Electronics

2010.10.15

Bug Labsとベライゾンがオープンソースハードウェアの3G機器を発表 – 合法です(アメリカで)

私が記憶する限り、3Gネットワークに認定されたオープンソースハードウェアはこれが初めてじゃないだろうか。オープンソースハードウェアにはいろいろと記念碑的なものがあったけど、これからもたくさん出てくるんだろうね。 – これもそのひとつだ。
アメリカでもっとも信頼されているネットワークに最初から完全準拠。BUGsの3Gモデムは、すべてベライゾン・ワイヤレス社の認証済みです。また、BUGsはFCCおよびCEの認証も受けています。つまり、今すぐ、作って使えるというわけです。テストを行う必要はありません。

Electronics

2010.10.04

ハードウェアサミット会場で呟かれた名言の数々

MakeのDale Doughertyは、Productizing: Scaling/ Manufacturing/Moving beyond DIY(製品化:DIY を越えた規模、製造、運搬)ディスカッションの司会を務めた。
ここに、オープンハードウェアサミットの会場から呟かれた名言を紹介しよう。
@wseltzer:Bruce Perens(OSI 創設者):私は病んだ会社のカウンセラーだが、その病とは知的所有権だ。
@Federico_II:Perens:もう孤立することはない。

Electronics

2010.10.01

ARMが注目された1週間

今週、ニューヨークタイムズに二度もARMの記事が掲載された(どちらも著者は同じAshlee Vance)。
ARM Chips May Spread Into Everyday Items (ARM のチップが日用品に浸透)…今日販売されているほとんどすべての携帯電話に使われる低電力のチップを開発しているARMは、次の大きな技術革新が起きたときには、主導的な地位を獲得することになるだろう。この技術革新は、”Internet of Things”(モノのインターネット)と呼ばれ、あらゆる種類の日用品に小さなチップが埋め込まれ、情報処理やウェブとの通信が可能になるというものだ。

Electronics

2010.09.30

オープンソースハードウェア(OSHW)定義草案バージョン 0.4

オープンソースハードウェア(OSHW) 定義草案 バージョン 0.4ができました!。前バージョンを見たことのある人なら、ずいぶん進歩していることがわかると思う。かなりしっかりしてきたよ。
訳者から:草案は訳してません。ごめんね。大きな変更点は次のとおり。前書きの一部。1.Documentation(資料)の一部(説明が少し具体的になった)。このあとに、2.Scope(範囲)という項目が追加されて、オープンソースハードウェアに添付される資料の範囲を解説している。

Electronics

2010.09.30

オープンソースハードウェアサミット基調演説 – Limor "Ladyada" Fried

Limor “Ladyada” Fried によるオープンソースハードウェアサミットの基調演説だ。(ビデオ m4v)
今(9/23)、ニューヨークのクイーンズにあるWorld Fair Groundsで開かれているOpen Hardware Summitの会場にいる(いい感じでWorld Maker Faireと連携できた)。今朝のLimorのオープニングトークを聞いたDaleは、その様子を携帯電話から彼のブログに書いてくれた。彼はLimorの話からオープンソース精神を非常にうまくまとめている。

Electronics

2010.09.07

「モノのインターネット」ビデオのトップ10リスト

ReadWriteWebのDeane Rimermanは、YouTubeで公開されている作品のなかで、モノをインターネットでつなぐ仕組み(主にインターネットに接続されたセンサーはマイクロコントローラの話)を紹介したビデオの人気度によるトップ10リストをまとめた。我らがBre PettisとJoe Grand主演で、2007年にMake Onlineが公開した「Introduction of Arduino」は、堂々第2位に輝いた。

これもモノのネットワークのコンセプトを上手に説明したいい作品だ(リストでは3位)。

Electronics

2010.07.30

オープンソースハードウェア(OSHW)定義案バージョン0.3とサミット

この5年強の間に、オープンソースハードウェアという言葉は、開発者自身が、ソース、回路図、ファームウェア、ソフトウェア、素材一覧、パーツリスト、設計図、基板設計ファイルなどのあらゆる開発情報を公開すると決めたプロジェクトに対する総称として、どんどん一般化してきた。商用を含めて、誰でも自由に作ることができる。Linuxなどのオープンソースソフトウェアに似ているが、これはそのハードウェア版だ。
オープンソースハードウェアには、これまでも、現在も、将来的にもさまざまに定義されるものであろうが、主導的なMakerやいろいろな考えを持つ人たちが集まってその問題について語り合うことができた。

Fabrication

2010.07.02

MakerBeamが仕様の発表を開始

オープンソースの組み立てフレーム、MakerBeamが、Kickstarterで132人から18,000ドルの出資を得て、最初の設計図を発表した。上の図はPDFまたはScribdで入手できる。これは、MakerBeamのもっとも重要な部分となるMini-Tビームの接合部分だ。このPDFの図形を押し出せば、理論的にはMini-Tビームが作れる。今後、MakerBeamがどのように仕様を公開していくかが楽しみだ。

Electronics

2010.06.29

オープンソースのホームDNAコピー機

Tito JankowskiとJosh PerfettoはMaker FaireでOpenPCRのプロトタイプを披露していた。PCRとは、ポリメラーゼ連鎖反応のこと。DNAの複製に応用される。ごく少量のDNA(細胞1個でもいい)の特定の範囲を指数関数的に増やして、最初の分子の最大で2の30乗個のコピーを作る。そうしてできたものを使えば「自分の遺伝子を調べたり、DNAコードをハックしたり、バイオ燃料を作ったり、庭に生えている木が本当にトラフラの木かどうかを確かめる」といったことが可能になるとTitoとJoshは話してくれた。

Fabrication

2010.06.16

インタビュー:オープンソースのレーザーカッター、LasersaurのAddie Wagenknecht

Lasersaur(訳者から:Lasersaurは「レイザーソアー」と読みます)は、NORTD LabsがKickstarterで資金を集めて開発を進めているオープンソースのレーザーカッター。締め切りまでにまだ20日間ほどあるが、すでに約200人から15,000ドルを超える資金が集まっている。1万ドルの目標を超えたので、確実に事業が進むわけだ。先日、NORTDの創設者のひとり、Addie Wagenknechtに会って話を聞くことができた。
John Baichtal(以下、JB):まず、あなたたちについて話してください。