Electronics

2013.05.17

レシートに印刷されたテキストアドベンチャー

今年のMinne-Faireで、たまたま、Choosatronの作者、Jerry Bjelojacに出会った。これはArduinoをベースにしたコインオペレーション式のアドベンチャーマシンだ。サーマルプリンターで冒険の内容を印字してくれる。技術が進歩して、物語の伝え方も進歩しました。インタラクティブノベルの分野も急速に発展して、テキストアドベンチャーから現代的なゲームに進化しましたが、作るのが難しくなりました。Choosatronは、作者と読者、というかゲームデザイナーとプレイヤーの密接な関係を取り戻そうという試みの第一ステップです。

Electronics

2013.05.16

愛着のあるキーボードをArduinoで蘇らせる

少し前のAdafruit Blogに、NeXTキーボードをUSB化して現役復活を図る記事がありました。それを見て、ワタクシも蘇らせたいキーボードを持っていることを思い出したのです。
90年代に買ったNewton MessagePad用の小さなキーボード。小さいのにしっかり叩ける、絶妙なデザインの製品。しかし、そのまま繋がるコンピュータはもう存在しません。
状況が変わったのは、twitterでAdafruitの記事をRTするついでに「NewtonキーボードもUSB化したい」とダメ元でつぶやいてみたとき。

Electronics

2013.05.15

箱の中のHAL

さーて、Best Who’s-in-the-Box Ever(箱の中の誰かさん大賞)の新たな挑戦者が登場した。Adafruitのシニアデザイナー、Phillip Burgessが、新しい「大きな赤いアーケードゲームのボタン」がクラークとキューブリックが作ったかの有名な邪悪なコンピューターの目に似ているとお客さんが言ったことに刺激を受けた。そして毎回、自分の創造物に裏をかかれる羽目になった。

Fabrication

2013.05.14

レジンキャスト:CADから工業グレードのプラスティック部品を作る

合成ポリマーは、地球上のあらゆる商業製品に使われている。プラスティックはいたるところに遍在しているだけでなく、非常に汎用的だ。大変に伸縮性のあるものもあれば、釘のように固いものもある。クリスタルのように透明にもなれば、虹のようにどんな色にでもなれる。厳しい天候に耐えるものもあれば、弾丸を止められるものもある。

そう考えると、3D製造に精通したホビイストが、いまだに工業グレードのプラスティックをタブー視しているのがわからない。3Dは持っていても、PLAやABSでの出力では、強度は種類の点でも安価な押し出し成形部品に及ばない。

Fabrication

2013.05.13

Inside 3D Printing:メーカーレポート

ニューヨークで開かれたInside 3D Printing Conferenceは、3Dプリントのビジネスの面をハッキリ見せてくれた。3D Systems、MakerBot、Stratasysといったいつもの面々は総力をあげて展示を行っていた。また、FormLabs、ZoomRP、Sculpteo、Mbot、MakerGearといった新規参入組も顔を揃えていた。Shapeways(ニューヨークに本社がある)はなぜか出展していなかったが、CEOのPeter Weijmarshausenはキーノート講演を行い、3,000万ドルの新規投資を受けることを発表していた。

Electronics

2013.05.10

[TECHNOLOGY x MAKER] Maker Confernce Tokyo 2013にIntelが協賛

2013年6月15日に日本科学未来館にて開催予定の「Maker Conference Tokyo 2013」。Makerを対象としたこのイベントのGold Sponsorをインテル株式会社がつとめることとなりました。同社は、ものづくりに携わる全ての人々をテクノロジーで応援すべく、これまでも世界各地で様々な支援活動を行ってきました。Maker Faire発祥の地、アメリカのフラッグシップイベントである「Maker Faire Bayarea」でも、同社は長らくスポンサーをつとめており、Makerコミュニティと深い関係性を構築しています。

Other

2013.05.10

Maker Conference Tokyo 2013サイト公開

チケットは5月13日(月)12:00から発売の予定です。セッションの内容(随時更新)や基調講演スピーカーのプロフィールなど詳しい情報はMaker Conference Tokyo 2013情報サイトにてご確認ください。

自らの手を使って実際にモノを作り、その成果を共有する「Makerムーブメント」は、昨年後半からここ日本でも海外同様に大きな盛り上がりを見せ、多くの方の注目を集めました。このムーブメントをよりよい形で日本に定着させ、一人でも多くの方が参加しやすい環境を作るために必要なことを議論するイベントが「Maker Conference Tokyo 2013」です。

Electronics

2013.05.10

エレクトロニクスのUXをデザインする

2月にPinoccioの共同創設者、Eric Jenningsのインタビュー(リンク先は日本語記事)を掲載した。Pinoccioは、新しいオープンソースハードウェアのメーカーだ。「完璧なもののインターネットのためのエコシステム」を作っている。Pinoccioは、ポケットサイズのマイクロコントローラーボードで、無線ネットワーク、充電式LiPoバッテリー、センサーを搭載し、Arduinoのようにシールドでの機能拡張が可能。

Electronics

2013.05.10

トイレットペーパーの芯でケーブルを整理する技

Instructablesのユーザー、berserkによる便利な技だ。コードやらケーブルやらワイヤーやらをひとつの箱にきっちり片付けている人もいるかもしれないが、ここでひとつレベルアップして、トイレットペーパーの芯を使ったケーブルの個別の整理方法はどうだろう。必要ならば、芯にマジックでケーブルの種類を書いたりしてもいい。それを箱に収めるのだ。これで、こんがらがったケーブルを解く手間がはぶける。