Electronics

2014.08.13

『アイ・オブ・タイガー』を奏でるドットマトリックスプリンター

『ロッキー3』と同じく、『アイ・オブ・タイガー』を感動的に歌い上げるこの古いドットマトリックスプリンターもサバイバーに違いない。そして、ミッキー(ロッキーのトレーナー)がロッキーを鍛え直したように、このプリンターは、VimeoユーザーのMIDIDesasterによってMIDIファイルを再生できるように改造された。

この24ピンの古いドットマトリックスプリンターは、MIDI対応のサウンドジェネレーターに改造されています。同時に最大で21音階を出すことができます。

Electronics

2014.06.17

Cylon.js ─ ロボットやロケットをJavaScriptで作る

Ron EvansとAdrian Zankichは、Maker Faire Bay Area 2014のMake: エレクトロニクスステージでCylon.jsの紹介を行った。

マイクロコントローラーでLEDを点滅させるために、詳しいマイクロコントローラーの知識と1週間の時間が必要だった、なんていう時代があった。しかし、Arduinoの登場で状況は変わった。でも、たとえArduinoを使ったとしても、思いのままに身の回りの物をハックできるわけではない。とくにネットワーク関連は難しい。

Electronics

2014.04.23

MetaWearでウェアラブルが新たなブームとなるか?

AndroidとiOS開発者向けに作られたMetaWareは、小さくて低電力で、Bluetooth LEを搭載している。でも本当に面白い部分はそこじゃない……

次なる大ブームはウェアラブルだと、私が技術系の仕事に就いたときからずっと言われている。しかし、その予測はさらに大きな声で、頻繁に叫ばれるようになってきた。そして、ウェアラブル市場を睨んだマイクロコントローラープラットフォームがどんどん増えている。

何が次なる大ブームになるかを決める要素は、(少なくとも通常は)技術の成熟度にあると私は思っている。

Electronics

2014.04.11

世界初のオープンソースノートパソコン登場

The Novena laptop

世界はオープンソースのノートパソコンを求めているのだろうか? そこを考えてみよう。

bunnie HuangとXobsによるハードウェアとソフトウェアのチームは、クラウドファンドプラットフォーム、Crowd Supplyで、かなりの部分がハック可能でポータブルなNovenaコンピューターを寄付者に提供する。MAKEに掲載されたbunnieの記事(日本語記事)の反響は大きかった。彼らはこう話している。

心臓の弱い人向けではありません。

Electronics

2014.03.07

Eben Uptonに聞くRaspberry Piに関する10の質問

Raspberry Piの2歳の誕生日を祝って、私はRaspberry Pi財団創設者で元理事のEben Uptonにインタビューを行った。
—Stett Holbrook(MAKEシニアエディター)

この2年間で、Raspberry Piの教育活動にどんな変化がありましたか? また、どれだけ成功していますか?

じつに面白い質問だね。どれだけ成功したかと2年前に聞かれていたら、出荷台数を答えていたでしょう。製品の商業的な成功について語っていたと思います。

Science

2014.02.07

Plotlyでデータストリーミング

Arduinoから無線でPlotlyグラフにストリーミングデータを送る

Plotlyは、クラウドにデータをストリーム配信するための無料プラットフォームだ。データのグラフ化や分析もできる。ほかのMakerをみつけて、そのデータストリームにコメントを付けたりもできる。自分のデータの所有権は自分にあるので、データのダウンロード、共有、削除が自由にできる。Plotlyのアイデアの多く(とほとんどのコード)は、カリフォルニア州セバストポルのMAKE本社からほんの数マイルのコテージで生まれた。

Electronics

2014.01.31

オープンソースのノートパソコンを作る

Project Novena — オープンソースのノートパソコン

1年半前、ボクはノートパソコンを自作するという、無謀とも言えるプロジェクトに取りかかった。ボクと言っても、実際はボクたちだ。Sean “xobs” Crossとボク、bunnieの2人だ。ノートパソコンの自作なんて、ホンダシビックに1000馬力のエンジンを組み込むようなもので、実用性がないからといって、こうしたプロジェクトを止めることはできない。我々のも同じだ。

ノートパソコン自作の第一の目標は、毎日つ使えるものだ。

Electronics

2014.01.17

MAKE編集者が選ぶCES 2014ハイライト

MAKEのスタッフはラスベガスに飛び、世界最大の家電見本市、CES 2014の取材にあたった。我々は、Makerに関係のありそうな話題や、「個人が物を作ることが主流になるか?」という問題に答えてくれそうなものを見てまわった。会場では、テレビやタブレットやカメラや電話など、定番の展示なども目に入ったが、ロボット、3Dプリンター、3Dカメラ、ドローン、さらになんと、ハードウェア開発ボードなどもあった。

CES取材を締めくくるにあたって、我々がCES 2014でいちばん気に入ったものを紹介していこうと思う。

Electronics

2013.12.25

Googleはロボットで何をしたいのか?

Boston DynamicsのBigDogがリモコンで歩いている様子。

Googleはロボット企業を買おうとしているのか?
Googleは今年、いくつかのロボット開発企業を密かに買収していた。最近では、BigDogなどの運動性能の高いロボットで有名になったBoston Dynamicsがある。

インターネットでは、Big G(Google)のロボティクスプログラム開発のトップ、Andy Rubinの計画がしきりに噂されている。RubinはGoogleのAndroid部門のトップだった人物だ。

Electronics

2013.12.11

Cortado登場 – ケーブルがいらないArduino

Cortadoボードは箱入りで販売される。

Cortadoボードと25セント玉。

Punch Through DesignのCortadoは、Bluetooth LE内蔵の新しいArduino互換ボードだ。

Punch Throughは、一般消費者向けのiPhoneアクセサリーと、開発者用のiOSライブラリで知られるメーカーで、Maker向けの開発用ボードではあまり知られていない。しかし、Bluetooth LEを使った開発を行っている人には、iOSとOS XのLight Blueアプリはお馴染みかもしれない。