Electronics

2008.05.22

ITP show: Epimetheus – 樹木が教える山火事警報機

John DimatosのEpimetheus – リアルタイムで重要なデータを送信する火災センサーのネットワーク。Epimetheus は、リアルタイムで特定箇所をモニターする能力を増大させた、現在実現可能な大規模な環境フレームワークのプロトタイプです。
公的スペースまたはゆるいつながりを持つ私的グループのスペースに配置することを想定し、物理環境には、趣味の科学愛好家でも設置できるDIYレベルのテクノロジーで対応します。

Electronics

2008.05.22

ITP show: Picture Me Rollin' – スーツケースで音楽を奏でる

Jose Angel OlivaresとMatthew YoungのPicture Me Rollin’ – スーツケースを転がすと音楽が鳴る。Picture Me Rollin’は、車輪付きのスーツケースが横断するとリズムのある音を鳴らす床です。異なる素材の上を車輪が通過するときの音を拾う仕組みです。素材の並び方を調整することで、ビートを作ることができます。これを4本並行に設置しておけば、4人がそれぞれのスーツケースを引いて歩くと、より複雑なリズムが生まれます。

Electronics

2008.05.22

ITP show: Knock – 新時代のお守り

Kyveli Vezaniの”Knock”は、テクノロジーを個人の価値観や信条に反映させた新しい時代のお守り。ボクのお気に入りはガラスの小瓶を壊すと警察に緊急通報が行くというやつ。Knock は現代社会、つまり技術への執着、神秘主義や信仰への目的意識といったもので定義される社会の文化的創造物の集合体です。この集合体は、伝統的なアミュレットやロケットやお守りを、技術が私たちの文化的価値観や信念に影響を与えてきたのと同じように、現代風に作り直したものです。

Crafts

2008.05.19

つなぎ目のない氷の玉

Hipstompの記事(Core77ブログ)より:
トライベッカ地区の地下にあるB-Flatのような、腕のいい日本人バーテンダーがいるマンハッタンのバーでは、お馴染みの氷のキューブは出てこない。スコッチのオンザロックを注文すると、大きな氷の玉が入ってくる。同じ体積でも立方体に比べて表面積の小さい球体は、それだけ溶けるのも遅いため、飲み物が薄まることなく、長時間、冷たさを保ってくれる。
工業デザイナーの観点からすると、B-Flatの氷の玉を真似て作ろうとしても、どうしてもつなぎ目が出てしまうはずだ。

Crafts

2008.05.15

蜘蛛の巣を修復するアーティスト

Nina Katchadourianは、蜘蛛の巣を修復するという面白い作品を製作しているアーティストです。彼女のサイトより:The Mended Spiderweb(蜘蛛の巣修復)シリーズは、1998年の6月から7月にかけてポルトで過ごした6週間の中で思いつきました。私は森や住んでいた家の周りで破れた蜘蛛の巣を探しては、それらを赤い糸で修復していきました。修復は、一度にひとつのセグメントを直接蜘蛛の巣に挿入するという形で行いました。糸にはノリをかけることもありました。そのほうが糸が固くなり作業もしやすくなるからです。

Electronics

2008.05.08

ほっといてよボックス

Michaelは彼の作品 “LeaveMeAloneBox”(ほっといてよボックス)の映像を送ってくれた。クロード・シャノンの論文に影響されて作ったとか。ボクが覚えている限りでは、彼はマービン・ミンスキーとともに”Ultimate Machine”(究極の機械)という考えを打ち出した。基本的には普通の箱で、上面にスイッチが付いてる。そのスイッチを入れると、箱の中から手が出てきてスイッチを切る。それだけ。
詳しくは LeaveMeAloneBox を見てね。

Crafts

2008.04.30

MultiScreener – マルチスクリーンの映像をシンクロ

MultiScreenerは、複数の画面で同時に映像を流したいときに便利なソフトだ。MultiScreener は、LANで繋がれた複数のディスプレイに、Quicktimeムービーを同期させて流すためのフリーウェアのアプリケーションセットです。
たくさんの画面を埋め込んだビデオウォールや、複数のディスプレイを使った芸術作品などのために開発されました(これは、パイオニアのDVDプレイヤーと効果な同期ハードウェアのセットに置き換わるものです)。使用されるのは、サーバーとクライアントの2つのアプリケーション。

Electronics

2008.04.28

Swashbotです。ヨロシク

CrabFuの記事より – これは、シンプルな3本足の(4マイクロサーボ)ロボットです。余っていたラジコンのパーツで作りました。動作と操作は、基本的にラジコンヘリのスワッシュプレートです。eCCPMヘリコプターのトランスミッターを使っています。

Crafts

2008.04.24

歩くショッピングカート

なんか怖い。すっげー怖い。どうして胴体がないのか。なんで燃えてるのか。どっちも不気味。でも、ボクの最高に好きな歩く芸術作品のひとつだな。生で見てみたいよ。
ロボティクスは、人間にとって危険と思われる場所で応用されています。深海探査や原子炉の清掃や火山観測などは、活躍の場の代表格と言えるでしょう。ボクの疑問は「ほかには危険な場所はないのか?」ということでした。たとえば、極端に危険な場所に暮らすホームレスの人々が利用できる自動装置があってもいいのではないかと考えたわけです。