Science

2010.02.19

2万メートル上がったNoisebridgeの気球

サンフランシスコのハッカースペース、Noisebridgeは、大気圏上層部まで気球をあげて、たくさんの美しい写真を撮影した。ぐるぐる回るビデオもあるよ。1週間前、宇宙のそばまで気球を上げるという宣言した時点では、私たちは材料すら買っていませんでした。まして何も作っていなかったので、狂気とまでは言えないまでも、無謀なことでした。しかし、その結果は驚くべきものでした。
設計は簡単なものでした。

Electronics

2010.02.18

海賊と戦う放水ロボット

ロシアの企業が、消火用と海賊撃退用の両方に使える自動照準式の放水ロボットを販売している。BotJunkieのEvan Ackermanが解説している。ロボット放水器(船の片側に6門ずつ配置される)は、中央コンピューターで制御され、船に近づく海賊をテレビカメラでキャッチして放水する。ロボットは、1秒間に40リットルの水を放出できる。射程距離は70メートル。これで海賊を水で撃退でき、小さなボートなら沈めることもできる。この防衛技術は、すでに海賊撃退に使われているものだが、本来なら人がホースを使って行う作業をロボットが肩代わりすることで、乗員の安全が保たれる。

Electronics

2010.02.18

歴史に残る25のチップ

IEEE Spectrumの25 Microchips That Shook the World(世界を動かした25のマイクロチップ)に、555タイマーや741オペアンプなどのお馴染みのチップを含む、もっとも衝撃的だったICのリストが掲載されている。関連情報へのリンクも多い。いい記事だ。

Electronics

2010.02.17

Javaアプレットの回路シミュレーター

回路の信号の流れを視角化するのは、けっこう難しい。回路シミュレーターを使えば、回路がどのように機能しているかを知ることができるけど、そうした製品は一般に効果で、高度な電子技術の知識がないと使えない。しかし、単純な回路の動きを見たいというなら、このJavaベースのCircuit Simulatorがある。パーツや基本回路のライブラリーが充実していて、それらを使ったり、改造したりして、電子回路の動きがわかるようになっている。LTSpiceやQucsといった本格的なシミュレーターのように機能満載とはいかないが、無料だし、ウェブブラウザーで走るし、とにかく楽しく遊べるのがいい。

Electronics

2010.02.16

レゴで作ったピンボールマシン

レゴでピンボールマシンを作る試み。Mindstormの部品や輪ゴムを組み合わせています。これは作るプロセスがとても楽しそう。現在はレゴではなく、木工+電子工作でより本格的なものを開発中とのこと – Time Tripperブログ。ピンボール以外の作品も興味深いものばかりで、つい読みふけってしまうブログなのです。

Electronics

2010.02.16

Tinker ItのTinkerKitがジョージア州サバンナでお披露目

interaction10がジョージア州サバンナで開かれた。この日の最初のワークショップのなかに、Arduinoプロジェクトの共同創設者、Massimo BanziのTangible Interface Prototypingがあった(上の写真の左側がMassimo、右が同じくArduino開発チームのTom Igoe)。このワークショップは、間もなく発売される TinkerKitを使ったもの。これは、電子プロトタイピングプラットフォームArduinoで使える、プラグ式のセンサーモジュールだ。

Electronics

2010.02.15

Concurrencyを使ってArduinoで簡単にマルチスレッド

マイクロコントローラーのプログラミングは楽しいけど、一度に複数の仕事をさせようとすると難しいよね。そこで便利なのが、オープンソースのプログラミング言語、Concurrencyだ。これは、マルチスレッド処理の開発環境を提供する言語だ。つまり、互いに干渉しない形で複数の処理を同時にさせるプログラムを記述できるということ。もちろん、普通のArduinoで一生懸命コーディングすれば同じことはできる。また割り込みを使うという手もある。でも、これみたいにスレッド処理を目的とした言語を使えば、すぐにでもスレッド処理の世界に入れるようになる。