Fabrication

2009.12.17

みんな製造業者になれる

Chris Anderson(DIY drones代表、Wired編集長、Make英語版 vol.19に執筆)は、”Atoms are the New Bits”(原子が次なるビットになる)の方向で動いている。- 彼の話をまとめてみた。なかなか面白い。ウェブ革命は世界を変えた。Andersonはこう語る。「今、新しい製造の時代に入りつつある。アナログであることと製造の世界についてずっと考えてきた」
製造業は、ウェブで試された数々の技術を取り込もうとしてる。
製造用のツールはどんどん民主化されている。

Electronics

2009.12.16

多色版プリント基板の試み

電子部品製造業者にとってはぜんぜん優先度の高い問題じゃないけど、基板を裸のまま使うことが多いハッカーやMakerや実験好きの我々にとって、プリント基板の美観って、結構大きいよね。Seeed Studioは、カラフルハンダマスク版Rainbowduinoで、そこのところをちょっとだけ推し進めてくれた。どうなるか、誰にも予測がつかなかった。まずは色を並べる方式でスタートしてみた。Rainbowduinoには、関連するピンの周囲をRGBの3色に塗り分けるように色を並べた。その結果は、予想を超えていた。

Electronics

2009.12.11

Peggy 2LE — チビペギー

Evil Mad Scientist LaboratoriesはPeggy 2LEを発表した。Peggy 2LE(小型版)は、大人気のオープンソースLEDマトリクス表示板、Peggy 2 LEDペグボードの小型バージョンです。Peggy 2は大型で、10ミリLEDを 25×25個並べられるように設計されています。Peggy 2LEは、ほとんど同じ構造ですが、5ミリLEDがピッタリ合うように小さくなっています。
新しいPeggy 2LEとは?
Peggy 2LEは、大型のPeggy 2と基本的には同じ機能を備えています。

Electronics

2009.12.08

CrunchPadの最期 – ハードウェアはハードだね

ポピュラーメカニクス誌の今年のもっとも輝かしい10製品にも選ばれたCrunchPad。しかし、それが発売されることはなかった。TechCrunchのMikeの記事より。この製品は、強欲と嫉妬とコミュニケーション不足によって破壊されてしまった。私は激高し、当惑し、そして何より、悲しい。この話には、もっと裏があるような気がしてならない。ハードウェアを作っているLadyadaの考えを聞いてみよう。ちょっと違うように思うかもしれないけど、この製品がポシャった大きな原因に、価格の問題があると思う。

Electronics

2009.12.04

オープンソースハードウェアとWeb

Limor Friedとボクは、Web 2.0 Expo New York 2009で、今日、講演をしてきた。……その内容とスライドをお見せしよう!オープンソースハードウェアという言葉は、数多くの新しいプロジェクトや試みの中に浸透しつつある。でも、それって何だろう? 定義はいくつかあるが、そのなかのいくつかは、オープンソースソフトウェアにならったものだ。つまり、あるライセンスまたはパブリックドメインのような取り決めのもとで、ソフトウェアのソースコードが公開され、ユーザーはそれを調べたり変更したり改良したりできる。

Electronics

2009.12.03

DIYLILCNC – オープンソースハードウェアのCNCミル

Chris ReillyとTaylor Hokansonの2人のアーティストが作ったDIYLILCNC は、かなりいいようだ。オープンソース・ハードウェアのCNCミルを開発したのは彼らが最初ではないが、仕上がりがきれいだ。彼らによれば、ステッパーモーターや電子制御装置を含めて700ドルほどで作れるそうだ。作ってみたい? 彼らのサイトに、部品と作り方のCADデータがクリエイティブ・コモンズのライセンスで公開されている。

Electronics

2009.12.02

オープンソースのSwarmbot

今、私がハマっているサイトはTravis Deyleのロボット関連ニュースのポータル、Hizookだ。そこから、シュタウトガルド大学とカルルスルーエ大学によるオープンソースのSwarmbotプロジェクトに関する彼の記事の一部を紹介しよう。私は、いわゆるマイクロロボットの大ファンだ。これはセンチメートル単位の大きさのロボット、言うなればμ M3だ。これまでも、EPFLの驚くべきAliceマイクロロボットの群れなど、マイクロロボットの記事はたくさん書いてきた。

Fabrication

2009.11.09

Constraptor – 製造のためのオープンソースハードウェア

Contraptorはオープンソースのパーソナルファブリケーションのためのコンストラクションセットです。個人的な実験、デスクトップマニュファクチャリング、プロトタイピング、さらにはハードウェアハックなどに使えます。これを使えば、いろいろなロボットを作ることができるので、XYプロッターやミニCNCや3Dプリンターなどの試作プラットフォームとしても使えます。時間はかかりますが、構造部分と基本のリニア稼働部分を合わせたサブセットは自分で作ることができます。部品、素材、送料、税金を合わせてコストは約300ドル程度です。

Fabrication

2009.10.23

FreeCAD – オープンソースの3D CAD/CAEソフト

CADや3Dプリンターは使ったことがないけど、このソフトなら、使ってみようと思う。これは、OpenCasCadeとQTとPythonをベースにしたオープンソースのCAD/CAEソフトだ。マクロレコーディング機能や、サーバーとして起動して動的に拡張プログラムを読み込むといった機能を備えている。Windows、Linux、Macに対応。いろいろあるなかで、いちばんクールな機能は、オブジェクトがPythonで100%スクリプト可能というものだろう。

Electronics

2009.10.15

Larson Scannerキット

サイロンかぼちゃランタンを作ったEvil Mad Scientist Laboratoriesが、新しいLarson Scannerキットを発売した!本日、”Larson Scanner”(ラーソンスキャナ-)の改良版となる新しいオープンソースプロジェクトとキットを発売します。ラーソンスキャナーとは、オリジナル版『宇宙空母ギャラクティカ』と『ナイトライダー』のプロデューサー、グレン・A・ラーソンを讃えてその名を冠した、一列の赤色LEDが連続して点滅(スキャン)する回路のことです。