Fabrication

2018.02.28

3Dプリントによる美しい義足カバーを実現するために解決した4つの課題

私のRedditのフィードにSteveが現れて、この美しい義足用のカバーを見せてくれた。彼は非常に細かい画像のギャラリーを公開しているが、そのモデリングの過程を撮影した動画も発表している。

私の同僚の娘さんは義足を使っている。12歳だ。同僚は、その義足のカバーを欲しがっていたのだが、1つ400ドルもする。そこで彼は、飛行機の3Dプリントを得意とする私に、すねとふくらはぎのカバーのモデリングを依頼してきた。このプロジェクトが始まったのが3カ月前だ。これを実現するためには、次の4つのデザイン上の課題があった。

Crafts

2018.02.27

ずっと見ていても飽きない200個のゴムボールが跳ねる音の彫刻

私はトム・ウェイツの曲が大好きで、奇妙な楽器を使った「謎の男」(What’s He Building?)に大きな影響を受けている。自作楽器についてあれこれ調べていたときに、Dennis Havlenaのことを知り(2008年のMakezineの記事を参照)、彼のウェブサイトにあった設計図を元に、古いプロパンガスのタンクから「ハンクドラム」を作った。

それ単体でもいい音がするのだが、私のためにそいつを演奏してくれる美しいマシンを作りたいと考えた。そして、いろいろなバージョンを試した。

Electronics

2018.02.23

ショップの前にたどりつくとギフトカードが飛び出す宝の本「VIA LIBRIS」の製作から学んだこと、そして喜び

「VIA LIBRIS」は、ペーパーバックのサイズの宝の本だ。特別なコンパスと、「コールド」「ウォーム」「ホット」といったヒントが表示される絵文字盤で、あらかじめ設定されている場所にユーザーを導く。その場所(ショップなど)に到着すると、隠されたスロットからギフトカードが飛び出て、ユーザーはビックリする。新しい場所は、ボタンを押せばいつでもプログラムできる。どの本も手作りで、同じ物はふたつとない。美しくて、何度でも使える。私はこれを、友人や家族にギフトカードを贈るときに使っている。

Electronics

2018.02.22

Arduinoベースの自作クアッドコプター

ドローンを1から作る人は少なくなったけれど、今でも最高の工作テーマだ。ハードウェアとソフトウェアの統合を高いレベルで体験できる。ラフバラ大学で自動車工学を勉強中のアキラさんは昨年それを実行した。

【完全自作】ARDUINOを使用した自作ドローンの製作記(飛んだ!)

機体の製作から始まって、姿勢推定やPID制御、XBeeによる無線通信などソフトウェア面の解説が丁寧にされている。GitHubGistで公開されているソースリストとYouTubeの動画を併せて見れば、クアッドコプター製作の勘所が掴めそうだ。

Electronics

2018.02.21

Particleが3つの新型ボードと月額2.99ドルで3GBのデータが扱える低価格LTEでメッシュネットワークに参入

ボードメーカーのParticle.ioは、第三世代の製品、Meshを発表した。名前が示すとおり、メッシュネットワークのためのコントローラー3兄弟だ。

同社は最初の製品であるCoreからWi-Fi対応のプロトタイピングを支え、やがてPhotonやLTE対応のElectronを発表した。今回の新型ボードは、Nordic nRF52840を採用してBluetooth 5とNFCに対応し、同じ機能を提供している。

Other

2018.02.20

Sara Hendrenが考えるエンジニアリングとアートの架け橋「最高の状態のとき、エンジニアリングはアートと同じことをしている」

Sara Hendrenの作品は、エンジニアリング、デザイン、体、心に関して「普通」だと私たちが思い込んでいることに疑問を投げかけている。

彼女は現在、アーティストであり、デザイナーであり、オリン工科大学 の招へい研究者として、エンジニアリング学科の学生や教員にアートと人文学を教える活動の責任者を務めている。彼女はまた、適応技術(アダプティブテクノロジー)ワークグループを主催し、Ablersite.orgでその関連記事を執筆している。

Electronics

2018.02.19

ファービー・オルガンを見るまでキミは真の恐怖を知らない

ミュージシャンでマッドな発明家のLook Mum No Computerこと、Sam Battleは、なんとも恐ろしい音を奏でる「ファービー・オルガン」を開発した。マイクロコントローラーで制御された45匹のファービーは、オルガンのキーボードに合わせて歌う。このファービー・オルガンの強烈なサウンドにご注意あれ。

それぞれのファービーには、Arduinoが2基ずつ備えられている。1つはファービーの動きのシーケンスを制御するもので、もう1つはオルガンのキーを押したときにファービーが出す音の発生と制御を行う。

Electronics

2018.02.16

一眼レフカメラとRaspberry Piで毎朝の記念撮影

デジタルカメラをUSB経由で操作するライブラリgphoto2の使い方がよくわかるページを紹介。

もやし工房 – 一眼レフカメラをRaspberryPiからリモート制御する話

Raspberry Piでの導入から自動化までが詳しく解説されている。対応しているカメラならば、設定の変更、撮影、画像の転送といった一連の撮影作業がコマンドラインから行える。Python用のライブラリも用意されているので、他のデバイスと連動するプログラムを組むことも容易にできそうだ。

Electronics

2018.02.14

偉大なる小さなチップ「555タイマー」の歴史と入門プロジェクト

1970年、まだシリコンバレーの肥沃な大地に根を下ろした企業が5社にも満たなかったころ、Signeticsという企業がHans Camenzindというエンジニアのアイデアを買い取った。大発明というわけではないが、23個のトランジスターと大量の抵抗を使ったプログラム可能なタイマーだ。その最大の特長は、汎用性と安定性とシンプルさなのだが、これらは最初のセールスポイントの陰で色あせて見えた。同社は、当時最新の集積回路の技術を用いて、すべてをシリコンチップの上で作り直すことにしたのだ。

Electronics

2018.02.13

新刊『エレクトロニクスをはじめよう』は2/24発売!(なぜ、どのようにして、35年前の技術書の日本語版を出版したのか)

書籍紹介

本書は、エレクトロニクス(電子工作、電子工学)初学者のための入門書です。電気の基礎から、スイッチ、抵抗、コンデンサーなどの基本的な電子部品、ダイオード、トランジスターなどの半導体、そしてデジタルICなどについて、その原理と基本的な使い方を紹介しています。原書は1983年に出版、手書きの文字とイラストの親しみやすいスタイルで、今でも変わらないエレクトロニクスの基本原則が丁寧に語られ、130万部を売り上げました。そして現在でも多くの読者に愛用されています。

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