Other

2016.02.19

なぜ私は不細工な作品を発表するのか

私が作るものは、美しく仕上げられていないものが多い。そのとおりだ。普段、私は、前に戻ってギザギザの角を磨いたり、配線を整理したり、回路を小さくしたりといった作業は行わない。

私のビデオに対するコメントで、作品が荒削りで素人臭いと指摘されたり、なぜもっと美観にこだわらないのかと聞かれることがある。答えはじつにシンプルだ。それは私のプロジェクトの優先度リストには載っていないからだ。

私は、Jimmy DiRestaやDarbin OrvarやChris from Clickspringのような職人と張り合おなんて思っていない。

Electronics

2016.02.18

エレクトロニクスと歯車による時の可視化

真壁友さんの新しい作品が伊勢丹新宿店で開催中の『近未来美術展DOORS』で公開されている。「時の可視化」というテーマを継承しつつ、最新作はメカニズムが大きく変更された。電子回路を組み合わせて、クオーツ時計を実現している。機械式時計のプロジェクトは、当ブログでも何度か紹介したが、クオーツムーブメントを作る試みには予想外の新しさが感じられる。10分間に1度、レールの上を転がる球が時を告げる仕組みもかわいい。

開催は2月22日(月)まで。27組のアーティストによる作品が並ぶ。

Crafts

2016.02.17

魚が泳ぐ方向に移動する金魚鉢

Adam Ben-Drorは、彼のペットのベタ(魚の一種)、Joseを、その限定的で固定された住み処から解放してやる方法を考えた。そして、このニュージーランドのプロジェクトデザイナーは、魚が泳ぐ方向に平らな場所を移動できる金魚鉢を開発した。Abovemarineとして知られるこの移動式金魚鉢は、3つのオムニホイールによって、魚が向いた方向に回転することなく移動できる。上部にはウェブカメラがあり、魚の動きをリアルタイムで感知している。その方向情報をOpenCVを走らせたコンピューターで処理し、金魚鉢を動かす。

Fabrication

2016.02.16

3Dプリントしたトゥールビヨン付きの時計

この、トゥールビヨン付きの3Dプリントした時計を見てほしい。スイスの時計職人、Christoph Laimerの作品だ。時計用語に詳しくない人のために説明すると、トゥールビヨンとは「時計の脱進機に追加されたメカニズム……つまり、脱進機とてん輪を回転するケージの中に収めることで重力による影響を相殺して、時計(つまり脱進機)が特定の場所で止まってしまわないようにするための装置だ。

Electronics

2016.02.15

レコードのようにカセットテープをスクラッチする組み合わせ式システム

Makerプロジェクトの中でも、音楽関係のイノベーションが大好きだ。コンピューターやバイオハッキングや天文学といった分野には計り知れないものを感じるが、音楽は、その表現方法が限られているメディアであるために胸を打つのだと思っていた。だがその考えは、Scratchetteによってくつがえされた。

フランス人ミュージシャンのAlexis Malbert(またの名をTAPERTRONIC)は、90年代後半からレコードやCDやテープや電子回路など、さまざまなメディアを使って音楽のハッキングを行い、ヨーロッパ中のアートギャラリーでライブショーを行い、その創造力を披露している。

Electronics

2016.02.12

Raspberry Piを無停電化するボード

Raspberry Piを連続運転している人が興味を持ちそうなボードが出たので紹介しよう。galileo-7の『ミニUPS』は一般的なモバイルバッテリと組み合わせて使う電源インターフェイスボードだ。このボードを経由して電源を接続することで、停電を検知し、自動的にモバイルバッテリからの給電に切り替えることができる。つまり無停電化できるわけだ。コンピュータ用無停電電源装置に必要な、停電時の自動シャットダウンもサポートする。

典型的な接続方法は次の写真のとおり。

Crafts

2016.02.12

雪の砦を作ろう

写真:Fatherly

2016年の“雪マゲドン”は猛威を極めた。そのおかげで、我々は新しい建築材料を得た。雪だ。山ほどの雪だ。大雪に見舞われた地域に住んでいる人は、どっちみち雪かきをしなければならないのだし、いっそのこと、楽しんでしまわないか? ここに、「Make:」のアーカイブから雪で作れるものを並べてみた。

イグルーを建てるためには、強い雪のレンガを作るための箱が必要だ。去年の冬の記事DIY Igloo Blocksで、木枠の作り方を紹介している。

Science

2016.02.10

楽しい磁力カーと磁石トレイン

雨や雪の冬の日に家の中で家族で楽しめるプロジェクトがある。子どもたちに、磁石の性質について、またモーターがなぜ磁石で回転するのかを簡単に理解させるいい機会にもなる。

ひとつめのプロジェクトは、Instructableのメンバー、KJMagnetics(磁石の販売業者)によるものだ。単三電池と、2つの円盤状の磁石と、アルミホイルを使う。シンプルに真っ直ぐ走るだけの車を作るには、R841磁石をひとつと、RX032磁石を2つ使う。片方のRX032磁石をDC2磁石に交換すれば、円を描いて走るようになる。

Kids

2016.02.09

パパが作ってくれたスタートレックのミニチュアセット

MakerのDavid Weibergは、この「Star Trek: TOS」エンタープライズ号(編注:TOS = The Original Series)のブリッジを小さな息子のために作った。このプロジェクトを作るきっかけを、Davidはこう話している。

このプロジェクトは、息子のStar Trek TOSプレイメイトのフィギュアを見たときに始まりました。あの昔のテレビ番組のファンになった8歳の息子にプレゼントしたものでした。彼は、段ボールで簡単なセットを作って遊ぶようになりました。

Crafts

2016.02.08

試験管の中の街に迷う

こんなに小さいのに、こんなに広がりを感じさせるなんて。Rosa de Jongの小さなスペースに作られた精巧な街を見たとき、私自身がうんと小さくなったような気がして、この街の中で迷ってしまった。しかし、どれも試験管の中に入るミニチュアなのだ。直径は数センチメートルしかない。

ミニチュアの家や建物の集まりを、マイクロマターと呼ぶ。建物は岩にしがみついていたり、雲の中から突き出たりしている。小枝は、小さなテントの脇に立つと巨木となり、糸は電線となる。