同型番のもの。美しいうえに縁起物としても強そうです。このダイオードを特定するまでのストーリーは熾火研究所のこのエントリーを参照のこと。購入ページはこちら。

Electronics

2013.04.16

簡単な抵抗整理術

Instructablesのユーザー、Re-designは、抵抗をジップロックで管理している。袋には抵抗値が書かれている。索引カードを入れて袋を立たせているが、ここに追加情報なども書き込める。抵抗を山積みにしてしまう派の人間からすると、これは素晴らしいアイデアだ。もう少しお金はかかるが、同様のアイデアとして、バインダー用の3つ穴式のペンケースを使えば、抵抗をひとつのバインダーで管理できる。

Electronics

2013.04.15

WiiリモコンとKinectで手術室用のジェスチャー式入力装置

Tamaraの装置が設置された未来の手術室のレンダリング画像。

学生のTamara Worstは、インタラクションデザイングループ、IxD Hofとのプロジェクトをシーメンス・ヘルスケアとの共同で完成させた。これは、手術中の医師の両手を雑用から解放するためのものだ。シーメンスは、手術室での非接触型のインタラクションの方法を探っていた。そこでTamaraは、3Dセンサー、つまりWiiリモコンとMicrosoft Kinectを使い、医師の右足の方向と位置を感知することを考えた。

Fabrication

2013.04.12

3Dプリンターはどれだけ普及するか

今週、私は3人のベンチャー投資家に会って話を聞いた。彼らは3Dプリンター市場について知りたがっていた。3Dプリンターに対するビジネス界の注目が集まる兆しだ(MakerBotは2011年に1000万ドルの投資を受けたが、新たな投資を受けることになるらしい)。

3Dプリントはどれほど大きくなるだろう。どれだけ売れるだろう。100万軒の家に普及するまで、どのくらいの時間がかかるだろう。大勢の人たちに向かって、どれだけの人が3Dプリンターを持っているかと聞いたことがある。手があがったのはほんのわずかだった。

Crafts

2013.04.11

壮大なる霜取り作戦

シカゴのFulton Market Cold Storage Companyは、精肉産業地域に建つ10階建てのビルディングで90年間操業していたが、去年の7月、郊外に移転することになった。その建物は自転車メーカー、SRAMが買い取り、そこを本社ビルにする予定だ。建築家のPerkinsとWillは、この氷に閉ざされた建物に、近代的な機械工房と、作業場と、SRAM用の屋内トラックを作るよう要請された。しかし、彼らを待っていたのは、歴史的にも類を見ない壮大な霜取り作業だ。

Electronics

2013.04.10

仕事をMakeする

Artisan’s Asylum でガラスワークを教える(写真撮影:Chris Connors)。

イノベーションは仕事を生むか、それともなくすか。これは、カリフォルニア州メンローパークのSRIで先週開かれたInnovation for Jobs(I4J)の国際サミットで提示された問題だ。仕事のアウトソーシングや自動化の進歩は、仕事をなくす2大トレンドだ。新しい仕事はどこから出てくるのだろう。その新しい仕事に備えるために、教育は若者たちをどう育てたらいいのだろう。

Crafts

2013.04.09

子どもMakerのための場所

Makerスペースはどんどん人気を高めている。よく知らない人のために説明するならば、Makerスペースまたはハッカースペースとは、人々が集まってものを作る場所だ。それぞれに特徴があるが、コミュニティとしての意識を持ち、物作りの楽しさや知識を分かち合う場所であることが共通している。そうした施設が近くにあればラッキーだが、そこが子どもも受け入れてくれるとは限らない。子どもたちが自分のアイデアを形にしたと思ったとき、若きMakerをどこへ連れて行けばいいのだろうか?

これは重要な問題だ。