Electronics

2010.04.30

レゴの完成品が見られる拡張現実キオスク

レゴは、metaioと共同で、世界中のレゴ販売店に拡張現実キオスクを設置して、パーツを組み上げて完成した姿を3D映像で見られるようにする。レゴの拡張現実キオスクの話を初めて聞いたのは1月だった。欲しいと思っているレゴの完成図を、買う前に子供も親も見られるという画期的なアイデアだと思った。
技術企業のMetaioと共同で、拡張現実システム、Lego Digital Box(LDB)が開発された。LDBでは、レゴのパッケージを店内に置かれた画面の前にかざすだけで、そのパッケージの上に完成品の映像が現れる。

Science

2010.04.28

ノートパソコンの加速度計で地震監視ネットワーク

ちょっとSETI@homeみたいだけど、これは計算を分散させるのではなく、データを集めるためのものだ。NPR.orgより。
アップルやLenovoなどの最新のノートパソコンには、加速度計が搭載されているものがある。これは、コンピューターの落下を検知するためのモーションセンサーで、コンピューターを落とした瞬間に、ハードディスクの電源を切ってデータを保護するというもの。「加速度計の中に低価格なセンサーが使われていることを知った私は、こうしたパソコンをネットワークでつなげば理想的な地震モニターになると考えました」と語るのは、カリフォルニア大学リバーサイド校地球科学科の助教授、Elizabeth Cochran。

Kids

2010.04.28

レゴにこんなブロックがあったら……

伝説のレゴデザイナー、nnennが木曜日に亡くなったという記事(英語)を書いて以来、ボクは暇な時間をみつけては彼のFlickrストリームを片っ端から見ている。

ボクはいくつか面白い発見をしたのだけど、そのなかにBrick Wishlist Flickr poolのリンクをみつけた。これは、レゴ愛好家たちが欲しいと思っているが実際には存在しないブロックのスケッチや設計図やレンダリング画像を集めたものだ。

Electronics

2010.04.27

狭小空間防衛ゲーム、Laser Command

Eiji Hayashiさんが作ったゲームマシン「Laser Command」はとてもシンプル。わずか8×8ピクセルの空間にレーザポインタを向けて遊びます。どんなゲームなのかは動画を見ていただくのが早いでしょう(Missile Commandが好きな人なら、グッとくるはず)。ハードウエアはArduinoとマトリクスLEDだけで構成されていて、他にセンサ類はありません。LED自体がレーザを検知するセンサなんですね。単純明快なシステム。回路図とスケッチはCC BY-NCで公開されています。

Electronics

2010.04.27

FritzingがPropeller、Wiring、Basic Stampなどに対応

Fritzing は「プロトタイプのドキュメント化、公開、電子工学教育、商業生産用プリント基板の設計ができる」オープンソースのツールキットだ。さらに多くのマイクロコントローラーへ対応を拡大した。… Fritzingエコシステムが、さらに多くのマイクロコントローラーに対応できるようになりました。明日発表予定の最新版は、これだけのそうそうたる選択肢を有します。Arduinoだけでなく、その派生版であるMegaとNanoにも対応します。

Electronics

2010.04.26

プログラマブルなLEDディスプレイラベル付きウォッカ

ボクが去年ここに書いた光る酒のラベル(英語)と違って、これは自分でメッセージが書ける。もちろん、みなさんの地域の法律と年齢によるんだけど、酒屋でこのLEDスクロールディスプレイ付きの Medea vodkaを買ってくるだけだ。メモリーには255キャラクターまでのメッセージを6つ保存できる。これなら子供も酒の棚に興味津々だ。アルコール依存症を克服した人へのプレゼントにもいいね。ここに断酒宣言の文章が表示されるようにして。

Electronics

2010.04.23

1950年製で今でも使える世界初(たぶん)の太陽電池

現代の太陽電池の発明者とされているRussell Ohl (Wikipedia)が 1946 年に取得した特許「光に反応する電気装置」を見て、英国サリー州の無名の教師が、実際に作動する装置を作った。これが近年、彼の家族によって発見され、今でも完全に作動することが確認された。直射日光のもとで1.5ボルトを発電する。The Daily Mailの記事より。現代のソーラーパネルは、Russell Ohlが結合半導体による太陽電池のアイデアで特許を取得したときに誕生した。

Electronics

2010.04.23

野球の身体力学分析用データロギングシャツ

ノースイースタン大学の4年生、Marcus Moche、Alexandra Morgan、David Schmidtによるプロジェクトだ。メジャーリーグの投手の肘の故障による損害は、毎シーズン、数千万ドルにものぼる。これは、怪我のために試合に出られない投手に支払われる給料だ。
「投球メカニズムの質を測るための専用の装置というものは、今のところありません。そこで私たちは、ブルペンやオープン戦などで着て投げられる計量なシャツを考案しました」と語るのはMoche。